サザンオールスターズ 特別ライブ2020 振り返り 後半

ライブレポ後半戦。
しかし!まさかの多忙により見逃しが見れず…記憶を頼りに後半のレポを行います。
1ヶ月前であり、もし実際のライブと違うところがございましたらご容赦ください…


充実の前半を終えて、いざ後半戦!

前半の11曲が終わり、ここでメンバー紹介。
いつもであれば一人ずつ小ネタをはさみながらゆっくり紹介しますが、今回はソロつなぎ!
いいですね。サザンでこれを行うのは珍しい。観客もいないのでリアクションが無く、MCがやりにくかったんだと思いますが、新鮮なメンバー紹介でした。
最近のMCはすべり芸も多いので…

タンゴ調の新曲、「俺のへそピアス」をはさみながら、意外な選曲「天井桟敷の怪人」!
葡萄ツアーを終えてからも披露されるとは意外でした!

続いて「愛と欲望の日々」。RIJでやる予定が外れましたが、名誉挽回のチョイスとなりました。
それ行けニッポンの皆様という歌詞も、このご時世にぴったりでいいですね。
ただダンスが原曲と違っていたのだけが少し残念!

そして流れるドラムロール。この始まり方は…「Bye Bye My Love」!
いやーいいですね。原曲も好きですが、ライブバージョンもたまりません。
おーおーおーいいことだよね ユーアーザワーンナ!
間奏のヘイ!ヘイ!もしっかり家から届けました。
アウトロのアレンジは13年灼熱に近いですね。ここからメドレーか…?と思ったら終わったのを思い出します。

そして「真夏の果実」。この流れも13年と同じでした。
サザンリクエストランキング1位に輝いたこの曲は、やっぱり原坊のハモリが最高ですね。
先日週刊文春のコラムで稲村ジェーンに触れていて、決して黒歴史ではないみたいですね。

クライマックスへ向けて!

さあ客席に灯火がつき、桑田さんの独唱が聞こえます。
「東京VICTORY」。前回のツアーでは1曲目に演奏されて、しょっぱなからボルテージを最高潮にしました。
オリンピックを意識した曲ですが、1年延期、中止も辞さない現状となってしまいました。
「時が止まったままの あの日のmy home town」のところで新国立競技場がモノクロに写されたところはぐっと来てしまいました。

興奮冷めやらぬ中続くは「匂艶THE NIGHT CLUB」。
サザン得意のラテン系歌謡曲です。
お客さんがその場にいなくても、毛ガニさんの巨大ハンドクラップは健在!
まさに夜の街の盛り上がりを見せつけました。

あそして突如流れる笑い声とイントロ。
これは「エロティカセブン」!

前回のように、前川清風に歌わず、比較的原曲に近い歌い方でした。
しかい「風の中身は風任せ」とさっそく歌詞のミス!以前のライブで原さんに激怒されたときを思い出しました…。

そしておなじみのベース。でました、「マンピーのG★SPOT」!
今回のヅラはなんとアマビエ様が降臨!悪霊退散、疫病退散と言いながら塩を投げる、
このご時世のマンでした。
ダンサーもマスクをしながらいつものセクで、このころにはもう無観客であることも忘れていました!

盛り上がりが最高潮になったところで、桑田さんから「42年前のデビュー曲をやらせていただきます」!
「当って砕けろ」…ではなく、本篇ラストは「勝手にシンドバッド」!
無観客かと思いきや客席にはダンサーさんやスタッフさんが!しっかりとソーシャルディスタンスをとりながらも、いつもと変わらない熱狂ぶりをみせていただきました!

アンコールを挟み再登場!

1曲目は「太陽は罪な奴」!今年の夏は例年のようには過ごせませんが、それでも変わらぬ夏の訪れを感じさせてくれる曲です。
間奏の最高難易度のギターソロをミスったまこっちゃんがかわいかったです(笑)

2曲目は発売以来皆勤賞!「ロックンロールスーパーマン」!
この曲をやらなかったライブは本当にないですね。ふざけるなツアーではファンからの意見にあったのか、途中から「勝手にシンドバッド」と交代しました。
確かに何度も聞いていますが、特に日本の元気がない今、この曲の持つパワーはすごいです。
落ち込んだ時ほど勇気づけてくれる、サザンにとっても僕らにとっても大切な1曲であることを実感しました。
ライブに終わりが近づいてきました。
通常のライブだとアンコールはあと2曲?と考えていたら桑田さんから「最後の曲になります」と悲しい宣言が!
「あの日から 何度目の夏が来ただろう」
最後の曲は「みんなのうた」。
この曲も何度聞いても盛り上がってしまいます。
そして「いつの日か この場所で 会えるなら やり直そう」。
この聖地横浜アリーナで集まれる日がいつになるのか、全く予想はつきません。
しかし必ずやここに集うという意思が、この曲には込められていました。

あとがき

無観客ライブということを忘れさせてくれる、サザンの持つ壮大なパワーを食らいました。
でも、どれだけ変わらない姿を見せても、やっぱりお客さんはいません
「みんながいないと寂しいですー!」
そう桑田さんが言ってくれたことに、寂しさと安心感を抱きました。
無観客ライブは最高だったけど、これが本当の望んだ姿じゃない。いつの日かみんなで集まれるように、できることからちょっとずつ始めていきます。

ライブから1カ月も経ってしまい、一部記憶違いがあるかもしれません、大変申し訳ございません。

サザンオールスターズ!あなたたちはいつまでも真夏の恋人です!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?