🇫🇮留学準備 pt.2 | 在留許可の申請

わか

2023年3月11日 20:02

今日は、フィンランドへ長期留学する場合に
必要な「在留許可」申請の流れをまとめます。

申請方法はすでに色んなサイトで説明されているので、
ここには自分の経験を書こうと思います。
かかった時間や費用など、
これから準備される方の参考になれば嬉しいです☺︎

はじめに

通常、合格発表を受け取ってすぐに申請することが
勧められています。(6-8月頃)

申請自体は割とスムーズですが、
書類の用意に時間がかかるため、
早めに準備するのがおすすめです。

私の場合、大学一年目がオンライン授業で
すぐに申請する必要が無かったため、
11月と少し遅い時期に申請しました。

また、在留許可の準備に関しては、
スーイさんのサイトにとてもお世話になりました。

申請方法から注意点まで細かくまとめてくださっています。
準備中は本当に助けられました。ぜひ…!

全体の流れ

10月：書類を準備
11月14日：EnterFinlandで申請フォーム送信
（この時期は大学の課題が忙しかったため、
面接は少し先の12/15に予約）
12月15日：在日フィンランド大使館（東京）で面接
　　　　　数時間後、在留許可が下りたメールが届く
12月28日：在留許可カードが自宅に届く

12/15の午前中に面接が終わり、その日の午後に在留許可が下りたというメールが来たときはびっくりしました。11月中に面接も終えていれば、もっと早く申請が終わってたかもしれません。（あくまでも一例で、申請時期や個人によってかかる時間は異なるようです）

EnterFinlandで申請フォームを入力

まずは、下記のサイトで概要をチェックします。

１．「Studies」を選択し、下までスクロール

書類がまだ揃ってなくても、
まずは「Create a user account」で
アカウントを作成

２．一番下に表示される「Fill in the application」から、申請フォームを開く

一度ログインすれば、フォームは後から編集可能。
埋めれる箇所から埋めていくとスムーズ

空欄があっても「NEXT PAGE」は選択可能。
「NEXT」で次に進むと、必要な箇所をチェックできる

３．項目を埋め、必要書類を添付して送信

⚠ ５に行く前に、必ず１～４を先に埋めましょう！
申請料金まで払ってしまうと、後に戻れなくなるようです。

必要な書類一覧

書類を集めるのが
この申請で一番厄介です。

移民局のサイトに従って、
下記の6種類を添付しました。

私の場合（初回申請・学位取得型-bachelor）：
- Passport パスポート
- Acceptance Letter 大学の入学許可証
- Bank statement 銀行の残高証明書
- Origin of funds 収入源証明書（親の源泉徴収票）
- Certificate of health insurance 海外保険の加入証明証
- Documentation of paid tuition fee 学費納付を示すレシート

申請時：全てPDFで添付
大使館での面接時：原本/コピーを持参

下記で詳しく説明します。

1．Passport パスポート

事前に、10年用のものに更新しました。

２．Acceptance Letter 大学の入学許可証

大学からPDFで届いた
Letter of Acceptance を添付しました。
（大使館にはコピーを提出）

３．Bank statement 銀行の残高証明書

私は三菱UFJ銀行で発行しました。

事前にネットで必要な書類を用意して、
近所のUFJ銀行で、
「英語の残高証明書を発行してください」と伝えると、
「住所の記載と€表記は必要ですか」と聞かれました。

住所も€表記も指定は無いようですが、
念のためどちらも記載してもらいました。
手数料で550円を支払いました。
（両方記載なしの場合は無料）

現在はアプリでの手続きが出来るため、窓口に行く必要は無いそうです。

４．Origin of funds 収入源証明書

残高証明書のお金がどこから来たのかを証明します。

私は、父親の収入からのため、
源泉徴収票(日本語)の翻訳を翻訳会社に依頼し、
PDFにして提出しました。

翻訳会社はいくつかあるようですが、
私はスーイさんのサイトにも記載されている
トランスゲートさんに依頼しました。
価格も安く、すぐに発行していただきました！

５．Certificate of health insurance 海外保険の加入証明書

海外保険もいくつかありますが、
フィンランド移民局が記載しているリストの中から、
International Student Insuranceさんの保険に加入しました。

フィンランド移民局ページ：https://migri.fi/en/insurance
在留許可付与の要件を満たす保険会社の一覧

International Student Insurance
項目を入力して、自分に合ったプランが探せます

保険会社のサイトで申請を終えると、
メールで書類が届きました。

そこに、加入した保険の概要が記載された
ビザ提出用のページがあったため、
それをそのままPDFで添付しました。

６．Documentation of paid tuition fee 学費納付を示すレシート

学費を納付後、大学から送られてきた証明書(PDF) を
そのまま添付しました。
（大使館にはコピーを持参）

かかった費用

申請料金（郵送費込み）：51,300円
＋パスポート更新：16,000円
＋残高証明書発行：550円
＋源泉徴収票の翻訳料・証明書発行：5,970円

合計：73,820円
（あくまで私の場合です）

フィンランド大使館での面接

EnterFInlandで申請フォームを送信後、
すぐに在日フィンランド大使館HPから、
面接の予約メールを自分で送ります。

日時が決まったら、
添付した書類のコピーを全て用意して、
当日持参します。

在日フィンランド大使館は東京にしかありません。
ネットで係りの方の対応が冷たかったなどのコメントを見て不安でしたが、担当して頂いた方がとても親切な方で、フィンランドの気候や都市のことも少し教えていただきました。大使館を出た瞬間すごく安心したのを覚えています（笑）