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【最上位を目指せ】「自由英作文」を極める ㊙勉強法(上級編)

・早稲田政治経済学部 
・早稲田国際教養学部
・早稲田大学法学部
・慶應大学経済学部

これらの学部の一般入試英語では、自由英作文が出題されます。

さて、ここ2,3年、早慶合格のハードルは毎年高くなっています。
もちろん、逆転合格や、”ギリギリでの合格”をしていく人もいます。

しかし、これらの学部は早慶のなかでも上位学部であり、合格が難しい傾向にあります。周りの受験生も、早慶の受験生のなかでは上位であるということです。

そんな中で、合格をより確実なものにしたい受験生のため、今回は、「英作文を極める」勉強法をお伝えします。

それは、、、

『自作問題を解く』という方法です!

以下、目次通りにステップを踏んで説明していきますね!

※かなりハイレベルな内容となっております。基礎が固まっていない方、英作文で足を引っ張らなければOKという人は、他の勉強を優先しましょう!

4学部の自由英作文の法則

まず、4学部の過去問分析をすると、共通点が見えてきます。

それは、”時事的なテーマに解答する”自由英作文である点です。そしてこのジャンルの英作文の特徴は、「よくある」問題が多いところにあります。

早稲田政経では、「選挙年齢の引き下げ」「宇宙開発の是非」
早稲田国際教養では、「ベーシックインカムの是非」「公共の場に監視カメラを置くべきか」
早稲田法学部では、「暴力的なスポーツをオリンピック種目にすることの是非」
慶應経済学部では、「日本国内のカジノの是非」「日本で同性婚は合法化されるべきか」

皆さんも、一度は聞いたことのあるテーマばかりですね。
このことが、対策をするうえで大きなヒントになります。

※早慶で自由英作文が出題される4学部では、少しずつ傾向の異なる自由英作文が出題されます。ただ、今回は、4学部に共通する問題である、”時事的なテーマに解答する問題”を対象に、必勝勉強法をお伝えします!


次のステップは過去問演習ではない!?

大まかに傾向が把握できたら、次は何をやるのか?
普通なら過去問演習ですよね。
もちろん、過去問演習は重要なことですし、他教科では必ず踏まなければいけないステップになります。

ただ、こと自由英作文になると、少し違います。
すでに過去問分析をしていることから、傾向はわかっています。しかし、二度と同じテーマがでることはないのです。

そこで私は、”時事的なテーマに解答する”自由英作文の特徴を踏まえたうえで、それに沿った”予想問題”を自分で作成し、解くことをおすすめします。

わざわざ自分で問題を考える理由は、以下2点です。

①全く同じ問題が本番で出たとき合格の可能性が大きく上がるからです。

②もし本番で同じ問題が出なくても、他の受験生よりも多くの問題に触れているという自信、そしてもしかしたら入試本番で自分がすでに一度書いたことがある問題が出るかもしれないという前向きな気持ちで試験に臨めること。そして、各学部の入試において、順番通り解けば一番最後にある英作文に自信があることで、そこまでに余裕を持った時間配分をすることができるという点において有効だと思います。

驚く方が多いかもしれませんが、私が現役時代、実際に実践していたやり方です。(実際、早稲田政経、慶應経済に合格しました。)

※慶應経済の場合は、長文からの引用をしたり、長文から引用した意見に反論したりすることが必要な問題です。問題を自作するよりも、直近10年の過去問を解くことを優先しましょう。ただ、問題演習のやり方は同じですから、この後もご覧ください。

※慶應経済は、二問ある英作文の問題から、一問選択して解く形式です。過去問演習の解きなおしの際、自分が選択しなかった方の選択をすると、一年度につき2問の問題演習ができますよ!


自作問題を解く!

ではここからは、先ほど紹介した予想問題を自分で作成し、それを解く勉強法の手順説明していきます。

まず、過去問分析から、本番で出そうなテーマを5個予想し、問題を作成します。(実際、私は数え切れない程考案しました。5個では満足できないという方は、いくつ考えても構いません。)

例えば、「ヒューマンクローニングの是非」「定年退職の是非」などです。

そして、20分で100wordsを目標に、自分で英作文を書きます。

※実際に、上記4学部で「”時事的なテーマに解答する”自由英作文」が出題される場合の目安文字数

・早稲田政経→100words
・早稲田国際教養→100words強
・早稲田法学部→100words
・慶應経済学部→150~200words

※慶應経済の場合は、長文からの引用を軸に英作文を組み立てるため、実際に自分で考案する文章量は、他の3学部と変わりません。


添削・修正

ここからは、通常の英作文勉強法と同じです。
学校や塾の先生などに添削していただきます。

添削後、自分の答案を改めて見直し、本番で同じ問題が出たら絶対に満点をもらえる答案になるように書き直します。

書き直す際には、

・自分がこういうところで間違いやすいな(冠詞のつけ忘れ、時制等)
・この手のテーマのときは賛成/反対しよう
・自分が書いた具体例よりもこっちのほうがいいな
・こういう文章構成のときには、この接続詞を使えばよいのか!


などに着目して修正を行っていきましょう。

暗記


最後になりますが、この段階が非常に重要になります。

それは、自分で(どんなテーマでも当てはめられる)型を作ることです。

そこで、これまでの手順で出来上がった「自分だけの」答案を、頭に刷り込んでください。

全文暗記するというよりも、型を意識して自分に染み込ませるイメージです。
特に、添削・修正の段階で気がついたこと・直したところは、次に必ず改善できるようにしましょう!

おすすめの英作文記事

まずはご覧ください。必ず、「早慶で自由英作文を使う」受験生のお役に立てると私は確信しています。

終わりに

早慶の自由英作文で、超高得点をとる㊙必勝法の解説は以上になります。
かなり大変と感じるかもしれませんが、私が知る限り、最短の早慶自由英作文勉強法だと思います。

※各学部、細かい傾向があります。必ず過去問演習をしてから、この段階に入りましょう。

自分が予想した問題が当たれば合格可能性はとてつもなく上がりますし、当たらなくても、この勉強過程は必ず生きてきます。
ぜひ、他の勉強に余裕がある方はやってみてください!



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