東京外国語大学スピーキングテスト対策
東京外国語大学では、一般選抜(前期日程)において英語スピーキングテストを実施しています。
まだ始まったばかりの制度なので、情報も少なく心配な受験生の方も多いのではないでしょうか。
私は帰国子女ではなく、スピーキングに自信はありませんでしたが、東京外国語大学に合格することができました。
ここでは、私が実際に行ったスピーキングテスト対策をご紹介します。
使用した教材と学習法
私が使った教材3つをご紹介します。
東京外国語大学ホームページ
スピーキングテスト対策を始める前に、まずはスピーキングテストの概要を把握することが大切です。
外大のホームページで解説されているので、ご覧ください。
私は最初に「BCT-S紙上体験」を行いました。これで問題傾向をつかめると思います。「解答例と解説」の動画も視聴してください。
「サンプル問題(ウェブ版)」はこれから紹介する2つの教材で練習を積んでから取り組むことをおすすめします。(唯一、本番に近いかたちで実施できるものなので。)
TEAP技能別問題集ライティング/スピーキング
私はTEAPを受けていたので、TEAPの問題集を外大のスピーキングテスト対策に活用しました。
一問一答形式のスピーキングテスト対策に有効です。問題傾向も似ています。
自分の解答を録音して後から聞き、文法のミスや発音、流暢さを確認していました。
TEAP利用入試がある大学を併願する場合は両方の対策として使うことができます。
公式TOEIC® Speaking & Writing ワークブック
picture descriptionの練習に使用しました。実際のスピーキングテストでも、写真を見て状況を説明する問題、2つの写真を比較して質問に答える問題があります。
こちらも自分の解答を録音して、ミスや発音、流暢さを確認していました。
ちなみに、外大1年生は全員冬にTOEIC S&Wを受けるので、こちらの本は受験が終わってからも使える優れものです。
1人でできるスピーキング練習
スピーキングテスト対策と聞くと、誰かに自分の英語を聞いてもらう印象を受けるかもしれません。
もちろん、学校の先生などにスピーキングテスト対策をお願いするのもよいと思います。自分の間違いや弱点に気づけるはずです。
外大のスピーキングテストはタブレットに向かって話す形式なので、人と対面でテストを行う緊張感はありません。
私はほぼ1人でスピーキング練習を行っていたので、その方法をご紹介します。
英語でひとりごと
普段から英語で思考していると、英語で自分の考えを述べることに対する抵抗感が和らぐと思います。
思ったことを英語で口にできなかったら、きちんと調べて英語で言えるようにしていました。
英語で物と会話
1人で英語を話していても誰からも返事はありません。そこで、思い切って自分で返事をしていました。
ぬいぐるみなどの物に英語で話しかけて、自分で対象物になりきって英語で応答するだけです。
自然な会話を心がけると、英語を話す際の瞬発力を磨くことができます。
受験した感想
大教室だったので、タブレットが配布されるだけで時間がかかりました。待ち時間は長いですが、リラックスして待ちましょう。
周囲の声がよく聞こえるので、惑わされないように自分の答えを言うことが大切だと思います。
ご紹介した対策が受験生の皆さんのご参考になれば幸いです!
↓スピーキング以外の英語対策はこちらをご参照ください。