【鹿児島レブナイズ】れぶにゃん誕生秘話に迫る! ~フェイスマスクの下に隠された感動ストーリー~
こんにちは!Wiz広報です!
みなさん、鹿児島レブナイズの応援リーダー「れぶにゃん」をご存じですか?ブースターだけでなく選手やスタッフからも愛される大人気キャラクターで、全国にファンがいるとか...!
そこで今回は、れぶにゃんの生みの親、イラストレーター・ぽたろさんに独占インタビューを行いました。れぶにゃん誕生から現在までのストーリーをたっぷり語っていただきました。(インタビュー内の敬称略)
鹿児島レブナイズファン、必見です。
イラストレーター・ぽたろさんの歩み
Q.ぽたろさんがイラストを描き始めたきっかけは?
ぽたろ:父が社会人チームでサッカーをしていた影響からサッカー観戦が好きになり、地元佐賀のプロサッカーチーム・鳥栖フューチャーズ(現:サガン鳥栖)を子どもの頃から応援していました。
就職で鹿児島に移り住んでからもチームの応援を続けていたのですが、何かサポーターとしての気持ちを形に残したいと思い選手のイラストを描くようになりました。
Q.どのようにしてプロのイラストレーターとしてデビューされたのですか?
ぽたろ:応援イラストを描いた後は必ずネットにアップしていたのですが、ある日、サガン鳥栖の番記者をしていたライターさんから、本の挿絵の依頼をいただきました。そのときは嬉しさよりも驚きが大きかったですね。
応援の気持ちをもっとチームに届けたかったので、すぐに「僕でよろしければ」とお返事をさせていただき、そこで初めてプロとして描き始めました。
鹿児島レブナイズとぽたろさんの出会い
Q.鹿児島への移住後、他にどんなイラストを描かれましたか?
ぽたろ:子どもの頃から、スポーツクラブのマスコットキャラクターをデザインするのが夢だったということもあり、2015年に行われた鹿児島市主催の統合型デザインコンペ「かごしまデザインアワード」の課題テーマ「鹿児島のプロサッカーチーム・鹿児島ユナイテッドFCのマスコットキャラクターデザイン」に応募しました。
ありがたいことに最優秀作品(企業賞)をいただき、現在のチームマスコットとして採用していただきました。
Q.鹿児島レブナイズを知ったのはいつ頃ですか?
ぽたろ:レノヴァ鹿児島の頃から観戦に行っていたので、コンペ受賞の前からになります。僕はサッカー観戦だけでなくスポーツ全般が好きで、NBAもよくテレビで見ていたのですが、鹿児島にバスケットボールチームがあることを知って興味が湧きました。観戦したら想像以上に面白くて、B2リーグ西地区参入をきっかけに頻繁に観戦に行くようになりました。
Q.鹿児島レブナイズの魅力は何ですか?
ぽたろ:まず、バスケットボールは試合展開がスピーディで、試合前に選手のアップが見れたり、ハーフタイムにショーがあったりと、終始切れ目なく楽しめるスポーツです。
その上で鹿児島レブナイズは、長身の選手に頼らない各選手の技術力とチームの戦術、チアダンスチーム・レイベスの華やかでキレッキレのダンス、そして会場MCの分かりやすく軽快な解説がゲームを盛り上げてくれ、一体感を感じさせてくれます。
前身・レノヴァ鹿児島から知っていますが、その面白さにどっぷりハマったのは鹿児島レブナイズになってからですね。
「れぶにゃん」はこうして生まれた!
Q.鹿児島レブナイズの人気キャラクター・れぶにゃんはどのようにして生まれたのでしょうか?
ぽたろ:鹿児島レブナイズができた頃、チームマスコットがなく、応援するためのキャラクターがほしいと思いました。試合後の感情をすぐにイラストで投稿するためには、“白い猫”がシンプルで描きやすいなと思い、白猫のキャラクターに命と魂を吹き込みました!
ぽたろ:実は鹿児島市の薩摩藩主島津家の別邸「仙巌園」にある「猫神神社」に猫の神様がいらっしゃるのですが、猫つながりでご縁も感じております。れぶにゃん本人は猫ではないと言っていますけどね...(笑)
Q.黒いフェイスマスクをしている理由は?
ぽたろ:鹿児島レブナイズの試合を観たれぶにゃんが僕に相談してきたからです(笑)。試合後、感激してすっかりレブナイズファンになってしまったようで、チームカラーの黒とは真逆の白い猫だから、黒いマスクをかぶって応援したい!と思ったらしく...(笑)。なので、あのマスクには、鹿児島レブナイズを全力で応援するぞ!という、れぶにゃんの並々ならぬ決意が込められているんです。
僕としても黒マスクを被れば個性も出てかっこいいと思っています!
苦労を重ねた、れぶにゃんストーリー
Q.れぶにゃんが公式応援リーダーになった経緯を教えてください。
ぽたろ:チームが経営難に陥っていた頃、多くのブースターに試合へ来てもらいたいと思い、ネット上でレブナイズのPRポスターを描いて公開したり、選手の皆さんと一緒に募金活動をしたりしていました。募金してくれた人に、れぶにゃんの手作りシールもプレゼントさせてもらいました。
ぽたろ:すると、他チームのブースターさんから「れぶにゃんを活用して募金活動に協力したい!」と声をかけてくださり、集まった募金を寄付していただきました。その時にブースター同士の輪が広がり、同時にれぶにゃんの認知度も上がりました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
ぽたろ:苦節の時を経てチーム存続が決まり、いつも通り観戦に行くと、会場で鹿児島レブナイズから「れぶにゃんをスカウトしたいです!」と言っていただきました。二つ返事で「ぜひ」とお答えし舞い上がる気持ちだったことを覚えています。古くからのブースターさんはご存じのエピソードかもしれませんが、この瞬間、僕の人生が変わったと言っても過言ではありません。
Q.れぶにゃんの今と昔で変化はありますか?
ぽたろ:れぶにゃんは最初、選手登録をしていましたが勝てない時期が続き、泣いたり悔しがったりする表情を描くことが多かったです。また、一時期は一人でスポンサーボードを掲げることもあって…
ぽたろ:でも現在は、鹿児島レブナイズのスローガン「KAGOSHIMA SHOWTIME」を盛り上げる応援リーダーとして、がんばってダンスを踊ったり、ブースターや選手、地域の皆さんと楽しそうにコミュニケーションを取ったりして、愛らしく親しみやすい姿を見せてくれています。
ぽたろ:フェイスマスクの下で流した涙は数知れず…。でもチームが強くなった今、すごく幸せそうにしているれぶにゃんを見て僕も幸せです。
鹿児島レブナイズとれぶにゃんのこれから
Q.鹿児島レブナイズに期待することは?
ぽたろ:鹿児島レブナイズは、鹿児島教員クラブ、鹿児島レッドシャークス、レノヴァ鹿児島という時代を経験し、さまざまな方の苦労や努力を重ね、少しずつ逞しくなってきたチームです。そこに新風を巻き起こしてくれたのがWizさんです。チームを強くしてくれ、鹿児島レブナイズのアイデンティティも大切にしてくれました。同じ気持ちでB2昇格を目指せると期待しています。
ぽたろ:また、レブナイズショップをはじめ、レブナイズスタンド、レブナイズコーヒーと、アパレルから飲食まで次々とチームを楽しめる場所が増え、バスケットボールの話をしなかった人たちとも交流できるようになりました。試合で感じたあの一体感を街全体で感じられるとは想像していませんでしたが、鹿児島レブナイズなら鹿児島中を盛り上げてくれると思っています。
Q.今後、どんな「れぶにゃん」になってもらいたいですか?
ぽたろ:鹿児島レブナイズが大好きなので、ぜひここをお話したかったです(笑)。クラブ方針でも掲げているように、一緒に「鹿児島のセンターピン」を目指してもらいたいです。そして、れぶにゃんには応援リーダーとして、レブナイズを応援するすべての人たちを繋ぐ役割を担ってもらえたら嬉しいです。
ぽたろ:勝負の世界なので順風満帆にはいかないと思っていますが、苦しい時を知っているれぶにゃんだからこそ“できる!”と信じています!
とはいえ、れぶにゃん自身は選手契約を諦めていないので、強くは言えないですけどね(笑)。がんばれ!れぶにゃん!!
さいごに
いかがでしたか?れぶにゃんのように逞しくて優しい、イラストレーター・ぽたろさんのお人柄を感じていただけたのではないでしょうか?ぜひ、れぶにゃんを見掛けたら、応援いただけると嬉しいです。応援メッセージもお待ちしております。
次回の鹿児島レブナイズ情報もお楽しみに♪
▼「れぶにゃん」の公式プロフィールはこちら
▼「れぶにゃん」への応援メッセージはこちら
▼Wiz社員による「鹿児島レブナイズ・観戦ツアー」の様子はこちら