【満足度100%】Wizのウェビナー開催ノウハウ ~企画編~
満足度100%・商談化61%に繋がったウェビナーも
こんにちは!広報のタカハシです。
コロナ禍をきっかけに、Webを使ったオンラインのセミナー“ウェビナー”がますます広がりをみせ、営業やマーケティングチャネルの1つとして浸透してきました。(皆さまも一回はウェビナーに参加したご経験があるのではないでしょうか?)
Wizも今ウェビナーに注目しており、2022年度は22本のセミナーを開催しました!(録画配信を除く)
おかげさまで2,065名(1本あたり94名集客)の方にご参加いただき、満足度100%・61%の商談化に繋がったウェビナーもあるなど、徐々に成果を残すことができています。※
※比較参考…ウェビナーの72%は参加者50人以下/商談化率の他社平均は15%
これって実はすごいことなんじゃ!?ということで、Wizのウェビナー運営を担当している、ヤマザキさんにウェビナー開催のポイントを聞いてきました!現在は、なんとヤマザキさんがWizのウェビナー運営を一手に担っています。
ウェビナー運用の4つのサイクル
①企画→②集客→③実行→④アフターフォロー
の中の、今回は「企画編」をお届けします!!
ウェビナーはリード獲得・育成・選定ができる
タカハシ:まず初めにお聞きしたいのですが、ヤマザキさんは、ウェビナー開催にどんなメリットを感じていますか?
ヤマザキ:ウェビナーには「参加のハードルが低く集客がしやすい」、「営業活動を効率化できる」など様々なメリットがありますが、私は「リード獲得・育成・選定ができる」ことがウェビナーの一番の特徴だと考えています。
“お申込み”というアクションから情報を得て(リード獲得)、情報発信によるニーズ喚起を行い(リード育成)、参加後のアンケートで興味・関心の度合いを図り、接触するタイミングを分析する(リード選定)
これを一度に、大勢の方にできるのはウェビナーならではだと思います。
タカハシ:なるほど~!とりあえず話だけ聞きたいという方や、今すぐに購入・契約が難しいという方にもウェビナーを使えば情報を届けることができ、関係を継続・育成できるということですね。
ヤマザキ:そうですね!潜在層(商品を知らない・ニーズ不明)や準顕在層(ニーズはあるが商品未検討)にもアプローチできるのがウェビナーの特徴です。さらに、ウェビナーを聞いた方が一度で購入に至らなくても、継続的に情報を届けることで、興味の角度を徐々にあげていくこともできると考えています。
Wizのウェビナー企画の事例をご紹介!
タカハシ:ウェビナー企画の具体的な流れを教えてください!
■社会課題やトレンドをつかむ
ヤマザキ:まずはその時の社会課題やトレンドをつかむようにしています!
自社のサービスを売りたい、というところを中心においてしまうと、どうしても利己的なウェビナーになってしまいますよね。そのため、世の中の人が今何に関心があるのか、どこに課題を感じているのかを中心に、企画を組み立てるようにしています。
タカハシ:ただサービス紹介だけするウェビナーは興味を引きづらいですよね。
ヤマザキ:そうですね。質の高いウェビナーを開催するためにはトレンドや経済の流れをつかむことは外せないポイントです。私は広報にも携わっているため、記者の方が求めている情報からトレンドをつかんだり、NewsPicksや日経ビジネスなどの様々なメディアから情報を得たりしています。
あとは、最近話題のChatGPTからヒントを得る場合もありますよ。質の良い企画を立てるために、色々なツールを活用して試行錯誤しています。
昨年12月に開催した上記のセミナーを例にあげますと、“インボイス制度”が、制度開始まで一年を切ったタイミングだったため、特に世間で話題にあがっていました。その中で「わかりづらい」「詳しく知りたい」という声も多く聞こえてきました。
そこで、中でも特に影響が大きいと言われている個人事業主やフリーランスの方に、“インボイス制度”を中心に、有益な情報をお届けしたいという思いで企画を練っていきました。
■どこの層をターゲットにするのかを定める
ヤマザキ:トレンドをつかんだ後は、マーケティングファネルのどこの層をターゲットにするのかを定めましょう。“まだサービスの検討段階にない層に対して認知・興味を広げたいのか”、“比較検討段階の層に対して受注角度をあげたいのか”、などによってウェビナーの目的は変わってきます。
今回の当社のウェビナーは、サービスの検討段階にない層をターゲットにしました。
■3つのポイントを明確にする
次に、❶目的、❷ターゲット、❸ターゲットが抱える課題 という3つのポイントを明確にしていきます。今回の当社のウェビナーは、以下の通り定めました。
❶目的→
・商品を知らない、検討段階に入っていない層に対して、まずは認知を広げ、興味を持っていただく
・共催企業3社が取り扱うサービスに対するリードを獲得する
❷ターゲット→
・インボイス制度や確定申告について理解できておらず、対応に困っている全国のフリーランス、個人事業主の方
・フリーランス、個人事業主として思うような成果をあげられておらず、お悩みの方
❸ターゲットが抱える課題→
・インボイス制度の詳細を理解できておらず、どう対応すべきかどうか悩んでいる
・確定申告の時期が近づいてきたが、手続きが複雑すぎて投げ出したくなっている
・フリーランス、個人事業主として働き始めたが思うような成果が出ておらず、収入面に不安がある
この3つのポイントを定めるにあたり、ウェビナー担当者が頭で考えるだけではなく、必ず営業サイドの意見も取り入れ、できるだけ詳細にターゲットと、ターゲットが抱える課題をイメージすることが重要です。
また、ターゲットは大雑把に定めるのではなく、〇〇株式会社の〇〇さん、まで絞るとよいと思います。具体的な一人をイメージし、その人に何が刺さるかを考えることが、良いコンテンツに繋がります。
タカハシ:3つのポイントをなるべく詳細に明確にすることが重要なんですね!
■コンテンツを決める
ヤマザキ:最後に、具体的なコンテンツを決めていきます。
「【ターゲットが抱える課題】と、【ウェビナー参加後の理想の姿】のギャップを埋める情報=ウェビナーのコンテンツ」と考えましょう。
当社のウェビナーを例に出しますと、
↓
というように書き出します。そして、ターゲットであるウェビナー参加者に、理想の姿になってもらうためにはどのような情報を届ければ良いのか、を考えていくと自ずとコンテンツは決まります。
このウェビナーでは、当社や共催企業様のサービスとのシナジーも考慮し、
🔸インボイス制度の詳細と個人事業主が取るべき対策
🔸確定申告をはじめて行う方に向けて確定申告の簡単なやり方
🔸フリーランス、個人事業主として高収入を得ている具体的な事例
を解説させていただきました。
その結果、おかげさまで、このウェビナーでも「有効リード獲得率75%」「商談化率44%」という実績を残すことができました。
タカハシ:なるほど~!ウェビナー企画のイメージがわいてきました。Wizは取り扱いサービスが約300あるため様々なテーマのウェビナーを開催することができるのも強みですよね。
ちなみに準備期間はどれくらい必要ですか?
ヤマザキ:だいたいウェビナー開催日の2ヵ月前から企画を立て始めるのが安心です。3週間前頃から集客を開始したいですね。
タカハシ:次回は【集客】のお話を聞かせてください!ありがとうございました!
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