20代の選択は戻るのが難しい?
初めまして。私は今、東京で暮らしています。歳は25です。
コロナ対策で4月、仕事がフルリモートに切り替わり、家で仕事という慣れない環境で結膜炎になりました。
目医者行こうと思ったけど、行くの何年ぶりだろう・・
とりあえず小さい頃に通っていた目医者に行き、先生と会うとその人は私を覚えていました。
目を見るなり、「疲れているね。どうした?」と聞かれ、
仕事のストレスですかねと慣れない環境で働いている話をしました。
「20代って本当大変だよね〜。一つの選択で人生が決まるというか、戻れないというか」
その言葉にピンと来なかった私はどういうことですか?と聞いたところ、
「正反対にいるものを選ぶことがあるでしょ?結婚とか、転職とか。決めたけど戻ることがなかなかできないことが20代で起こるから、大変な時期よね。」
「でも、頑張っている姿とか必ず見ていてくれる人はいるから。うん。」
先生は20代どんなだったんですか?と聞くと
「ぶっ倒れるくらい働いてたよ。病院にいるのに私が病人じゃないのかって思ってた。笑
でも、それを見ていてくれる人がいたから、今の自分があるんだけどね〜」
そういって私のカルテをペラペラめくると、私が初めてこの病院に来た記録がありました。
"9歳の私。赤いランドセルで小学校の席は前から2番目。あみちゃんと仲良し。"
とても懐かしくなって、泣いて、泣き終えたらお腹が空いてきて。
会社を休んでお菓子を大量に買って、一緒に住むおばあちゃんとお菓子パーティーを開催。美味しくて、楽しかった。
仕事するか、休むか。小さい選択だけど、いい選択をしたね。私。