各社キャリアの格安プラン比較

携帯の格安プラン(1000円以下)が各社出揃いましたので、比較します。

■LINEMO ミニプラン 3GB 月990円
 ソフトバンクグループのサブブランドであるLINEMOの小容量プランで、LINEに関わる通信は容量を消費しない「LINEギガフリー」が付属しているのが特徴です。ソフトバンク回線ということで、地方での通信には不安がありますが、都市部に住んでる方なら問題ないでしょう。また、LINEを多く使う人によっては有益です。なお、常にキャッシュバックのキャンペーンを行っているため、MNPでの乗り換えの場合お得になります。

■povo 2.0 3GB 30日 990円
 KDDIグループのサブブランドで、基本料を0円にして必要に応じてプランをトッピングするサービスが特徴です。30日990円以外にも1週間や90日といったトッピングが用意されており、頻度に応じて選べます。まだトッピングの種類が少ないので幅広い需要に対応できるとはいえませんが、これから将来性は高いといえます。安定したKDDI回線を低料金で運用できるのは大きなメリットです。さらに一定の条件はありますが通話回線を0円で維持できるので、複数の回線に契約している方にお勧めです。

■楽天 UN-LIMIT 3GB 990円
 ここ数年で新規参入した楽天の回線で、3GBまでなら980円で回線を維持でき、通話・SMSが無料なのが特徴です。破格のプランですが回線品質に問題があるためメインとして使うのはお勧めできません。楽天回線ではカバーできない部分をKDDI回線のローミングで補っておりますが、最近ローミングエリアが減少しつつあるので、これからさらに回線品質に不安を抱えることになります。

■docomo エコノミーMVNO 3GB 990円
 ドコモ回線での低料金プランですが、正確にはドコモ正規の回線ではなく、ドコモ回線を下請けで使っている格安SIM業者にdocomoショップから契約できるといった内容です。なので回線品質は正規のドコモ回線に大きく劣り、混雑する昼休みの時間帯などは通信が遅くなることがあります。ただ、ドコモショップで開設時の対応をしてもらえるので、あまり詳しくない人でも契約しやすいのがメリットです。プランも様々なものが用意されており、1GB(10分無料通話つき)550円は、あまり通信を利用しない方にはお得といえます。また、通話料金が30秒11円と半額になっているのもメリットです。

■どこがおすすめ?
 通信品質を考えるなら、povo 2.0です。都市部に在住の方ならLINEMOもよいでしょう。通話が多い人や技術に不慣れな人はdocomo エコノミーMVNOを選ぶといいでしょう。

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