お昼に動画を快適に見るためのスマホプラン

■12時台はとても混雑
 昼休みになると、多くの人がスマホで動画やサイトを見るため、モバイル回線がすごく重い状態となっている。特に格安SIMではまともに見れないことも珍しくない。なので動画を見たい場合は、回線品質が良い回線業者と契約する必要がある。

■ahamo、povo、LINEMOがおすすめ
経験上、12時台に480pで動画を見るためには、3大キャリアの割安プランであるahamo(ドコモ回線)、povo(au回線)、LINEMO(ソフトバンク回線)以上のプランに入っていないと通信が安定しない。これらの上位である3大キャリアに直接契約するのが一番安定はするのだが、料金的に高いので基本的にこの3つから選ぶこととなるだろう。

■どのくらいの容量が必要なのか
結論から言うと20GBプランに入れば大抵問題ない。20GBあれば480pで平日2時間ずつ動画を見れる計算になるからだ。720p以上の画質で見たい場合や、自宅にWi-Fiがなくて2時間以上見たい場合等はもっと大容量のプランを選ぶことになる。

■どれがおすすめか
値段的には60GBで90日プランがあるpovoが安い(30日あたり2,164円)。万が一容量が足りなくなっても追加できる柔軟性もある。ただ、トッピングを都度都度で購入しないといけないため手続きが若干面倒ではある。次点でLINEMO(2,728円)。キャッシュバックキャンペーンをよく行っているため、MNPで番号を乗換する場合は安くなる。ahamoはこの中では割高(2,970円)ではあるが、100GBの大盛プラン(4,950円)があるのが特徴だ。
  *価格は2022年12月現在のもの。

■大容量プランについて
ahamo大盛プランは100GBで5,000円を切る破格設定なので、容量を気にせず使いたい場合は候補に挙がる。楽天モバイルだともっと安く(3,278円)、容量無制限なので有力候補だ。

■楽天モバイルについて
楽天モバイルは加入者が少ないこともあって場所によっては割と回線が速いことも多い。価格も20GBで見れば最安クラス(2,178円)だし、MNPでのキャンペーンも豊富だ。ただし使った容量に応じて月額料金が変わっていく変動制であるため、もし月20GBを超えてしまったら3,278円になってしまうところがネックだ。ただ、やはり回線の安定性については3大キャリアには遠く及ばない。特に移動中は基地局と基地局の間に溝があるせいか通信が途切れる場合がある。

■回線品質は場所や時期によって異なる
モバイル回線を変えてみると分かるが、「ここではドコモ回線が繋がりやすい」「ここはソフトバンク回線が速い」など、場所によって違いがあることが分かる。また、「今年になって重くなった」など時期によって変動することもあり得る。なので、各自の生活圏で最適な回線を探してみることをお勧めする。同じルートを使う友達や同僚に聞いてもいいし、自分で色々試してみるのもよい。

■お試しの方法
povoは基本無料であるため、お試しには最適だ。今の回線をそのままにしておいてデュアルSIMでサブ回線として使うのがおすすめだが、デュアルSIMに対応していない場合は別の端末を使ってもよい。まずは3GBプランで使用感を確かめるのがよいだろう。たとえ結果が良くなくても、非常時のサブ回線として残しておくと障害時に助かるのでおすすめだ。

■キャンペーンを使う場合の注意点
キャッシュバックや端末割引などのキャンペーンを使う場合は、最低でも1年間は使うことをおすすめする。短期で解約するとブラックリストに載り、これ以降の契約を断られるからだ。

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