テレビはオワコン? シンヤにもテレビを見ている山本監督?
テレビは「おわコン」らしい
確かに近年
オモうまい店だ!!ゴゴスマだ!!と
東京 関西 の伝統芸的な番組を
「尾張名古屋」制作の番組が
喰ってしまう事例は多い。
小生は尾張コンテンツの略で
「オワコン」だと…
若者のテレビ離れが久しいという言葉が…最初にメディアに登場した頃は
ネットを多用する芸能人は
「谷山浩子」くらいであった。
その…テレビ離れが話題になったのは…
昭和天皇崩御の頃だ。
昭和が終わった頃のテレビを覚えているのは…全て中年以上の年齢である。
あれから既に三分の一世紀を経過している。
テレビが退潮傾向だと…既に35年言われそんなに引き潮がつよいと
カスピ海のように海が縮小して…
海岸線は遥か沖合まで到達しているはずなのに…
「テレビは若者離れが久しい」らしい…
深夜放送のプログラムは
「若者以外相手にしていない」内容だ。
恐らく深夜放送は今世紀に入る前から
「若者だけを狙い撃ち」だ!!
テレビを見ていない年齢層を
狙い撃ちにして戦果を上げるスナイパーはいない。
したがってテレビは
「中京勢」の柔軟性を兼ね備えたコンテンツに収斂する。
見ない人間をテレビの前に座らせるだけでも大変なのに…
YouTubeやSNSより興味をそそらせなければならない。
そりゃあ
選択肢の多い現代に
「鉄壁の炎耐性」のヒーローを探すほど
ナンカイだ!!
ラピッドで関空にいくより難しい。
誰も見ない深夜放送より
F3視聴者の多いゴールデンや午後6時過ぎのニュース番組が
「グルメやコンビニ、スーパー、お得なレシピ」ばかりになるのは
「視聴者の顔色を伺う」
テレビメディアの特性だ。
若者がテレビを相手にしなくなったのは
「選択肢の多い過当競争」で
「テレビが王者」だった
過去の小池栄光を引きずり過ぎている。
いくらYouTubeがお金を使っても…
テレビに集積されたノウ・ハウを
完コピするのは困難だ。
映画やサブスクほど…何億円単位でお金を使えば高品質の作品はできる…
テレビほど…予算制約の強い世界で一定の品質を保つのは簡単ではない。
興味を引き付けるのは一瞬だがその感心を持続できるYouTuberはごく一部だ。
だから…劇薬のような…危険な賭けに参戦し…ほとんどのYouTuberは3年程で勢いがなくなる。
テレビは…テレ東だって60年選手だ!!
修羅場ラヴァンヴァを生き残った企業を…終わった。
そんな決め打ちは不遜である。
YouTubeはいずれ終焉を迎える…今の形を変化させて生き残るか?消えるか二択だ。
査読が効かない伝播媒体に品質を担保させるには
お金をかけるか…報じさせないかの選択肢しかない。
深夜放送は…テレビ好きの若者のためにあるのではない。
テレビが見たい深夜に起きているヒトの年齢に…内容がすり寄っているだけだ。
テレビの持つ番組制作能力を侮ったYouTuberが一時的に話題を集めても…
頭に浮かんだイメージを映像に変換させるのは難事だ。
プロの世界を侮るなかれ…
テレビ以外に選択肢が増えれば競争は激化する…
問題は競争を勝ち残れるコンテンツの精度にある。
手間ひまをかけた良質のコンテンツは
「テレビだろうとSNSだろうと…」
必ず高評価を得る。
問題は制作者の力量にある。
お金と時間はあるに越した事はない…が
低予算でも手間をかければ
良い番組はできる…
問題は…お金の多い少ないばかりを
質と勘違いする視聴者だ。