ねえさん　ラジオは危ないよ！

〇〇さんは息子の結婚式のために
借金をして
それをほそぼそと返しました
夫に話したら
過払い金がかえって来るんじゃないか？
それで・・・
かえって来たお金で旦那さんと温泉へ行くそうです。

ラジオが好きな方なら
「何度も何度もなん百回も！」
繰り返し聞いたあのCMです。

息子の結婚式にお金がかかるのは仕方がないけれど・・・
旦那さんはなぜ
「ノータッチだったの？」
人ごと見たいに
「過払い金があるんじゃないか」
と奥様へ助言する前に
金利の高い金を祝い事に・・・

それでその旦那と温泉に・・・・
社会通念上「ご気楽権太君」を
地で行くような旦那さんです。

古典落語でもなかな見かけないような・・・・
作り話に聞こえる・・・

でも世の中にはいろいろな事情があるので
きっと真実でしょう。

過払い金を取り返すことに疑問を呈しているのではありません。

ビックモーターがこけて・・・
過払い金や、コロナ関連のＣＭも激減し
ラジオ局の広告収入が危機的状況です。

危ないのは
ラジオの報道内容ではありません！

ラジオ局本体の経営危機です！

東京のキー局でも
「宣伝のための番組」や
「通販を持ち上げるための番組企画」
が目白オシですが・・・
放送局も生き残りをかけて必死です。

ＪＲＮ（ＴＢＳラジオをキー局とする全国のラジオネット）
ＮＲＮ（ニッポン放送と文化放送をキー局とする全国のラジオネット）
の総本山が「ＣＭのオンパレード」「通販主体の番組構成」
という状況ですから
地方のラジオ局は更に困難な状況だと思います。

一日に５時間以上・・・
ラジオを聞き流す小生は

「ＣＭがなくてつまらないラジオより
ＣＭだらけでも面白いラジオ」が
スキなので特に気にはしていませんが・・・

「神秘のけんこーりょく」が
「販売台数日本一」のリフレインを凌駕するほど
脳内でこだましています。

政治不信や経済問題・ネット型犯罪や強盗バイト・・・
そんな難しい問題を取り上げながら
「ラジオショッピングで健康効果が不明な商品をしっかりと宣伝する」
番組出演者や製作者の苦悩が
電波に乗って伝わってくるような気がします。

そして・・・
「今年はアナウンサーカレンダーを各社とも買おうかな？」
と思ってしまいます・・・

良質な報道がなくなり
ポッドキャストや youtubeをずっと・・・
そんな状況は望ましくありません。

youtubeのお世話には当然なるのですが・・・
それ以上にラジコやＴｖｅｒ・ＮＨＫ＋で
時間差攻撃で番組を楽しむライフスタイルが
当たり前になり・・・
ベースのラジオ番組が消滅したら・・・
ながら聞きの相方がいなくなります。

広告出稿先がネット媒体主流となり・・・

CMだけでは不足して。。。。
物販で稼ぐ必要が生じている：：：：

それでも

ラジオは生き残ってほしいと願います。

報道姿勢やニュースの選択、切り口など
文句はやまほどありますが・・・

いちゃもんをつける対象があってこそ
マスコミです。

Ｙｏｕ　Ｔｕｂｅの発信で
「正確性・公平性」が担保されないかぎり
手形の裏書を誰かにしてもらはないと・・・・
迂闊に批評したら・・・

手が後ろに回るか・・・
「情報収集能力が低いからガセネタで騒ぐ」

と揶揄される危険が高くなります。

「マスコミなら安心して批判できる」

批判の矛先として盾がちゃんとしている
マスコミは抜群の信用力を誇ります

小切手も手形もまもなく消滅する時代です。

メディアのスタイルが変革するのは仕方がありません。

でも・・・・
ほかの何かを
運転
勉強
仕事
炊事
×××
その本体を邪魔しないラジオの存在は
「社会がマルチになればなおさら重要」
なのに・・・
放送局が本格的に停波する時代になる・・
極度に多角化が進んだ！
それだけが問題ではないと思います。

ラジオも社会に合わせて変化しないと
取り残される・・・その危機は

「ねえさん少しだけラジオも聞いてね！」
ねえさんの対象は？？？

you tubeの制作にテレビマンがその能力を発揮している昨今
ラジオ局のノーハウを有効活用して・・・
ラジオ局の新しい収入手段を・・・確保する
アマゾンオーディブルだけでは
役者が数枚たらないそんな気がするこの頃です。

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