重要な休薬期間の週末
夫の抗がん剤は3週間を1クールと数え、2週間を投薬、残り1週間を休薬というサイクルで行っています。
そしてその休薬期間に自由があるのは土日のわずか2日間のみ!
となるとこの2日をいかに有効に使うかが、翌クールへのモチベーションとつながるわけです。
一応理解はしているつもりですが、こちらも夫の調子が良いときは子供を預けて一人時間がほしい!(夫婦ともフルタイム勤務につき)
相談の結果、1日自由時間がもらえればいいということで今週末は思い切って子供を1日預け久々にソロ活することに決めました。
といっても大したことはしませんよ。
少し離れた街で子供の卒園式と入学式に必要なバッグを購入し、純喫茶でランチをして重要文化財にもなっている図書館へ足を運び、ついでにデパートで子どもと夫の分のバレンタインチョコも早めに購入して食べてもらおうかと。
なんて自分勝手な妻なんだ!と批判の声も聞こえそうですが、家族にも自由時間は必要です。がんに隠れて生活しないのは本人も家族も同じ。好きなことをして自分を喜ばせて翌週へのエネルギーに変える。大事な作業だと思います。
がん患者を差し置いてなんて考えなくてもいいと今では少し開き直り気味です。
もし本当に奇跡が起こって4クールで済むのであればゴールデンウイークには行き先を変えて近場の海外に行きたいと思っています。
子供も大人も嬉しい場所で♫
夢を見るのも希望を持つのも自由ですもんね(^^)
家族の幸せは自身の幸せ。視点を変えればがん患者自身も同じことを望んでいるはずです。お互い思いやりを忘れずにいれば大病をしていてもその中に見つかる幸せ時間、きっと平等にあるはずです。