7月合宿🌻
7月の頭に2泊3日で野田村を訪れた。
私にとって今回が5回目の訪問だった。
2日目の夕方に、地元の子どもたちのマラソンに参加させていただいた。
子どもたちの元気とスタミナに圧倒されながら、一緒に海岸近くの公園を1時間ほど走った。
子どもたちの多くは小学生だったが、顔を真っ赤にしながらも決して途中で諦めることなく、最後まで自分のペースで走り切る姿が印象に残っている。
3日目には、村役場の方が村内の中学1年生へ向けて行う「震災学習」に参加した。
生徒たちと一緒に漁船に乗った後、学校に戻り災害について考えるクラスワークに参加した。
クラスワークでは、役場の職員の方の問いかけに対し、生徒たちが数人のグループに分かれて話し合う機会が設けられた。
この先野田村で起こり得る災害や、それによって失われるもの、避難する際の持ち物についてなど、与えられた問いに対し、生徒たちは自分なりの答えを真剣に模索していた。
印象的であったのは、災害時に取る行動に対し、どの選択も正解であるという点が生徒たちの間でしっかりと認識されていたことだ。
「災害時に起こる可能性のある具体的な状況に対し、あなたならどういった行動を取るか」というややセンシティブな問いを話し合った際も、生徒たちは自分の意見をクラス全員の前ではっきりと理由と共に述べており、また周りの生徒もその意見を尊重し、受け止める空間があった。
村内の中学生へ向けた震災学習への参加は、私にとっても大きな学びの機会であった。
貴重な機会をいただけたことにとても感謝している。
最後に、今回の合宿でお世話になったすべての方にお礼を申し上げたい。
またお会いできることを楽しみにしています!
ありがとうございました!