女性弁護士の産休・育休はつらいよ。

はじめまして。アラサー女性弁護士のジャムです。
趣味は、韓国(特にk-pop、ドラマ、韓国語学習が好き。)、子供と夫とピクニックすることです。現在はフルリモート勤務で九州から仕事をしています。

夫の転勤まで全く身内や友達がいない九州のとある都市で出産を経験していたため、もともと知り合いが少なく、さらに周りに境遇が似ている方(個人事業主で出産や産休育休取得している方)は産院でも助産院でも、ほぼいませんでした。ただでさえ、女性弁護士が出産することはあまり多く聞くことではないため第一子の時の出産時には孤独を感じていたので、同じような境遇の方、または、今後出産を考えている同業者の方々に勇気?を与えられるように妊娠出産に関するさまざまなことを綴ってみようと思います。

[第一子の妊娠・経緯]
2023年4月に里帰りなしで実家も義実家もない九州で、息子を自然妊娠、出産。(契約上は業務委託ですが)労働基準法に則り、出産予定日6週間前の2023年2月下旬から産休に入り、出産後約6ヶ月後の10月に育休復帰をしました。その間は約8ヶ月間と弁護士になってから初めてのながーーいお休みでした。しかし、

これが、とにかくきつかった!!!

まず、妊娠中は本当に集中できない!とにかく仕事が終わらない!!!ボスも気を使ってくれて、あまり納期の厳しくない仕事を振ってくれるようになったものの、日中は眠く、夜中はお腹の中の子供がキックし続けるため痛い!(いわゆる胎動というものです。)すぐに疲れる!!
疲れているのに無理して仕事をすると(といっても妊娠前は余裕で連続5時間でも6時間でも起案していたのに、妊娠中は1〜2時間のPC作業をしただけで)、すぐにお腹が張り、休まなければならなくなっていました。
お腹が張っている時に休まなければ、切迫早産で子供が早く産まれてくる可能性が高まります。また、私の場合には子宮頸管長が短くなっていたので(端的にいうと、子宮の入り口が今にも開きそうな状況だが開いてはいない状況)、切迫早産になる可能性が比較的に高い状況でした。早産した場合には、もちろん最新の医療で元気に成長する可能性もあるものの、低体重出生児は合併症や将来の疾患発生率が通常よりも高くなる可能性があるため、できるだけ避ける必要がありました。

第一子妊娠時、ほぼ毎日というか毎時、毎分、
「はあ、どう考えても、つらい。アラサーって弁護士としては半人前だから仕事もこなしたい。だけど、子供の健康を危険に晒してまでやる仕事なのか?いや、担当すると決めたのだから頑張るけど。でもさ、これで子供に何かあったら悔やんでも悔やみきれないし、もう仕事か妊娠やめてえええ!!!はよ産休来い!!」と、思っていました。

産休に入り、無事出産を終え、育休に入ると、一般的に生じるトラブル(陣痛時に出産が怖すぎて産院に行くのが遅くなりすぎる、産後の会陰切開の治りが遅い、子供の直母拒否etc.)に見舞われながらも、まあ、頑張りました。(この辺の話は後々。)

育休に入って直面したこと、それは、貯金がなくなるペース早っっ!!!

もちろん個人事業主なので、産休育休時に手当は全く出なかったので、私の貯金と夫の給料で暮らすことになりましたが、兎にも角にも、経済的にしんどい!!!!!

九州なので、生活コストが比較的低い、出産費用が手出しゼロ(!)なのにもかかわらずです。混合栄養(母乳とミルクの併用)をしていたのもあり、月約1万円のミルク代、子供の洋服代、ベビーカーやベビーベッドの初期費用等々、本当に出産は物入りと言いますがその通りでした。
それでも頑張って離乳食が始まるまでは、と生後6ヶ月までは育休(というかただの休職)を取得して貯金を削って頑張りました。6ヶ月までに保育園に入園することは、人見知りが開始する前に保育園の先生と関わることができるので早くから慣れることができてメリットもありますが、できることなら1歳までは一緒にいたかった(ようなそうではないような。やっぱり仕事がしたかったような。)。
どの家庭でも、どの親も、葛藤があるのが保育園ですよね。

次回以降は第二子以降の妊娠について書きたいと思います。何か知りたいことがありましたらコメントでお知らせください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?