再会 ~耳と首元~

ベッドにうつ伏せに横たわる彼女の後ろから
首元に僕の顔を埋め
そっと右耳を唇でなぞる
彼女の体がビクンと反応しながら
重い吐息が漏れる
その吐息は徐々に大きくなり
舌先を耳に入れようとしたときは
喘ぎ声になっていた

それまでしゃべり続けていた彼女は
スイッチが切り替わったように喘ぎ始める
まだ耳に唇が触れているだけなのに
痙攣させるように体をヒクつかせながら

「きもちいい?」

耳元で僕が尋ねると

「耳、、、ダメなのぉ、、、」

耳が弱いのは前回の時からわかっていた事
耳の縁から舐めはじめ
耳たぶを甘噛みすると喘ぎ声が止まる

「まだ耳舐めてるだけだよ」

「もう気持ち良いの、、、良すぎて、、、」

彼女の両手を横にまっすぐに広げて手首を抑える
僕が背中から覆いかぶさっているから
これでほとんど身動きできない

「この匂い、、、好き、、、首元」

彼女の首に再び僕の顔を埋めながら
首元へキスを繰り返す
優しくなぞるように
そして唇で吸い付くように
僕の唇の動きに合わせて
彼女の喘ぎ声が踊り始める


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