価値のない人間の恋愛に付き纏う虚しさ
こんにちは、皆さんいかがお過ごしですか?
今回はモンチッチと呼ばれていた私にイケメンの彼氏ができた際に
感じた虚しさについての話。
高校時代
私は規則が厳しい野球部のマネージャーをしていた。
周りの友達が化粧をしてスカートの丈を短くしている中
私はスッピンでダサい制服を真面目に着ていた。
それまでは恋心という言葉と接点が全くなかった私にも
好きな人ができた。
それは同じ野球部で、一番野球が上手な選手だった。
しかも彼は学年で一番イケメンと投票された人だった。
モンチッチのような髪型をして、いわゆるダサい女子な私だけど
上目遣いやぶりっ子、褒めまくるなど、持てるスキルを駆使して(笑)
奇跡が重なって、なんと彼の彼女になることができたのだ。
私は初めての彼氏ができて
しかも結構人気のある男子を自分のものにできて
すっごい優越感があった。(最低か。)
先輩たちが、
「え、イケメン男子の彼女があの子?!」と話してるのも知っていたけど
そんなのどうでも良かった
むしろ
彼と付き合うまで、注目されることが無かったのが
彼と付き合い始めたことで、”あの子誰?!”と
私の存在に気づいてもらえたことが嬉しかった。
私は学年で1番かっこいい彼を自分のものにしたのだ。
でも付き合い始めて1ヶ月で彼を振ることになる。
恋人という関係を重く感じるようになったし
どこか虚しさがあった。
その後、
学年で一番面白いと選ばれた子と付き合ったり
人気のあるイケメンと付き合ったりするも
全然長続きしなかった。
付き合い始めは満足感や幸福感を感じるのだが
それは長続きせず
最終的にいつも虚しさだけが残った。
その時は、なぜそんなことをするのか自分でもわからなかったが
今わかることは
自分に価値がないと信じていたということ
自分に価値がないから
かっこいい彼氏を作って
自分を自分以上のものに見せたかった
人気のある(価値のある)彼を捕まえて
周りを認めさせたかった
私の存在価値を認めてもらいたかった
まるでブランド物を身につけて着飾るように
私は人気のあるかっこいい彼を着飾っていたのだ
本当は中身がすっからかんで
なんの取り柄も無ければ可愛くもない
どこか劣っている
誰にも気づいてもらえない存在
私は虚しさ、悲しみ、悔しさ、寂しさ、劣等感…
そんな感情でいっぱいだった。
思い返せば、高校卒業後も同じことを繰り返した。
ダンスで有名な先輩と付き合ったり
人気のある先輩とつるんだり…
誰に対してなのか
”私は先輩に仲良くしてもらえる存在”
”あなたよりクールな存在なの”
と優越感を感じることに必死だった。
そしていつもどこか虚しかった。
もし今の私がその頃の私に会いに行けるなら
なんて声をかけるだろうと想いを馳せてみる。
”劣等感を1人でずっと抱えて生きてきて辛かったね”
”あなたはあなたのままで素晴らしい存在なんだよ”
って伝えてハグをするだろう。
(そして振り回してしまった彼たちには
ごめんとありがとうの念を、今更ながら送らせていただきます。)
こういう感情を持つ女性は私だけではないんではないだろうか。
自分はどこか足りないという感じ、劣等感や虚しさ…
こういうものを持ったまま
100%の自分で生きていくというのは難しいと思う。
まずは
”自分の中にどんな自分がいるんだろう?”と興味を持つことが
本来の自分に戻っていく最初のステップ。
特にこういう”ネガティブ”と言われる感情を感じた時に
”あーやだ、こんなネガティブな自分は嫌だ!ポジティブポジティブ♪”
と、ネガティブな感情を嫌がらず、押しやらず…
”あっ今私こうやって感じたな!”と俯瞰した視点を持つようになると
それがきっかけとなって、
思考の癖を直したりや感情のコントロールができるようになっていく。
1人で頭で考えてやろうとすると
余計に辛くなったり、うまくいかないことは確かに多い。
私が提供するセッションでは
内側を探究して、潜在意識に繋がること
そして、健やかな女性性の力を育んでいくことに重きを置いています。
最初は心に痛みを感じるかもしれないけれど、
最後には”そんな自分がいたんだと、気づけてよかった”と、
自分のことが愛おしくなり、
本来の自分で外側の目標を叶えていけるようになりますよ♪