雪道パオジアンのすゝめ
はじめに
ご挨拶
たちゃあというTNでポケモンカードをやっています。
Xもやってます。
@Okacera1
以前別のnoteを書いたことがあるので、初めましてではない方もいらっしゃるかもしれません。
今回書くのは、タイトルにもある通り“雪道パオジアン”です。
どなたに読んで頂いても嬉しいのですが、主に
【パオジアンを普段使いしているがミラーが嫌すぎる/ミラーで勝てない】
という方に向けての記事になっておりますので
『パオジアンまだ触ったことないから使ってみたい』
という方は別のnoteを読むことをおすすめします。というかよく見るパオジアンと同じ使い方をすると多分バグります。
大口を叩いているように見えたら申し訳ないのですが、基本的には別物と思って頂くのがいいかもしれません。
注意点
ただ1つ、自信を持って言えることは
パオジアンを使って好成績を収めている方は山ほどいますが
その方達とパオジアンデッキを使ってミラー戦をやったら私が勝ちます。
それぐらいミラーを意識した構築にしています。
そもそも雪道パオジアンとは
そのままです。
頂への雪道を多投したパオジアンデッキです。
こんな言葉をよく耳にしませんか?
“パオミラーは先攻ゲー”
“先に2枚とった方が勝つ”
こんなに頑張ってパオジアンを使っているのに
ミラーマッチにおいては練度の差が出ない、運ゲーだと言われているようで
私はその考えがとても嫌でした。
そこで
『じゃあ理解と練度に自信があるからこそパオジアンに勝てるパオジアンを作ればいいじゃない』
という着想から生んだデッキです。
デッキレシピ
2023年10月31日現在(古代の咆哮/未来の一閃環境)のものです。
↓デッキ変更をしました
※2023年11月6日追記
テツノカイナexと雷エネルギーを1枚採用
理想の戦い方
あくまで理想ではありますが、なるべくこの理想に近づけるのを意識して動いています。
山札の水エネルギー9枚を全て吐き出したいです。
そうすることで残りの対戦はスーパーエネルギー回収だけで戦えるので、無理なく雪道が張れるというわけですね。
要求がめちゃくちゃ高いように感じるかもしれませんが、器を使うこと以外は割と達成できます。
私と対戦したことある方ならわかって頂けるのではないかと。
スターバースってすごい。
2ターン目の理想盤面はこんなかんじ
【中盤】
相手とその盤面によりけりといえばそこまでですが
サイド1のアタッカーをを押し付けます。
最近、パオジアンから飛んでくる
キャンセルコロン+月光手裏剣
への回答として、下手にマナフィを置くのではなく
“手裏剣を打たれてもいい盤面”を作る
というのが主流になってきていますが、その意識の外からベンチに(でもいいし前にでもいい)180点を叩き込みましょう。
【終盤】
ボス、ヘイルブレード
ありがとうございました。
ミラーマッチについて
おおむねサイド先行されながらも相手のリソースを潰していく戦い方になります。
セグレイブを取り続ける、雪道ナンジャモを撃
打ち続ける、詰ませる
を意識します。
やられて嫌なことがわかるはずなので
パオジアンを普段使いしている方に向けた記事と言ったのはそういうことです。
スタート
じゃんけんに勝った場合迷わず先攻を取ります。
スタートポケモンの優先度は
パオジアン>ゲッコウガ>アルセウス>ピッパ>セビエ>カイオーガ
です。
スタートポケモンは後攻でも同じです。
というかこの時点ではミラーだとわからないはずなので一貫しておいたほうがいいかもしれないですね。
1ターン目
このデッキを含む全てのパオジアンに言えることですが
初動が生命線です。
絶対にセビエ優先で展開します。
次いでアルセウス、パオジアン、ゲッコウガ、ビッパを置きたいです。
2ターン目
ここでの目標は
アルセウスVstarに進化&セグレイブに進化+技宣言
です。
最高到達点は上記に加えて雪道+ナンジャモですが
相手のベンチにセビエが1体しか居なかったらボスでセビエを呼んでも全然いいです。
恐らくここが1番オーソドックスなパオジアンと明確な違いが出るターンだと思いますが、
基本的にここでカイを使いたくありません。
このターンに触りたいカードは
・セグレイブ
・不思議なアメ
・アルセウスVstar
・頂への雪道
・ナンジャモ
・(欲を言えば)大地の器
です。
その時の手札と相談しながら、どうやってこれらにタッチ出来るかを考えます。
考えた結果どうにも上手くいかない時に初めてカイを使いましょう。
時間がかかってしまうこともしばしばあるので
対戦相手に断りを入れておくといいかもしれません。
3ターン目以降
前述の通り、カイオーガ・ゲッコウガを通して行きます。
この時点で相手のベンチにセグレイブは1体しかいないはずなので
ダイナミックウェーブで狙い撃ちしましょう。
カイオーガの技は水エネルギーが手札に戻るので連打が可能です。
手札干渉を打たれてしまうと次のターン技が打てる保証がなくなってしまいますが、それはつまり
=カイを打てなかった
ということでもある為、相手もセグレイブを復旧させるハードルが高くなります。
この時点で、相手側に
①(カイで)セグレイブを立て直してパオジアンでカイオーガを取る
②手札干渉してカイオーガを止める
の2択を強いることが出来ています。
ちなみに冒頭述べた通りに
山の水エネを吐き切ってしまっていれば、トラッシュに水エネルギーが3-4枚あると思いますので
仮に手札干渉を打たれても
・カイ
・スーパーエネルギー回収
・入れ替え札
・大地の器
を引けていればカイオーガが硬直することはないです。
※2ターン目にカイを打ちたくない理由がこれ
4ターン目〜最終盤
相手はカイオーガを無視し辛い上に、倒すとなると3枚トラッシュ要求になる為
エネ切れを起こすことが多いです。
それでなくても雪ナンジャモが辛いはずで、どんどん崩れていきます。
途中、釣竿でカイオーガを戻して再度殴り始めるとほぼ詰みに出来ると思います。
やってはいけないこと
・次ターンのプラン無くアルセウスで突っ込む
∟これをやると、こちらはパオジアンを倒せない&返しのヘイルブレードでゲームセット
となることも全然あります。
アルセを取られること自体は全く問題ないのですが、カイオーガかゲッコウガが動けるプランは立てておきましょう。
・パオジアンを複数体出す
∟これをやっていると今までのパオジアンミラーに雪道が加わるだけの勝負になります。
パオジアンは、2-2-2で取ってくるデッキです。
サイド2ポケモンはアルセウス×1、パオジアン×1だけにしましょう。
・先1雪道
∟自分も事故るリスクがめちゃくちゃ高いです。
先2で絶対に剥がせる時以外はやめておきましょう。
以上、ミラー対面の動き方を書かせて頂きました。
以下は有料部分ではありますが、各採用理由や各対面の動き方について書いていきます。
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