なんかめちゃくちゃ勝てるパオジアンのお話
ご挨拶
初めましての方は初めまして。
そうでない方はご無沙汰しております。
たちゃです。
3本目のnoteを書かせて頂きます。
前回、
“ミラーをぶっ倒すパオジアン”
を書きましたが
時の流れは残酷なもので
愛用していた雪道パオジアンのデッキコンセプトそのものが
レギュレーション変更により使用できなくなってしまいました。
これに伴い、雪道を任意のタイミングで持って来れたアルセウスさんを泣く泣く解雇
多投していたロストスイーパーも解雇する運びとなり
大幅なデッキ編成を余儀なくされたのです。
新環境のパオジアン
とはいえ、頂への雪道・ミュウVmaxが使用できなくなったことは
パオジアンにとっては間違いなく追い風でした。
環境初期はよく
「パオジアン一強時代」
という声も聞こえていましたね。
もうパオジアンを止められる者はいない
と誰もが思っていました。
当然私もそう思っていた1人でしたので
“誰か俺を止めてくれ！型パオジアン”
を作ってみたり
“次はこいつでミラーに勝つぞ！型パオジアン”
を作ってみたりなどしていました。
そんな最中、こいつが登場します。
かつてない天敵の登場
非ルールポケモンで高耐久、(中盤以降の)高火力と、パオジアンが苦手とする要素を全て持っていますね。
ブーストエナジーを貼られると、ヘイルブレードが4枚トラッシュ要求になりますし
3〜4ターン経過するとパオジアンが平気でワンパンされる火力が出ます。
どう頑張ってもサイドレースが追いつかない。
多くのパオジアン使いが頭を抱えたことかと思います。
月光手裏剣+ごっつぁんプリファイ×2
を頑張って通すしかないのでは
という風潮でした。
ですが実際蓋を開けてみると
手裏剣を通してカイナを2回起動させるハードルは高く、仮に通せたとしても残った2枚どうするの
という状態で
『これはも当たらないことを祈るしかない』
という、半ば諦め状態になったことをよく覚えてます。
ちょうど同時期のタイミングで、CL福岡当選通知が届きます。
知ってる人は知ってるかと思いますが
パオジアンを握る以外の選択肢は私にはありません。
ただ、プレイヤーとして出場するからには目指すところはやはり【勝利】なわけで
《古代デッキに当たらないことを祈る》という考えは捨てることにしました。
時間をかけて構築を練り、(理論上は)古代を克服出来るレシピに辿り着き、
このデッキをCL前後に出場出来る大会/練習会に持ち込みました。
使用感としては抜群によかったです。
特にCLに関しては、じゃんけんに8連敗して全て後攻だったのですが
それでも5勝ラインまでは勝つことができました。
戦績
このデッキを使用し始めてからの戦績が下記です。
(練習会、CLの結果も含む)
各対面戦績
リザードン 13勝0敗
古代デッキ 7勝0敗
ルギア 4勝2敗
ロストバレ 4勝0敗
パオジアン 3勝2敗
ロストヌメ 2勝0敗
クエスパト 2勝0敗
サーフゴー 2勝1敗
ウェニバル 1勝0敗
ロストギラ 3勝1敗
タケルライ 1勝0敗
オーダイル 1勝0敗
Aヌメロコ 1勝0敗
キバLO 1勝2敗
アルセギラ 1勝2敗
未来バレ 1勝0敗
カビゴンLO 0勝1敗
計 50勝11敗
大会結果
夢幻杯 5戦全勝(チーム戦 9位)
シェシム杯 4戦全勝(優勝) ※サブイベント
CL福岡 5勝3敗
ゆせ杯 5勝1敗(チーム3-3 予選落ち)
ゆせ杯サブ 2勝1敗
BOX争奪戦 3勝0敗(優勝)
やまがた杯 4勝2敗(チーム全敗)
デッキレシピ
個人的に古代バレットを克服できた要因の最たるものが
ヒスイヌメルゴンVstarの採用だと思っています。
押しも押されもせぬ耐久力
突然の全回復
ブーストエナジー付きのトドロクツキをワンパン出来る打点
全てが古代デッキへの回答になっていると感じており、
実際に対面した際もこのカードだけでサイドを4-5枚は取れました。
また、セグレイブさえ立ってしまえば
手張り+きょくていおん
で即起動も可能なので、初見殺し性能も高いです。
また、場持ち性能が高く
水エネが場に残りつつサイドを進められるのも偉いですね。
デッキリストはこちらです。
各対面の立ち回り
リザードン
1番楽に勝てる対目です。
ヌメルゴンは一切使いません。コストにしましょう。
出てくるリザをワンパンしながらタイミングを見て月光手裏剣を打ち込むだけです。
唯一、まけんきハチマキをつけたリザードンにパオジアンが取られる展開が苦しいので
サイド1を取る際は、次のパオジアンで確実にリザードンを取れる状態を作っておきましょう。
また、カウンターキャッチャーでセグレイブを取られることもあるので
そうなった時に次のターンにセグレイブを復旧させる算段がない場合はサイドを進めないようにするといいです。
パオジアン
これはすみません、じゃんけんです。
先に手裏剣を通せた方の勝ちです。
後攻を取ってしまった場合はセビエを3体並べるorマナフィを置くなど最大限出来るケアをします。
(ただしプライムキャッチャー+キャンセルコロンがあるので、マナフィで安心は全く出来ません)
この対面もヌメルゴンは積極的には使いません。
が、アイアンローリング済のヌメルゴンで相手の要求を上げることは可能なので
苦しい局面で使うかもな、ぐらいです。
アルセウスギラティナ
お家芸のジャッジマン連打がきついです。
また、先2ベルトノヴァでパオジアンが取られるとそこから2-2-2を通されます。
セビエを1体しか置けていないなんてことがあると
ボスが飛んできます。
序盤から崩されると苦しい展開になります。
逆に言うと、そこさえ乗り切ればこちらのペースに持ち込めるので
1ターン目の展開とケアを十分に行ってください。
古代デッキ
お待たせしました。
今回のメインテーマです。
このデッキで古代デッキに7勝0敗と、克服したと言って差し支えないかと思います。
メインアタッカーはヒスイヌメルゴンです。
大活躍します。
序盤、相手の火力が出ない時期からどんどんサイドを取り進めましょう。
相手のトラッシュの“古代”の枚数を把握しながら
モイストスターで全回復することで
2ターンぐらい延命できます。
理想の動きは
【1枚目のサイドはパオジアンで取る】
です。
その返しで140〜200をパオジアンに乗せてもらうとなお良し。
ヌメルゴンを通すプランの上での負け筋が
1ターン内でカウンターキャッチャー(とかボス)を2回使われること
なので
傷ついたパオジアンを後ろに置いておいて餌巻きをするイメージです。
(呼び出し札を一回パオに使ってもらう)
また、ヌメルゴンのおかげで
サイドを取れるが相手からは取られない、という構図が出来る為
後半の手札干渉札としてジャッジマンを採用しています。
ロストバレット
こちらもヌメルゴンのおかげで比較的楽に戦えます。
ヌメルゴンで突っ張りながら隙を見て月光手裏剣を叩き込みたいです。
ヌメルゴンが立っていない状態で3枚目のサイドを取ってしまうと
ツツジでバグらされる可能性があるのでそこだけ気をつけましょう。
ロストギラティナ
ヌメルゴンは使いません。
パオジアンとミュウexでギラティナを取りながらこれまた隙を見て月光手裏剣を打ちたいです。
ロスバレ同様ツツジケアは忘れずに。
ルギア
こちらも先行ゲーです。
ストームダイブでパオジアン、スペシャルコロコロでヌメルゴン、ドッスングースカでセグレイブ
など、打点ラインがパオジアン殺しです。
こちらも月光手裏剣でチラーミィを叩ける、ヘイルブレードでルギアを取れる為
先にサイドを取って逃げ切る戦いになります。
ぶん回ったルギアを止められるデッキはないと個人的に思っているので
事故を本気でお祈りする対面です。
カビゴンLO、イダイナキバLO
LOデッキの中でも性質が違うこの2デッキですが、
ヌメルゴンとミュウexで戦い続けることになると思います。
野党三姉妹やビワでアメ、地盤崩壊で釣竿やポケモンなど
落ちないことをお祈りする場面がかなり多くありますが、全く戦えないということはないです。
総括
CL DAY2に進出出来ておらず、シティで結果を残したわけでもないデッキですが(本日3/2時点でシティS3がまだ先なので出場してない)
それでも強いデッキだと自負できるぐらいの戦績ではあるかと思っています。
これまでもこの先もパオジアンデッキを愛し続けるつもりなので
どんな環境になっても、順応できるパオジアンを作り続ける所存です。
最後まで読んで頂いて本当にありがとうございます。
どこかで私を見かけた時にはぜひお声掛けください。
ノート読んだよ！って言っていただけると大変喜びます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？