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罪と罰と闇と、光。

敢えて言うならば、そんな感じのseason2のDOC。
6話、7話は失ったものの大きさも感じた。
そして、危険なにおいとか(特にヴァレンティノ)

ロレンツォの死にかなり触れたシーンを見た時、
ああ、やってしまったんだ。
あれは夢じゃなかったんだ。
娘を助けるために。
ロレンツォの酸素マスクを。

あの非常事態に、どれだけ正常な判断を下せる医師がいただろうか。
ましてや、同じ病室に、隣同士のベッドで伏せっている
同僚と娘。

テストで「何を捨てるか」との問いに、「船長の自分を捨てる」と、アンドレアは答えた。
自分がいなくても、自分が教えたものを引き継いでくれる仲間と病院が残ってくれたらと。
「決意」は「覚悟」であり、「勇気」だとも思えた。
アンドレアは、少しずつ覚悟を決め始めてるんじゃないかな。

問題が起こる時、何かが変わる時だから。

このドラマのおもしろい所は、大団円で終わらない。
何かしら問題を残して、希望を置いて終わる。
アンドレアだけが主人公でない事。
医者であっても人格者じゃないよ、人間だよ。
罪を抱え、問題を抱え、もがいて足掻いて、悩んで苦しんで、生きてるんだよ。
それでも、小さな希望や幸せが見える時は、何より嬉しいと、登場人物達が演技で伝えてくれる。
人間関係めちゃくちゃややこしいし、観てて、イラついたり、ハラハラしたりするけれど、
スーパードクターで、人格者でとか薄っぺらい内容より
見応えあります。
あと、皆、隠そう隠そうとするので、問題がややこしくなるのも魅力にしときます。

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