ふたりのお嬢様。

画像1 私には、「お嬢様」と呼んでいる人が2人います。どちらも高齢者だけど(苦笑い)神戸のお嬢様には、飼育員さんや他の方々がいるので。もう1人のお嬢様は、ヒトだからねぇ。
画像2 高齢者になって、「お嬢様」と呼んでもらえていいよねと、少しばかりの嫌味を込めて言っても、「そうね、嬉しいね。可愛いおばあちゃんって言われたかったから」と笑顔で返してくるけれど、腹の底ではどう思ってるかは知らない。
画像3 ただ、お世辞でも言っておけばいいかぐらいにしか思えないから。それが、潤滑油になるのなら、それでいいか程度。まるで、会社での人間関係に似ている。
画像4 年老いていく毎に、ワガママになり、子供のようになっていく「お嬢様」最近では、お互いに会話しても噛み合わない事も出てきた。ケンカも増えたし、同じ家にいる事を避けるようにもなってきた。家事もめんどくさい事もしてもらって当たり前。「ありがとう」すらない。
画像5 元々、ひとつの事に目が行くと、妄信するようになる人なので、そういう話になりそうな時は、適当に相手をしてやり過ごして、自分のテリトリーに避難した方が、メンタルも安定するし。一緒にいるのはしんどいって。
画像6 ただ、いつまでもお姫様なんだなぁと思う。守ってもらって当たり前。やってもらって当たり前。自分で動かない。いつも人頼り。年を重ねてもこういう人間にはなりたくないわ。

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