オカルト麻雀対戦記vol13 永世将王 忍田幸夫プロ 対局編
2022年12月29日、今日も麻雀を打ちに、まーすた王子店へ。
(Mリーグルール、時間打ち切り有り)
今日のゲストは、先日、将王決定戦で優勝し、永世将王の称号を獲得された、忍田幸夫プロ。
麻雀界にも、団体のリーグ戦において、ついに、永世の名を戴冠される人が現れたか。
マジで、素晴らしい。凄すぎる。
あの小林剛さんが、今のところ生涯で負け越し、手放しで、褒めている人だもんな。っていうか、麻雀プロの人たちは、みんな口を揃えて、忍田幸夫さんが強いと言う。まーすた系列の人たち、み~んな。
実は過去に一度だけ、もう忍田幸夫さんとは対戦済み。忍田さんがダントツのトップで、オーラス、上家にいる忍田さんに協力してもらって(良いとこ鳴かせてもらって)、何とか2着を取れた記憶。
ちなみに小林剛さんとは3回対戦して3回ともやられている。まさに、小林剛さんは、オカルト雀士にとってのラスボス。オカルトバスターズの、大玉。正直、小林剛さんは、放送対局で見る時よりも、実際に同卓して打っている時の方が、10割増しで強く感じる。
とにかく判断が速い。そして、だいたい強く攻撃的に場面にリンクしてくる。あがりも、もちろん早い。最速。
やっぱり、実際に手合わせしてみると、本当にトッププロって、凄味があるもんだよな。
なんか普段の時と放送対局の時と、小林剛さんは、打ち方そのものが、だいぶ違っているような、、、。
まあとにかく忍田さんには、是非Mリーガーになってほしい。忍田さんが入ったら、どう勢力図が変わるんだろう、、。
というよりも、忍田さんの素晴らしい、玄人好みの麻雀を、純粋に見たい。
今年最後の、まーすた王子店営業日。
初回は、まだ人も少なく、3卓開催。
同卓チャンス充分! 忍田さん、来いっ! 来てくれ、来て下さい! 忍田さん、、来たぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
初回から同卓ゲット。
東家 気さくに挨拶をくれた女性
南家 永世将王
西家 櫛引祐二(オカルト系やらかし)
北家 メガネを忘れましたと告白の白髪男性
(致命的で草www)
「よろしくお願いします!!」
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今回の対戦記のスケジュールは、
1半荘目 忍田幸夫プロとの対局。
2半荘目 狩野哲郎プロとの対局。
後日、五反田next編
1半荘目 巣鴨道場での人へのリベンジ。
2半荘目 ヽヽ
3半荘目 山本ひかるプロとの対局。
と、なっております。
計5半荘となりますので、重要局をかいつまんでの、いつもよりダイジェスト感の強いものとなるかもしれないのは、ご了承下さい。タイトル対局の忍田プロとの対戦は、なるべく細かにいきたいですが、という次第です。
頑張ります。
それではお楽しみ下さい。
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東1局 西家
配牌、、
南白中①②③③ピン789s一五九萬
これは、、、珍しく、本当に分からない。
今局の、アヤ牌が、アヤ筋が、分からない。いつもと違って、予想すら立てられない。
本当に難しい、分からないなあ。何も、感じすらしない。
永世将王が相手だって言うのに、こりゃあ、まいったな、、。笑
卓上の全員が、これだけは感じ取ったと思う。対面の女性の、軽やかな好調さを。
開始早々、ダブ東をポン。そしてチー。あっという間に下家男性から5800点のあがり。
続く1本場、またダブ東をポンして、チー。
僕が、7ソウで振り込み。2900は、3200点の失点。
テンパイは分かってたんだけどな、、。待ちがまだ、全然、絞れない段階。笑
そしてまたまた、今度は面前でリーチ。きっちり、ツモ。4000は4200オール。
対面女性が、一人抜け出したトップ目に。
そうしている最中、スタッフの古本プロが卓に近づいて来て、忍田さんに挨拶。
「この度は、、永世将王、獲得、おめでとうございます、、、。」
「ああっ、いえ、どうもどうも、ありがとうございます。」
「とんでもない逆転劇で、、本当に、、、」
本当に、こうやって、忍田プロと、Mリーグルールを定期的にフリーで打てるって、素晴らしい環境だよなあ、、。
「下手クソが卓に座って、じっと堪えているだけでも、たまには良い事もあるもんです。ははっ、」
「いやいや、何をおっしゃいますかぁ、、」
すかさず、フォローを入れさせられる、古本プロ。
っていうかさ、なに、今の格好良いセリフ!格好良すぎるでしょ! どこまでが冗談で、どこまでが本気で言っているか分からないけど、忍田プロがそれ言ったら反則でしょう。謙虚が格好良い! 謙虚が、怖い! マジで怖い。この人の、謙虚が怖い! 笑
忍田プロの根底にあるのは、デジタル系麻雀だと思う。僕が見た限りの、少ない情報での判断だと。ただそれに、忍田さん流の経験則も加わり、常人には計り知れない、厚みのある麻雀になっているのだと思う。たぶん。
ただの素人である、僕の見識だと。
東1局 3本場
うわあっ! 永世将王が、役牌から躊躇なく切り出している! きたあっ!! 東、白、發!! これは間違いなく、本手が入っている。
すかさずその發を仕掛ける、僕。良くて、發ドラ1くらいの手。
危険は、無謀は、二百も承知。
でも、ここを前に出られないと、今局の収支以前の問題に、この後、本手を入れた時に、自力ではツモりあがることが出来なくなる気がする。何故か、そんな気が、する。
故に、安手、愚形、GO!
永世将王のリーチが降臨したあとは、受ける気マンマン! 笑
下家の男性にも、鳴きが入る。前々局から、毎回、下家の男性も必死に喰らい付いてきている。
「リーチぃ、。」
永世将王からリーチが入る。
お待ちしておりました。
まあ絶対に勝てる気はしていないんだけど、う~ん、どうしたモンかなあ、、
前に出続けている下家が、二萬を振り込んで永世将王のあがり。
566778三四四五六八八
五萬は赤牌です。
メンタンピン、赤1。
8000は8900点のあがり。
東3局 親番 ドラ①ピン
僕に、ようやく、チャンス手らしき手牌が、おとずれる。
二四六六七八①①②③④778
数巡経って、ドラドラ雀頭候補の、この形。
1枚、切らなければならない。
実は、この前局、また対面の女性が、今度は147筋での、いい形のあがりを決めていた。オカルト雀士である僕は、今局も、147受けか、出来ればなるべく低い筋取りでの最終形にしたいと考えていた。
熱心な読者の方なら、もう、僕の選択が分かってきましたよね?
そう、リャンカンである、カン三萬を嫌い、カン五萬に絞って、7ソウを切らずに、敢えて7ソウ暗刻受けを最後まで残して、三萬と五萬なら低い方の筋の五萬受けだけを残して、狭くして、の、イーシャンテンに構えた。
実はこの時の場況は、二萬が2枚捨てられていて、僕の目からは3枚見え。3枚目の二萬切りだったのだ。
普通に7ソウ切って1番広い形に受けたり、逆に、三萬受けがなんだか見た感じ良さそうだから、敢えて六萬から切っておいて、カン三萬待ちに取る人の方がはるかに多いと思われます。昨今の雀士たちの、主流は。
僕の選択は、そのどれでもない、打、二萬!
最終形カン五萬待ちすら辞さないよ。寧ろ、赤五萬を、ツモりあがってやる!
入り目はなんだ、、、
僕の入り目は、、、、6ソウ!!!
これでよし! 8ソウは、残しておいて良かったあぁ~~(切実。笑)!
「リーチぃ!!」
─ 四六六七八①①②③④678 ─
場況的に、これまでの苦しさを考えたら、親で、先手を取れて、打点もあって、好形振り替わりも、変化が少ないなら、リーチなのである。
なんでも、どんな形でも、すぐリーチに行きやがって、と、自分が打っている時のことは棚に上げて、陰でこっそりと、批判してくるバカもいたりするけど、みんな、自分を信じて麻雀を打とう。
結果がどう付いてくるかを、いわゆる人間の尺度(点棒)、で、計っているだけであって、麻雀には正着打も失着打も、本当の意味では無いのだから。
ずっとずっと、次の摸打に、未来の自分の、誰かの麻雀に、繋がってゆく、、
さあ、ようやく来た、親でのリーチですよ。櫛引祐二、この半荘、初リーチ。
みなさん、どう出ますか?
果たして、、このリーチ、成功なのか、、、
三萬がいるのか、、、それとも本当に五萬が、櫛引祐二のツモ筋に眠っているのか、、
このあと様々な人間ドラマの具現化、交錯!
果たしてこのリーチの成否は、如何に!?
櫛引祐二、難敵中の難敵を前に、初あがりを摑むことが出来るのか!?
天地を揺るがす、驚嘆の展開が、、!
卓上の、支配者は、、誰だ!!??
14巡目、、、牌を持って来て、
光り輝いていた、、、
赤五萬!!!
「ツモっ!」
最速、最高目! あがり逃し、無し! 三萬持って来ず。笑
リーチ、ツモ、赤、ドラドラ。満貫。4000オールのあがり!
オカルトって、アヤって、すげえな。これ、カン三萬じゃないんだな。本当にカン五萬を持ってくるんだな。俺がリーチ掛けたあと、結局二萬、4枚見えになって、なんだか三萬の方が、在りそうに見えるんだけどな。忍田さん、これ、この、二萬先切り、見えてますか? 届いてますか? 永世将王に、届け、俺の異端の、二萬先切り!!
「わぁー、高ぁーい、、高いね~。」
俺のようやくの、初めてのあがり形を見て、ことさら楽しそうに賛辞を送ってくる、永世将王。笑
なにこの、余裕。笑 大人だわ。笑 こんな余裕たっぷりの男に、打ち手に、俺も成りたいわ。格好良すぎる永世将王。心の師だわ。
とても今は、、、真似できない。
俺の親番が終わり、東4局、ドラ發。
鳴きが複数、入り乱れる局面。何だかまた、対面の女性から高打点の匂いのするリーチが飛んでくる。そしてやはり、ツモりあがる。
南南發發發67788③④⑤
高目6ソウでのツモ。
リーチ、ツモ、發、イーペーコー、ドラ3。3000、6000のあがり。親っ被りしなくて良かった。いやもはや、そういう段階でもないけど。笑
南1局 西家 ドラ九萬
さあ今度は、369がアヤ筋だぞ~、つーか、ここまで予想通りに縦重なりするなら、最後はきちんと、スッタンになれや俺の手牌!!
333666②②②④④⑤⑥
⑤ピンは赤牌です。
入り目、赤⑤ピン。笑 1枚切れで狙い目だった北を切って、ダマテンに構える。こんなのをリーチしてしまう日が、俺にもいつか訪れるのだろうか?
一生、訪れなくていい、、
場に3枚目の⑦ピンを対面女性が放って僕のあがり。一応、高目。
タンヤオ、三暗刻、赤1。満貫の出あがり。
永世将王が、身を乗り出して開かれた手を見る。
対面女性がダントツ過ぎて、直撃取れても、焼け石に水。笑 一応2着目の、僕。27900点持ち。
南2局 永世将王が親番。
タイムアップが迫っていることも察知していた永世将王が、なんとかもう1局やろうと、高速で仕掛けていく。
が、この局で終わりのタイマーが鳴ってしまう。
最後は永世将王が、下家の男性からきっちりあがり切って半荘終了。中、赤1の2900点の手だった。七萬でのあがり。
④④五六 ③③③ポン 一二三チー
中中中ポン
僕は27900点持ちの2着で終了。
+7.9ポイント。
この半荘は、終始、きっとメガネを忘れたことによる、下家の年輩男性の方の、たびたびの長考が、正直、しんどかったです。笑
晒し間違いも、何度かあって、その度に修正にも、時間掛かったし。
まあいろんなことあるよな、人間のやることだしな、麻雀は。
忍田さんも、ありがとうございました。
また胸を借りに来ます。
何回でもぉー~っ!! 笑
2半荘目
起家スタート。
忍田プロとは同卓できなかった。そのかわりスタッフの、RMU狩野哲郎プロが、対面の西家に同卓することに。
ちなみに北家には、先ほどトップを取った女性。南家には知らない男性。
狩野プロは、オカルト麻雀対戦記、2回目の登場。笑 今のところ、最多登場です。笑
そろそろRMUのトップの方にも、他の戦友にハッパ掛けるだけのポジションはやめてもらって、登場して来て欲しいものである。笑
東1局 ドラ八萬
二三四八八345556 中中中ポン
5ソウの1枚は赤牌です。
中、赤、ドラドラ。
12000点が見えるこの手。配牌時点から258のアヤは感じていたのだが、5ソウを切って、4、7ソウ待ちに受けてしまう。5ソウは全部見え。ドラの八萬と2ソウは、1枚も見えていない。4、7ソウは、僕の目から4枚見えだった。デジタル的に見ても、変則三面張待ちが有利だったか? 共に仕掛けていて、早いテンパイ気配だった狩野プロの現物待ちだったから、何となく、4、7に受けてしまった。
すぐに、狩野プロから2ソウが放たれる。
これは、、、
これは、、、、
ちょっと狩野プロのことを、意識し過ぎてしまっているかな、、、ふっ、、。
流局。
僕と狩野プロの、2人テンパイ。
狩野プロは③ピン単騎の、役牌ドラ1の手。
しかし、本当に、この4、7ソウ、あがれないもんかね、、、
東4局 南家 ドラ③ピン
この半荘、終始、下家の男性のチー鳴きが、俺の必要牌、死ぬほど喰い流している。
笑笑笑
もう、さっきから、、マジかよ、、、、
終盤、なんとか4枚目の9ソウをチーすることが出来て、ずっと理想だった、この形でのテンパイを入れる。本当にもう、何回面前であがってんだよ本来。笑
123456西西③④ 789チー
5ソウは赤牌です。
すぐ次巡、赤⑤ピンをツモ。
一気通貫、赤赤、ドラ。満貫のツモあがり。2000、4000の収入。
3万点ちょっと持ちの、暫定トップ目に。
すぐ下には、狩野プロが肉迫、、、、、。
南1局、ドラ⑧ピン。僕の親番で、狩野プロがこの手を上家の方からあがる。
リーチ、一発、ドラ、裏ドラ2。満貫。
四萬が裏ドラだった。薄い5、8ソウ、8ソウでのあがり。
二三四四五六67發發⑦⑧⑨
これにより狩野プロがトップ目に。
南3局 狩野プロ親番
断トツラス目の上家の方が、終盤に、気合いのツモ切りリーチをして、数巡後、見事に7ソウをツモりあがる。
22244466788西西
リーチ、ツモ、メンホン、イーペーコー。
3000、6000のあがり。
オーラス、上家の方の親番。
親が、役がよく分からないドラ1ソウのチーをして、終盤まで、ずっと手出ししているのに、全くテンパイ気配がなく、僕が連荘させるために、本当に最後の巡目で、場に2枚目の東をワザと鳴かせる暴挙に出るも、その親のテンパイ打牌で溢れた4ソウに、下家からロンの声。
タンヤオ、赤赤。3900点の横移動。
僕は28900点の2着終了。+8.9ポイント。
やはり、狩野プロを捉えるまでは行かなかったか。僅かな点差が、とても分厚く感じた。
東パツの、待ち受けがな、、、
チクショウ!!!!!!
2022年12月31日
打ち納めは、やはり、今年11月から、とてもとてもお世話になった、五反田の麻雀nextさんへ。
五反田nextさんが、Mリーグ競技フリーを、11月から開催してくれていなければ、一体オカルト麻雀対戦記は、一体僕は、どうなっていたかまるで分からない。最悪、そこら辺で、野垂れ死んでいたかも知れない。
(それは無いだろう、なんのこっちゃ。笑)
でもマジな話、オカルト対戦記は、全く違ったものになっていたんだろうな。
今日のゲストは、山本ひかるプロ。
もう、ひよこ堂さんで、連盟公式ルールで、何回も何回も対戦済み。
普通に、勝ったり負けたり。
僕の受ける印象だと、ひかるプロは、出来が良く天才的な時と、出来が悪くちょっとダメダメな時と、とても差が激しいイメージ。
2018年だか2019年だかの放送対局で、シンデレラリーグ決勝で見せた、あのひかるプロの闘牌は凄かった。まるで麻雀の完成形を見せられているようだった。見事な、優勝だったなあ、、。
だからあんまり燻っていてほしくはない麻雀プロの一人。
行くなら、どこまでも駆け上がって行ってほしい。
なかなか、麻雀で結果を出し続けるって、難しいもんだよなあ、、、
っていうか、ひかるプロと、赤ありのMリーグルールで打つのは、初めてかあ、、
ちなみに、ひかるプロは、俺の名前を決して覚えない。覚えようとしていない。
何回も打って、風貌はそりゃ認知しているだろうが、名前は、「櫛引」って、難しいのか聞き慣れないのかで、毎回必ず忘れている。笑笑
集団連鎖で、俺のことを、まるで親のかたきみたいに、こぞって嫌うRMU団体の中で、唯一、彼女だけは、どこ吹く風。
しっかりと、自分の感覚だけを信じて、物事を見定めている。興味のないことには、回りと同調して、対象を疑ったり、攻撃したり、と、余計なことは決してしない。
俺が彼女を、何となく好きな理由である。
まさかの、名前、ずっと把握せずスタンス。
笑笑笑
お店の中に入ると、賑やかだった。
外はあんまり人がいないのに、お店の中は、込んでいた。セット客が多い。フリー客も、多い。フリーで5卓も立っているか?
スタッフの方に、込んでいるので、ひかるさんとの同卓は結構あとになってしまうかも、という説明を受ける。
うん、それはしょうがない。まあ最悪、打てないかもな。
1半荘目
あれ? 待合席にいる時から気付いてはいたけど、ついこの前、連盟巣鴨道場で、同卓して、2連勝して行った人だ。名前も、もう、分かる。トゥーカンクルーさんだ。(一般の方なので、仮名)
東家 親のかたき。(櫛引祐二)
南家 点数計算出来ないと申告のイケオジ。
西家 トゥーカンクルーさん。(最強)
北家 一般男性(若め)
ずっとずっと、下家のイケオジが、場面にリンクし続けるといった展開模様。もちろん、あがり続けて。それに引き換え、トゥーカンクルーさんが、どうやら今日は、とても厳しい展開に。ああ、、振り込みまくっている。
南3局 西家
場況を見定め、今局は必ず、ピンズの258にあがりが帰結する、ということを確信し、
(あっ、得意なやつね。笑)
この形で、リーチ一発ツモを果たす。
①③567789北北六七八
5ソウは赤牌です。
①ピンが、場に2枚切れ。デジタル的にも、これはリーチだろうか。
リーチ、一発、ツモ、赤。
2000、4000の収入。
僕に出来たことは、この半荘はここまで。誰もイケオジの牙城を崩せず。
25600点持ちの2着終了。+5.6ポイント。
2半荘目
同一メンツのまま次の半荘へ。
ここまで色々とあがり倒すと、打点の低い、符計算を要する形以外、だんだんとイケオジさんが、点数申告できるようになってくる。満貫ハネマン、言ってりゃいいんだもん。笑
流れ、変わらず。
終始、イケオジが圧倒する展開が多いまま、南4局、ドラ⑥ピン。オーラスの親番。
苦しい耐え忍ぶ半荘だった僕に、最後に一発大逆転の手が入る。
456678⑦⑧⑨⑨六七八
5ソウは赤牌です。
リーチ掛けて高目ドラの⑥ピンをツモれば、裏ドラとか次第では、倍満まである手。
入り目、嵌七萬をツモって絶好! もらったと思って、即リーチ。
持ち点数の壁、とでも、思っていたのだろうか、仕掛けを入れていたイケオジが、死ぬほど押してくる。
当たりの⑥⑨ピン以外、全部通さんばかりの勢い。笑 確実にテンパっている。そりゃあそうだよな。
なにやら手出しを挟み、イケオジが、対面のトゥーさんから、僕の現物になっていた、⑧ピンで打ち取り。役牌、ドラ1。
どうやら、ずっと嵌⑤ピンで押しまくっていて、⑦ピンを持ってきて、の、両面振り替わり、だった模様。
完敗。
24700点持ちの3着終了。-15.3ポイント。
トゥーカンクルーさんが、ここで席を立つ。どうやら、今日の状態の悪さを見切ったらしい。強者は、続けて、打つ打たないの見切りも早い。
僕は、、、熱続行かな? 笑
ツカツカツカ、と、山本ひかるプロが近づいてくる。お、どうやら次はひかるプロと打てるのかな?
「まだ、これ、みんなにお配りしてるの、、貰ってないですよね? 全然意味の無いものなんですが、よかったら受け取って下さい。ハハハっ、」
手に取って見てみると、紙切れに、ひかるプロの顔写真と小さめのサインが載っている、
[大晦日⛄女優と過ごしました券]
・・・・・・・・・・・・・・・・
「か、か、、家宝にします。」
(言うと思った。笑)
3半荘目
位置関係は、対面にひかるプロが座って、後は、先ほどまでと全く一緒。
なんだかひかるプロが同卓した途端、先ほどまでは、勝っていても、どこかオドオド気味だったイケオジさんが、めちゃくちゃ口数多く、ベテラン風を吹かせて、ひかるプロに、喋りかけていく。
あああ、、、まいったなこりゃ。
好きなんだな、ひかるプロのこと、、。笑
東4局 北家
一一六七七八九中中中 北北北ポン
仕上がり方が、、よかった。
1枚目の中は見送り、そしたら北を重ねて、一萬を重ねて、北をポン出来て、中も暗刻になり、七萬が入り、この形。
捨て牌はホンイツっぽいけど、だったら早すぎるねっ、といった河を構築。四萬が、2枚溢れ。でもまだ、7巡目。
五萬をひかるプロから打ち取り僕のあがり。北、中、ホンイツ。8000点の加点。
南1局 西家 ドラ三萬
トップ目で何やら調子良さ気だけど、さすがにこれはやり過ぎたかな、と思ったこの形。
でも、9ソウをチーで鳴いたあと、しっかり高い方を持って来て、仕上がるんだもん。なんだか、不思議な、櫛引祐二への急な運気の寄り、、、
123一二三九九發發 789チー
發は生牌、九萬は、1枚見え。
やっぱりヤバいかなと思っていると、何と、瞬く間に、3軒リーチに囲まれてしまう。
ゲロゲロ。笑
助けてくれえ~。笑
リーチを受けた後の、俺の最初のツモは、、
な、
は、發!!!
「、ツモぉ」
チャンタ、發、ドラ1。
1000、2000と、3本のリーチ棒ゲット!
その後、、
元々ツイてない席に座らせられたひかるプロが、どんどん放銃して局が進んでいく。
5ソウに、、
七萬に、、、
もう、明らかに、上家の仕掛けの待ち、そこしかないよってとこ、ド本命だよってとこ、リーチ宣言の最後に切る牌とかじゃなくて、たぶん本当に、ナチュラルに進めて切って、振り込んでいく。
う~ん、これは、悪い時のひかるプロなのかなあ、後ろから観てる訳じゃないから詳しくは分からないが、、、
それよりも何よりも、ひょっとすると、イケオジさん、ひかるプロの前だと点数申告できないの格好悪いからって、主に東場とかで、ワザとあがらなかった、格好つけて、あがれなかった局とかあったんじゃないか?
何だかオカシイぞ、この俺の、運気の寄り。笑笑
急に全く、負ける気ゼロのモードに切り替わっている。笑 もう、長年やって来て、そういうのは、感じる。
きっと普通に、しばら~く、俺に悪い展開、起こらないぞコレ。笑 イケオジの元々の運を、受領したのが俺だったかあ?
う~ん、考え過ぎかなあ? 失礼かなあ?
俺のあの鳴きホンイツが、上手すぎて良くなっただけかぁ? ・・ハハハっ・・・・・・
オーラスは上家の方が2600点をあがって半荘終了。
42700点持ちの1位。
何だか、、、久しぶりのトップ。笑笑
+62.7ポイント。
今回の成績です。
2着 +7.9
2着 +8.9
2着 +5.6
3着 -15.3
1着 +62.7
合計=+69.8ポイント、となりました。
本日の教訓です。
教訓1
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