紫を背負って。
私は子虎。
紫の花を背負って毎日を過ごしている。
紫の花を背負うきっかけになったのは、
5年前の夏の終わりまで記憶を遡ります。
5年前の私は中学2年生でした。
その頃は藩士と子ナを両立してましたが
「誰推し?」と聞かれることがあっても、
誰推しなのか自分でもよく把握しておらず、
DD=誰でも大好き💕というスタンスで
過ごしていました。
実際問題、全員好きなんですよ。箱推しですよ。
そんな私は一本の公式動画に出会いました。
一見、普通のCD内に収録されている曲を
ダイジェストで紹介している動画ですが、
この中の一曲にヤられました。
"Te extraño"
この曲を聴いた時、心臓がドキドキしたのを
覚えています。
とても甘くてスパイシーで色気がすごくて。
クラクラしてしまい、目眩がしてしまう程の
威力がありました。
すぐさまCDを購入。聴いてみました。
異国情緒あふれるラテンのリズム、
甘い中に気だるい雰囲気に釘付けとなりました。
聴き終わった後、またもう一度、そしてもう一度とその夜は再生して一晩中聴いていました。
それがミスターという存在を強く認識する
きっかけとなりました。
私の知っているミスターは、ニコニコ笑っていて
でもめちゃくちゃかっこいい人で、
甘いものが苦手で、面白い扮装をする人でした。
曲を聴いてから、会長の事をもっと知りたい、
もっと作品を観たい!とどんどん掘り下げていき
気づいた頃には子虎になっていました。🐯
そして2020年の年末、OOPARTSをはじめて
円盤で観ることになりました。
はじめて手に取った作品は、
「リリリストラ」。
最初の口上で役者としての会長に心を射抜かれました。まるで磁石が引力に引っ張られるように。
これは面白いぞとどんどん集めていき、
天国への階段で号泣して、haunted houseで
お腹が痛くなるくらい笑って、
そうして月日が流れ、2021年の10月。
今の私を作ったきっかけの作品が情報解禁されました。
「 D-river 」
青天の霹靂とは本当にこの事だと思います。
嫌味ったらしいヴィランを演じる会長が
私の目にものすごく魅力的に映りました。
ここでは書ききれない&二番煎じになるので
下の記事で沢山お話ししていますのでどうぞ↓
そして、D-riverから数ヶ月後の春。
jamboreeの開催が知らされ、思い切って抽選に
挑戦し、6月に見事当選。初めての北海道です。
jamboree当日は緊張でご飯が喉を通らず、飲み物を飲み込む音よりも心臓の音が大きく聴こえて、暑さとトキメキでクラクラする程でした。
はじめてのジャンボリーはとても楽しく、
神々しくステージに登場した時、私の中で時が止まって、息をすることを忘れてしまうくらいでした。
膝が痛いと言いながらも笑顔を振り撒く姿を見て、愛おしさとかっこよさで心はいっぱいになり、自然と涙が溢れ出して止まりませんでした。
jamboreeから1年後の2023年。
この年は私の中で子虎として応援できるかが
分からなくなる年がやってきました。
長くなりそうなので短く3点でお話しします。
1、会長の退所に関する匂わせ
2、行ける推し現場全滅
3、情報の減少による供給不足
まず1点目。これは私の中で1番の事件です。
当時の事を思い出したらしんどくなるし、
本当は今でもビクビクしています…
現在は問題となるポストも削除されていますが
真相は会長にしか分からないのです…
次に、行ける推し現場全滅。
現在働いている会社での実習期間がちょうど
サイン会の開催日に当たってしまう上に、
ホワイトイルミの点灯式は函館旅行の1週間後、
うましパは学生なので金銭的に参加できない。
なぜ悔やんでいるのかと言うと、1点目の話に
戻りますが、
もしかしたらこれが最後の現場かもしれない。
その焦燥感から行けなかった事をとても悔やみ、
これからの推し現場に対してモチベが上がらなくなってしまいました。
そして3点目。これはただ単に供給が少なくて、
SNSの方が情報早くないか?と悶々としました。
多分SNSをやっていなかったらこんなに情報を
知る事って少なかったんだろうなと改めて感じました。
暗闇を手探りながら進んでいると、ある番組が
12月に放送することになりました。
"私が女優になる日"
これは本当に道外のおたくにとって嬉しい知らせでした。だって道外で会長を見ることは貴重な事なのだから。放送される日はTVの前でワクワクしながら待ちました。
脚本家としての姿や、モデルさん達を演技指導する時の優しいながらも瞳の奥からうかがえるキリッとした眼差し…などなど2週に渡って見ることが
出来て、幸せでいっぱいでした。
やっぱり子虎をやめることは出来ない。
放送後は悶々としていた気持ちが晴れていきました。だってこんなに愛おしい人を忘れることは
出来るわけがない。出来るのなら記憶を書き換えて全て忘れさせて欲しいけれどでも出来ないのです。
そして、2024年。
"ようやく会える"を実感することが出来る一年に
なることになりました。
まずは6月のOOPARTS公演。初めての道新、
はじめての舞台観劇。そしてふぉろわーさんとの
お話し。細かい事などは下の記事でお話ししてますので、よろしければどうぞ。↓
幸せなことに2回見ることが出来て、少しだけ
奇跡も起こり、これを皮切りに"もっと会いたい"
という気持ちが泉のように湧き上がりました。
そして先月の10月11日。念願となるうましパに
当選しました。これは歴史的な瞬間です。
会えなかった分を今年の現場で補うことが出来て
幸せ以上の言葉が見つからないのです。
その気持ちを噛み締めながら、毎日を過ごしています。
ああ、子虎で良かった😆
毎日この気持ちの連続です。
だから5年目となった今、好きになったきっかけを
文に記していこうと思い、この記事を書きました。
5年目も6年目も、可能な限りずっと会長の姿を
追いかけていきたいです。
私は子虎。
紫の花束を毎日背負っていく。
5年目も、6年目も。これからも。