人との距離感
これまで、色々な場所で、色々な人に
出会ってきました。
ただ、その場を共にして、その後
継続して関係が続くわけではない、
一期一会で出会った人たち。
ただ、住まいが近くて、直接友人のように頻繁にコミュニケーションを取っているわけではないけれど、見たことがある見覚えのある顔見知りの人たち。
昔からの付き合いの友人や家族。
元クラスメートや元同じサークル仲間など。
その中でも、現在でも連絡を取り合って繋がっている人もいれば、その時は割と話をしたり親しくしていたけれど、今は音信不通で何処で何をしているかも分からない人たち。
たくさんの人たちとすれ違いながら。
以前は親しくしていても、今では音信不通になった人もたくさんいます。
今も付き合いがある人たちもたくさんいますが。
現在、付き合いがあると一言で言っても、距離感は様々。
よく行くスーパーでレジを打っている店員さんと一言、二言
「暑いですね、今日は。」と言葉を交わしあったり。
同じマンションに住んでいて、玄関やエレベーターで見かける人たちと、
普段の生活でママ友や友人のように
何か困った時に話をするような関係ではないけれど、顔見知りというような関係。
たまにしか電話をしなくても、
昔のように、まるで学生に戻ったかのようにツーカーで、何を話しても
空気感が伝わりやすい友だちもいます。
会う頻度と関係性の濃度は、必ずしも比例する訳ではないと感じます。
多分、人柄がどうとかいうよりは、
以前に密に接していて、相手のことが分かっていることが前提の方が、心を打ち明けやすいという事が、関係性の持続に強く関わっているように思います。こと、私の場合に関しては。
私の周りには、友だち思いな友だち
とか、優しい人が割といてくれています。
本当にありがたいお話ですけれど。
それは、人柄も関係なくはないけれど、どれだけお互いに心を開きあって、それでも尚且つ関係が続けられているかどうかで、繋がっているようにも思います。
私の仲の良い友だちは、私の良さも悪いところも知った上で、付き合ってくれています。
友人が悪いところを指摘してくれることも、私にとっては大事なことだと思っていて、それが嫌がらせではなく、限りなく私のためを思って、良かれと思って言ってくれているのが分かるから。
とても大切な友達です。
また、相手を傷つけないように気を遣いながらも一言二言、助言してくれる友達もいます。
これもまた、大切な友達です。
耳馴染みの良い言葉ばかりを口にする人が良い人かというと、そうも言い難いと思います。
ちょっと嫌なことを言われたとしても、それが相手を思って言っていること、そして相手にきちんとその事が伝わっているのなら、その関係性は素晴らしいものになるでしょう。
頻度と関係性の濃度は、比例も反比例もしないと思います。
人と人が関わり合って、自分や相手のことを分かり合って、お互いが相手をどんな風に思うのか。
こだわりも好みも人それぞれだし、
仲間が複数あるのは、その仲間が似た者同士であったり、何かしらのグループとして存在しているからこそ、様々なグループができるのだと思います。
学生の頃から、目立つグループに憧れていても、そのグループには属さないこともあったりします。
そういう小さな頃からの人間関係の
積み重ねがあり、大人になってからの
付き合い方や付き合う人の見極め方が
できてくるのでは、と思います。
私も、色々な分野で活躍されてる
人たちで、推しの人もいたりします。
(この人って良いな。格好いいな。)
と思う人は複数います。
そういう人たちは、多分、別の世界で
仲良しグループがいたり、仲間がいたりするのだろうと推測します。
私は、
「ただの1ファンでいよう。」
「どこか心の片隅で、その人を応援していよう。」
そんなふうに思います。
人には、線引きも必要かなと思います。
相手を重んじればこそ。
「相手の世界を重んじたり、尊重するなら、適度な応援団でいたい。」
私はそう思います。
人との距離感というのは、簡単そうで難しいです。
自分だけではなくて、相手の思いも
あって関係が成り立つことを、よく
心して、今後も出会うであろう人たちと、コミュニケーションを取っていけたらと思います。
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