クレイジー・フォー・ユーを観劇してきた。
劇団四季のクレイジー・フォー・ユーを今日、神奈川芸術劇場で観劇してきました。
ガーシュウィンのアイ・ガット・リズムという曲が有名な1930年代アメリカを舞台とするボーイミーツガール的なお話でした。
最後はハッピーエンドで見ていて救われましたが、
男女のラブ・ストーリーのすれ違いや
思い思われのタイミングのズレなど
あぁ、あるあるだなーと思いながら
見てました。
女性が沢山ムーラン・ルージュっぽく踊っていたのがとても華々しくて、
さぞかし演じていた男性や見ていた男性も楽しくてしょうがなかっただろうなぁと思ってみてました。
さて、主人公の男女ですが、
町真理子さんと斎藤洋一郎さんが
本日のキャスト。
町さんは、以前ライオン・キングを観にいったときにも主演を演じておられて、幅広い役を上手にこなす方で
またとても笑顔がチャーミングな人でした。
斎藤さんは、私から見ると
レオナルド・ディカプリオさんのような顔立ちだなぁと、思ってみてました。
まぁ情熱的に口説くのですが、
斎藤さんは主演とは別に、違う男性になりきって二役演じていて、
違う男性になりすましている斎藤さんの方に町さん演じる女性は惹かれてしまうというシナリオ。
同じ人なのに、演じる役によって
好みでなくなることもあるのかーと
思ってましたが!
結局は、斎藤さん演じる主役が目の前からいなくなって初めて存在の大きさに気づき、お互いに運にも恵まれ、
再開してハッピーエンド!!みたいな。
実に最後は、よかったねー、ブラボーと言いたくなるエンディングでした。
また、この作品には主演以外にも、
数組のペアのラブコメもあり、
見ていて楽しかったし、複数のペアが見事に最後はカップリングして終わるところもめでたくて、劇中といえども、久しぶりに楽しく幸せな人たちを見られて本当に幸せを分けてもらったな!と
感慨深く帰宅しました。
西部の寂れた田舎町で演じていた男性たちも、ムーラン・ルージュみたいなお姉さんたちがやってきて、劇場を立て直すために稽古したりして、
本格的にサポーターがついてからの
演技を見てると、同じ人とは思えないような変わりぶりをするのにとても
びっくりしました。(演技がお上手!)
やる気なくて、何かつまらなさそうに生きていた人たちも、身なり整えて、何かやる気を持つようになると、あそこまで変わるのか?と思うほど。
人って変われると思ったし、
同じ人でもキャラクターによって
好きになったり嫌ってしまったり、
本当にその辺りが面白い作品でした。
劇団四季は、とても広く老若男女に
愛される舞台を作って演じてくれる
日本が誇るべき劇団だよな〜!!と
とても感動させられます。
機会があったら、劇団四季の作品を
再び観られるといいなぁと思いました。