漢詩の書き下し文
漢詩の書き下し文を読んでいて、倒置法が気になることがあります。
①ただ見る。長江の天際に流るるを。
②ただ長江の天際に流るるを見る。
①が倒置していて、カッコいいし、また、白文に対し、何の返り点も打たない読み方。
でも、②のように読むのが、絶対にダメな文法的な理由はあるのかな?
ないなら、日本の漢文は、返り点の打ち方で二次創作されたものなのでしょうか?
だとしたら、私はオシャレでなお、良い気がします。
中国語がわからないから、何とも言えないけど、漢詩にどう返り点をつけるか、どう書き下すか、それもまた、文学であり芸術かなとか思う。
その代わり、押韻の響き・リズムは再現できないのかもね。中国語話者にとっての漢詩と、日本人知識層にとっての漢詩は、別の楽しみ方なのかもしれませんね。
詳しい人、教えて!