イギリス王室と精油
エリザベス女王のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
私の周りにいる海外の家族や友人との会話からも本当に多くの人に愛されたお人柄を実感してます。私も彼女の笑顔がとても好きです。
私が精油について勉強し所属しているのはIFPAという(国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟)です。
イギリスやヨーロッパは精油が本当に生活の中に違和感なく存在しています。そしてそれは、香りとしてだけではなく”緑のくすり箱”としての存在。
イギリスではほとんどのご家庭の薬箱に、精油が入っているんですよ。
そして、イギリスでこれほど愛されている精油はもちろんイギリス王室でも愛されています。そして、イギリス王室と精油の歴史は大変長く何世紀前にもなります。
アロマを勉強している方は聞いた事があるかもしれませんが、ヨーロッパ全土にペストが流行り皆が苦しむなか、ペストにかからなかった泥棒のお話。
彼らは、精油を体塗っていたのです。そして彼らがペストにかからない事を不思議に感じた当時の王様が、その精油の処方を知りペストから守ったそうです。
日本ではエッセンシャル オイルをリラックスの目的で使用される事が多いのですが、古来より、ヨーロッパでは精油は、癒しというより、自然療法として。その強力な治癒力のために、金よりもオイルの価値が高いほどです。
クローブ、ローズマリー、その他の植物で構成される芳香剤の組み合わせ=シナジーは、死者や病の人に使用されてきました。
今回、エリザベス女王の棺の周りにも多くのローズマリーが使われていました。
そして、イギリス王室は、いまでも精油を愛し生活の中に取り入れているそうです。
イギリスの君主の戴冠式にも精油は10世紀から使われています。そしてそれは、君主が健康で幸せな長寿を願うものとして使われています。
精油(アロマ)は癒しだけではない事をもっと広めたい。
☆ストレスの緩和:アロマセラピーで使用される多くのエッセンシャル オイ
ルは、ストレスや不安の軽減に使用されます。
☆真菌感染症を治療します:お茶ツリーオイルには、カンジダなどの真菌感
染症の治癒に役立つ抗菌特性があります。
☆良質な睡眠をサポート:ラベンダー オイルのリラックスできる香りが、睡
眠の質を向上させます。
☆病気の予防:多くのエッセンシャル オイルには、フリーラジカルによる細
胞の損傷を防ぐのに役立つ抗酸化特性があります。
などなど
予防の観点からの精油(アロマ)の歴史がある、本場イギリスから学んだ
英国式芳香療法を本場のスタイルでお伝えしていきたい。
次回はエリザベス女王の棺にも置かれたローズマリーについて
お伝えしたいと思います。
#自然療法 #アロマ #健康 #セルフメディケーション #名古屋
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