友人との長〜い1日…

高校時代のとある日…

友人とたわいもない話をしながら、

登校していると…

後ろから、友人の後輩がやって来て…

『今日、絶対行くから時間空けといて！！』

と友人に一言だけ残して、通り過ぎていった。

ふむ…これは、

自分には全く無関係だと思っていた、

イベントの告知を見せつけられた…という事なのだろうか！？

さっそく、友人に事情聴取っと思って、

顔を見ると、表情が硬い…

ちょいとからかって…

と思っていたのだが…

どうも様子がおかしい…

直接聞いたわけではないが、

巷！？の噂では、付き合っているとか、いないとか聞いたような気がしたので、いじくり倒ししてやろう思っていたのだが…

別の意味で、事情聴取すると、

どうも、その娘と絶賛喧嘩中との事…

なるほど…

んで、さっき声を掛けられた事で、

余計に、よくわからなくなったらしく…

現在、友人は、脳内会議の真っ最中らしい…

結果、表情が完全にフリーズ状態…(＞＜；)

どうりで、急に黙り込んだわけだな…と

とりあえず、

混乱した友人に追い打ちをかける趣味は持ち合わせていなかったので、

そっとして置くことに決定し、

再び、たわいもない話をして学校で別れた。

その日の夕方、自宅でくつろいでいると…

チャイムがなり、その友人が訪ねて来た…

用件はと言うと…

『頼むから、匿ってくれ！！』との事…

で、誰から！？と問いただすと、

今朝の後輩からという事だった。

未だ仲直りできていないのか…

と若干頭を抱えつつ…

まぁ、いいけど…

それも時間の問題だと思うのだが…

その後輩の知り合いに、

我が家をよ〜く知っている、

知り合いがいるので…

とりあえず、

いや、なんでかわからないが、

友人と二人で、自宅を逃亡する事になる…

とりあえず、離れた公園を目指すも、

逃亡理由がね…

よくわかっていない状況で、

こっちが、一緒に逃亡する理由がない気が…

そうこうしているうちに、

目的とした、公園に到着…

んで、あらためて逃亡理由を聞くことに…

逃亡理由(要約)

絶賛喧嘩中の理由が、その後輩の知り合いの娘に手を出しているとして、その後輩が怒ったらしい…

※まぁ、当然怒るわな…

ただ、本人は猛烈に否定…

よく話すけど、そのつもりは毛頭ない…

※ちゃんと話したのか！？…

んで、更にその知り合いの娘が、否定せずに肯定し、

交際宣言したらしい…

※これは、こじれる悪寒が山盛りだな…

その後、友人本人の未同意の水面下で、

どちらも、チョコを片手に家に行く…と張り合いという名の取り合いが発生中…と言う事らしい…(友人の別の女友達？談)

※なるほど…それで逃亡して来たのか…

とはいえ、事態を収束させないと、

私が自宅へ帰れないので、

とりあえず少し落ち着いてきた友人へ、

こちらから以下の提案…

まずは、その知り合いの娘へ会い行く、

んで、事実関係の把握と友人との相互確認、

もちろん、“交際事実はない”との確認も含めて。

それから、友人の後輩と会い、

事態を収束させてはどうかと…。

少し落ち着いた友人は、

とりあえずその提案を受け入れてくれたので、

さっそく、友人に電話をしてもらい。

知り合いの娘を呼び出し…

事の次第を確認…

おおよそあっているようだったが…

よくよく聞いてみると、

売り言葉に買い言葉で、

つい交際宣言してしまったらしい…

※まぁ、気持ちもわからなくはないが…

とりあえず、相互確認で交際自体なかったと

確認/合意して、別れた。

※話しがややこしくなるので、友人へのチョコはご遠慮していただいた…

さて、ここから問題の後輩を呼び出し…

っと思ったら、バッタリ出くわすことになる…

真っ向から、走って来て、

友人に、『絶対行くから時間空けといて！って言ったのに、なんで家にいないの！』

っと問いただした…

※もちろん友人の家である、第一次逃亡先である私の自宅ではない…

少し様子を見ようかと思ったが、

何気に足蹴にされている友人を見て流石に助け舟を出さないわけにもいかないなと思ったので、

間に割って入り、

※めんどくさいな…と思いつつ…

事の次第を説明…

少し落ち着いて話せないかな？と提案…

意外とすんなり受け入れてもらえたらしく、

こちらの情報と相互で交換し、

詳細を詰めていった、

友人の後輩の言い分。(要約)

早く仲直りしたくて、驚かそうとして一生懸命チョコを作った…

※水面下の努力を感じるが、友人に伝わりにくい方法を選んだような…

しかも、自分の知り合いの娘との交際と聞いて、怒りよりも焦りがひどくなっていって、とりあえず会いたいので、探してたらしい。

※見つけられて良かったね…と思いつつ、自分がきれいに巻き込まれたんだな…という感情に包まれた…

誤解だと聞いて、頭ではわかっていたらしく、でも……という葛藤に包まれていたらしいが、少し落ち着いて冷静になってきたとのこと。

まぁ、そんなこんなで、

とりあえず仲直りできたようなので、

私は、自宅への帰路に立つ事とする。。。

※事態が収束すれば、私は単なるお邪魔虫なわけで…

なーんか、疲れた…な。

気が付けば、夜中…はぁ…長かったな…

ま、結果オーライという事で、

自分を納得させて、風呂に入る…

冷静になって考えて、

今日の出来事を、考え直してみると…

・気軽に巻き込まれないようにする。

※前にもこんな事があったなw

・足蹴にする彼女は作らないようにしよう。

※そこかよ！？って言われそうだが…結構重要な気がする…

以上、2点を胸の内にしまって、就寝しました。

あー、長かったな…。