メタバース「P」報道部①
皆さんこんにちは、ようこそPの世界へ
スズシロさんからお話は伺っています。
私は“クレム”
ここメタバースPの秩序と安定を維持する、管理局の人間です。
本日より数日に渡り、P内の施設や設備の紹介をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。
まずはPの概要について
ここはメタバース(Metaverse)、インターネット上に構築された、仮想空間のことです。皆さんに見えている私の体も、実体はなく、ただのデータというわけですね。もう一つの新しい世界とでも思っていただきましょうか。Pは何でも自由に、自分の好きなことができる、まさに夢の世界と言えるでしょう。
正式なログインは11月5日に行ってもらうとして、今日は体験ログインをしてもらっています。ほら、あなたの手首にアバターナンバーが浮かんでいるでしょう?Pの厳重なセキュリティにより、すべてのアバターは番号を基に管理されます。
そして、今日は仮のアバターですが、本ログインの際には皆さんご自身でアバターを作っていただくことになります。どんな見た目にするかもすべてあなたの自由。もう一人の自分を作ると思って、お気に入りの一体を作り上げてくださいね。
Pは10を超えるエリアから構成される、広大なフィールドです。迷子にならないよう、慣れるまではマップを展開しておくといいですよ。さっきのナンバーを長押ししてみてください。
上手くマップを開けましたね。そのメニュータブからは、チャットや通話、アイテムの管理などが可能です。今はロックされている項目が多いですが、本ログイン後にいろいろ触ってみてくださいね。
そして、エリア移動にはテレポートシステムを使用しますが、頑張ればどのエリアにも歩いていくことができますよ。
Pの中でも特に目立つ建物が、中央にある政府ポートです。マップ移動をするときにはこのタワーを目印にしてもよいかもしれません。
ここは内閣・国会・裁判所それぞれの支部があったり、その他にも国の重要な施設の支部が入っていたりと、まさにPの中心地。
我々が勤めている管理局もこの中にあります。
一般のアバターが利用することはめったにありませんが、最上階の展望エリアだけは一般解放されています。Pの世界を一望できる、おすすめスポットですよ。
ああーっと、すみません、そろそろ管理局に戻らなくては、
他の施設の紹介は、また今度させていただきますね。
まだ体験ログイン終了まで時間がありますので、この政府ポートの周辺なら、自由に探検して大丈夫ですよ。
あ、そうだ、厄介な奴らに出会ったら、すぐに連絡をもらえると助かります。メニュータブの開き方は、もう分っていますよね?
それでは、お気を付けて。
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