マダム見習い娘のちょっと小話
天真爛漫やまガールと贅沢モーニング🌅☕️🥘
先日、高校時代の友人と、
日高市の日和田山に行ってまいりました。
2024年、初登山!
始発の電車に乗り、高麗駅に到着。
真っ暗な中、首からかけたライトの光を頼りに進みます。
友人は、山登りにキャンプと、
同世代の中では超ベテランの天真爛漫やまガール。
迷うことのない足取りがさすがだなぁと思いつつ、
マダム見習い娘もあとに続きます。
登山...いつぶりでしょう。
だいぶ序盤から息が上がっていました。
朝のひんやりと冷たい風にも負けることなく、
じんわりと汗が滲み。
一部脱皮し、また進みます。
この日のお目当ては
日の出 de モーニング🍞
少しずつ、群青色の空を押し上げるように
赤みがかった橙色の光が交ざります。
来た道を振り返って(とはいってもまだ足元は真っ暗ですが)朝焼けをパシャリ。
暗闇の中でも感じる木々の生命力。
まだ眠っているのだけど、
生きていることがわかる。
というかんじ。
おはようって言いたくなる。
ワクワクしました。
さすが自然のエネルギー。
さて、少しずつ明るくなってきたところで
鳥居が見えてきました。
自宅を出発する頃、多くの星が輝いていたので、
おそらく今日の空は青いだろうと踏んではいましたが。
🧒🏻「うわぁ〜!」
思わず声が出ます。
登りきった達成感と目の前に広がる美しい景色。
東の空は、赤く染まり、小さくも東京スカイツリーの姿が。
西の空には、うっすらと雪を被った富士山。
澄んだ空気の心地良さと、目の前の景色の壮大さに
思わず涙が出そうになる。
しばらくうっとり写真タイム。
さてさて、こんな素敵な景色を
目の前に朝食の準備を始めます。
山ガールは慣れた手さばきで
小型のガスバーナーコンロに火をつけます。
そんな工程すらも私には目新しくて新鮮。
小型の鍋に油と具材、少しのお湯を入れ火にかけます。
お外で食べるご飯ってだけでも
すっごく美味しく感じるのに。
山の上で食べれちゃうだなんて。
ましてや自分たちで作る作りたてのご飯を
食べれちゃうだなんて。
ワクワクするったらありゃしない。
幸せの香りに包み込まれて。
まだかなまだかな〜♪
🧒🏻「火、通ったかな〜?」
👧🏻「もう少しかな!」
🧒🏻「お湯足そっか!」
👧🏻「コンソメ入れちゃお〜♪」
👧🏻「蓋忘れちゃったの...まいっか!」
🧒🏻「まいっか!」
湯気はどんどん上へと舞い上がって行きました(笑)
にんじんとじゃがいもが柔らかくなってきたので、
お塩で味をととのえて完成!!
それぞれ容器に移し、パセリをひとふり。
🧒🏻「できたね〜!」
👧🏻「食べよ食べよ〜!」
🧒🏻「あ、その前に乾杯!」
👧🏻「あ、ちょっと写真撮らせて!」
高校生の頃から何も変わらない
この空気感が大好きで安心します。
一口目にはまずスープをゴクッと。
👧🏻🧒🏻「幸せ〜♡」
ゆっくりやさしく、食道が温まります。
山の上ですからね、すぐ冷めちゃうんですけどね、
そしたらまた温め直せばよいのです。
なんだかココロもカラダもぽっかぽかになって。
🧒🏻「素敵な場所に連れてきてくれてありがとう♡」
👧🏻「こちらこそ一緒に来てくれてありがとう♡」
なんだかラブラブな2人でした(笑)
食後のお楽しみに、と持参していた
「大麦のスコーン」と「塩キャラメルのタルティーヌ」
こちらも温めてからいただきます。
ザクッとジュワッと食感。
優しい甘さと香ばしい風味の大麦スコーン。
キャラメルクリームとろ〜り。
ナッツたっぷり。
濃厚なカマンベールチーズとともに。
我ながら大満足のチョイスですね。
コーヒーが飲みたくなっちゃう。
今度は持参しようと密かに心に決めて。
はあ〜
幸せな時間だったな〜
ココロもカラダも充分に満たされたところで下山の準備。
途中、足袋靴で山道をかけ登る忍者ともすれ違ってご挨拶。
登りよりもはるかに短く感じた下山でした。
麓に到着した時刻、朝の8時10分(笑)
早起きは三文以上の徳ですね♪
素晴らしい時間を過ごせました。
もう既に第2弾の朝ごはんを考えてワクワク。
やまガール大感謝やで〜♡
太陽は、
毎日毎日、
東から昇り、
西へと沈みますね。
そして、
私たちの心臓は、
毎日毎日動き続け、
私たちは呼吸をし続けます。
注目しないと、
当たり前すぎて忘れてしまうのだけど。
特別な経験、普段と違う経験を通して、
日常のありがたみに気づく。
今、ここにある、
自らの健康なココロとカラダに感謝をする。
かけがえのないたった一人の自分を大切に。
愛を与える。
そして、それは自分だけでなく周りの人々も同じ。
なにかしらのご縁で繋がった横にいる人を大切に。
愛し、尊重する。
今日も、明日も、これからも、
皆さまにとって、素敵な毎日となりますように。
ご覧いただきありがとうございます。
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