【アイドルとマネージャー】

 第一章

登場人物 

私(主人公)
ろい (主人公と。まると親友 歌手) 
まる(主人公の幼なじみ。アイドル)

私はバイトを掛け持ちしているごく普通の女子高生。
今、とある募集チラシを見て面接に来ている。

私「あぁ!ドキドキするぅ~ってかこのバイトを募集しているところ、時給いいけど仕事内容が書いてないのよね。そんなこと気にしてられない!早く行かなくちゃ!」
時間に追われていた私は急いで、面接会場へ走った。
私「はぁ...はぁ...間に合ったぁ。このチラシの地図を見るにここだよね」
そう思いながら高くそびえ立つビルを眺めた。
私「うわぁ...たっかいビルだな...上まで見れないや。」
立派なロビーから案内所に向かって歩いている途中、幼なじみのまるを見つけた。
私「あ!まるだ!まるがなんでここに?まさか...アイドルをやめた!?」
まる「違うは!俺の所属してる事務所がここなんだよ。で?そういうおまえは?」
私「え?ここ事務所なの?私はこの募集チラシを見て面接しにきたの」
そう言って、手に持ってるチラシをまるに見せていると、ろいがやってきた。
ろい「おーい!まる何やってんの?もうすぐ会議の時間だぞ~ってお前なんでここに?」
まる「なんか、面接に来たんだと。すぐ行く。じゃ、面接頑張れよ」
私「あ、ありがとう」
あっというまに二人は行ってしまった。受付に面接で来たと伝えて案内してもらった。
建物の中はとてもきれいでキョロキョロと見渡していると、とある部屋へ案内された。
ドアを開けるとそこには、きれいな女性が立っていた。
その女性から説明を受けたが、長々しくあまり頭に入ってこなかった。
説明が終わり適当にはいっと答えると、ドアの先から話し声が聞こえた。
聞き覚えのある声だなぁと思っていたら、ドアが急に開いた。
ドアの先にはなんと、さっき話したまるとろいが居たのだ。
私「なっなんで二人がここに!?」
ろい「何でって、今から会議あるからってここに呼ばれたんだよ」
まる「ああ。そういうことか。」
ろい「どういうことだ?」
まる「お前が持っているチラシを見て察したんだ。最近人手不足だろ?俺たちのマネージャーもどっかに行ったし。それで募集をかけたって話、聞かなかった?」
ろい「あ、そういえばそんな話もあったな。」
まる「その募集のチラシを見てこいつは応募したってわけ。で?社長、こいつは合格なの?」
まるが社長と呼ぶ人に問いかけると、首を縦に振っていた。
まる「じゃ、こいつが今日から俺らのマネージャーって分けか。宜しくな」
ろい「よろしくな~」
私「え?えええええええ!?」
そうして私はアイドルのマネージャーになったのだった。   (つづく)

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