【アイドルとマネージャー】
第二章
登場人物
私(主人公)
ろい(主人公と。まるの親友 歌手)
。まる(主人公の幼なじみ アイドル)
あらすじ
とあるチラシの募集を見て面接に来た私。そこで出会ったのは幼なじみの。まると親友のろいだった。なんと募集先は二人が所属している事務所だった。
募集内容は事務所のマネージャーだった。そう、私はいきなり二人のマネージャーになったのだった。
本編
まる「早速だけど、来週に雑誌の撮影があるから一緒に来てもらうよ」
私「え?あ、わかった」
ろい「俺たちのマネージャーしてるときは、敬語な?わかった?」
私「わかり...ました...」
ろい「うん!よくできました!」
私「なんか馬鹿にされてるようでムカつく(小声)」
ろい「ん?なんか文句でも?」
私「な、何でもないです!」
こいつは地獄耳か?と思うくらいに耳がいいことを忘れていた。
妙にこいつの頭に犬耳らしきものがついてるし...
ってか、撮影の日学校じゃん。どうしよ...
まる「今、撮影の日学校あるけどどうしようとか考えたでしょ」
私「ぎくっ」
ろい「確かに。その日は平日だな。どうすんだ?」
私「ん~。仮病を使って休もうかなぁ。。。」
まる「その必要は無い。公欠を使いな。話は俺からしとくから。」
私「ああ!公欠か。ん?公欠?どうやって?」
まる「それは言えないとこ」
私「言えないこと?じゃあ公欠届け書かなくてもいいってこと?」
まる「だから、そうだって言ってんじゃん。何回も言わせんなって」
私「あ、はい、わかりました」
本当に公欠届をださなくてもいいのか心配だったが、まるの言葉を信じてその日を待った。そうして、二人の撮影日がやってきた。服装は動きやすい服でと指定されたので、ほかのマネージャーさんの格好を参考に選んでみた。
ろい「おはよう、早いね」
まる「おはよぉ。。。」
ろいはオオカミっぽいのに爽やかな顔をしている。一方、まるは眠そうにしている、昔からまるは朝が苦手なんだなぁと思った。
私「おはようございます!本日も宜しくお願いします」
ろい「キミはほんとに元気がいいね」
まる「お前、朝そんなに得意だったか?眠すぎ寝たい」
私「まるは相変わらず朝に弱いですね。最初はまるの撮影から始まるそうです。準備をお願いします!」
まる「ふぁあい。いってきまぁす」
ろい「行ってらっしゃい!で?俺は...インタビューか」
私「はい!そうです!あちらにWAVE記者のお方々がいらっしゃってます」
ろい「了解。あ、お前も一緒に来て。一人だと気まずいんだよ...」
私「いいですけど。..まるは大丈夫ですかね?
ろい「あああいつはいつも一人行動が好きだから放っておいて大丈夫」
私「ああ、そうなんですね。わかりました。では行きましょう」
こうして、マネージャーになって初の一日が始まったのだった。