嬉しかった話

久しぶりに人から溢れる優しさをもらった。

人から褒められるなんてもうないから
結構ビックリした。

嬉しかった。
母親の愛的な母性に包まれた感じ。

もうね、いい大人になったら、
仕事で成果出したらまぁ褒められるけど
そんなもん。

当たり前の働きしてたら別に褒められないし。

いい年した大人は、
可愛がることはあっても可愛がられることなんてもうずっとなかったよ。


その人は以前お世話になった時もとても優しい方だった。明るく母性愛に溢れたそんな感じの方。看護師さん。

今日採血の時恐らく初めてだったのだろう。
その人の目に私の無数の傷が写ったのは。

(ここからは、自傷等生々しい表現もある為、苦手な方はここで読むのをやめてください)

しかも私の傷は深くて大きいものも幾つかある。
一般的に見るものとは違う為、果たして他人にそれがどう映るのかわからない。

だが、恐らく看護師さんにはわかるだろう。
物凄く強く深くかなり危険な傷(出血量や位置)で、尚且つ縫い目がないので治療にも行かなかったことが。


私の自傷行為の傷を見て、それについて触れてきた人は初めてかもしれない。

今までも病院の採血の時とか、気にせず出してたけど、見た相手はどう反応したらいいのかわならないのか一度も触れられたことはなかった。

今日会った優しいその人は自傷行為の正しい理解と知識はなかったが、それについては昔と違って私自身は気にならなくなったし
それ以上に自分を思ってくれていることが伝わってきて嬉しかった。

(因みに自傷行為についてはこちらの記事で書いている)

一生懸命生きてても、
大人は褒められることは基本的にない。

病と戦ってようが
治療がんばってようが
踏ん張って生きてようが

人の目にとまるようなことでもないし、
大人としてできて当たり前のことを、できて当たり前じゃない人がやっていようが
誰からも特に褒められることもない。

今日のその方は、思いを馳せてくれたのだろう。

以前も寒い中具合悪い中一人で来院した私。

明るく無邪気に笑う私からは想像が出来ない傷なのかもしれない。

その病院の先生はとても優しい。
だから私も、素の自分でいられる。
力が抜けたリラックスした私は無邪気で人懐っこい純真無垢な子どもみたいな感じだ。

外で警戒したり、気を張っている時の外向きの自分とは違う。
だから、そんな姿も知ってくれているから、余計に放っておけなく感じたのかもしれない。

「自信持って」と言ってくれた。
別れ際にも言ってくれた。

よく、若い頃、謎にスーパーや薬局で会う見知らぬおばあちゃんにも「自信持って」と声をかけてもらうことが多かった。

よくわからないけど、なんだか年上の女性が励ましたくなる何かを私は出していたのかもしれない。

昔はここまで孤独で辛くなかったけど、今はなかなかに孤独だし昔の若さがなくて自信がない分嬉しいよとっても。

温もりをありがとう。
今日のお姉様♡いただいた分、自信に変えるね❣️

今日の嬉しかったことでした。

あなたが踏ん張って生きていること、
病や障害やどちらに該当しなくても生きづらさを抱えながらも生きるをやめないでいること
私は当たり前に思わないよ
🌸

なんとなく今日を当たり前に生きてる人より、必死に生きているあなたを私は心から立派だと思う😌

そう思っている人がここに一人います✋

少しだけでも一緒に自信を持って生きていけたら嬉しいな🥰❤️

今ここで共に生きてくれてありがと。

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