【轟音感想】Signs of the Swarm - The Disfigurement of Existence
はじめに
人生で初めてインフルエンザに罹りました。
最初は「喉痛いなぁ、最近乾燥してたしなぁ」と風邪の引き始めだと思ってたら、熱がズルズルと上がり出してきました。
日曜日:喉の痛み
月曜日:↑+微熱(38℃)
火曜日:38℃
水曜日:40℃
木曜日:40℃(お昼からは37℃に下がった)
金曜日:37℃
てな感じで、40℃の熱は辛いです。
今年の6月にコロナにも感染しましたが、トータルでは味覚消失などの後遺症や呼吸器の辛さも加味するとコロナの方が辛かったです。
インフルエンザはガッと辛い症状が集中したのに、コロナは辛い症状が長引いて、結果的に辛い時間が長かったです。
健康のありがたさは病気にならないと感じないわけで、病気のおかげありがたさを感じたものは「ブルデスは健康じゃないと聞けない」ってこと。
頭痛いからブラストビートやギャンギャンしたリフが頭に響いて辛いのよ。
横になりながら「元気になったらコレ聴こう・・・」リストを作っていたので、ガンガン消化していきます。
Signs of the Swarm
てなわけで、デスコア探索の旅です。
前回「Distant」を紹介したわけですが、
これを聞いて「デスコアってええやん!」となったわけです。
デスコアを聴き込んで、理解を深めることで個人的な偏見をさらに無くして、良い音に出会える可能性高いですからね。
一発目?は、Unique Leader Recordsのデスコア代表(と思ってる)、
Signs of the Swarmです。
2017年11月3日リリースですから、まる6年ですね。
今年の7月に最新作となる5thアルバム「Amongst the Low & Empty」をCentury Mediaからリリースしていて、コンスタントに2年間隔で作品を発表してます。
メジャーレーベルに移籍して、勢いに乗ってる感がひしひしと伝わってくる感じ。
Signs of the Swarmは2014年にUSはペンシルバニア州ピッツバーグで結成。
ピッツバーグといえば1993年から2012年まで20シーズン連続負け越しという不名誉な記録を持っている、MLB球団ピッツバーグ・パイレーツの本拠地です。
上記記録をビッグデータとセイバーメトリクスを駆使した選手起用と守備シフトで破ったことで有名。
シーズン負け越しが始まる前年にはホームラン王で有名なバリー・ボンズが所属してました(ボンズがサンフランシスコ・ジャイアンズに移籍してから勝てなくなった)。
なんの話だったっけ。
メンバー
Bobby Crow Bass
Jimmy Pino Drums
Jacob Toy Guitars
Cory Smarsh Guitars
CJ McCreery Vocals
中心メンバーはベースのBobbyですが、アルバムを出すたびにメンバーが一人変わるというややこしさがあるようで、このBobbyはもともとDr担当。2nd,3rdではBaを弾いてます。
収録曲
1.Cesspool of Ignorance 04:41
2.The Failed Breed 05:03
3.Cowards Deathbed 04:33
4.Lifeless Visitors 02:54
5.Final Phase 05:28
6.Guided into Serenity 04:19 instrumental
7.Nightcrawler 05:36
8.Descending into Despair 03:37
9.Embedded in Fear 05:17
10.Misery from Demoralization 05:23
Total 46:51
感想
分からん、ブルデスとデスコアの境目が分からん、というのが率直な感想。
てな感じにブルデスのエッセンスが微に細に浸透している楽曲たちです。
こんなにもカテゴライズに悩んだり気にするものなのかなぁとも思ってきて、ブルデスでもデスコアでもどっちでもいいんじゃね?と思いながらも、決定的な何らかの違いはやっぱりあるんですよね。
ズウウゥゥン、っていうダウンテンポがあるから、デスコアなのかなぁ。
意味なくもカテゴライズするなら「スラミングブルデスコア」か。
ブルータリティに満ちたアルバムであるものの、展開の幅広さ、引き出しの多さがとても楽しく面白い。
Signs of the Swarm、聞き込んでみます!