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2024年10月14日(月)《GB》
《本日はスポーツの日。昔で言う体育の日ですね。スポーツ・・・全然しないなあ。通勤で歩くぐらいか》
【松の屋:富田 正継・本田 隆】
「俺の台は設定悪くないと思うんだけどね」
「俺のは良くなさげですね」
食券を購入してテーブル席に座った富田 正継が発した言葉に、その前に座った本田 隆が返事を返した。ここは新市街にある『松の屋』。時間は13時を少し過ぎており、店内は落ち着いた雰囲気となっている。本日はスポーツの日で祝日なので、冒険者組織もお休みである。そこで富田と本田は朝から新市街にあるパチンコ屋『123』でスロットを打つことにしていたのである。まずは本田が車で富田を迎えに行き、そこから街まで車で移動する。そして9:30の整理券配布に並んで整理券を獲得したあと、『ファミリーマート』で購入したコーヒーを飲みながら時間を潰す。その後9:50に再整列して開店を待ち、10:00に店内に入店したのである。どの機種を打つのかはいろいろと考えていたが、台の空き具合もあり、横並びでスマスロ「北斗の拳』を打つことにした。お互いに子役を数えながらも黙々と打ち進め、富田は7000円目で初BB、本田は12000円目で初BBを獲得する。このBBは富田が5連、本田が6連で終わっており、この後も黙々と通常時を打ち続ける。この後、富田の台はコンスタントにBBを引くが、あまり連チャンせずに一進一退、本田の台は600Gあたりまで引っ張られてなんとか引いたBBが7連で終了。ある程度の出玉の確保には成功した。この後しばらく打ち続けた後で、一旦昼食を食べようということになり、『123』のすぐ近くにある『松の屋』にやってきたのである。ここの『松の屋』は数年前に『松屋』と合併しており、牛丼メニューもトンカツメニューも両方選ぶことができる。そこで富田はオーソドックスにロースカツ定食、本田は高菜明太マヨ牛めしの食券を購入したのであった。
「まあまだわからんけどね。俺もこれからへこむかもしれんけん本田さん頼みますよ」
「いや、台的には富田さんの方が出そうなので、富田さん頑張ってください」
お互いにお前が出せという意図を込めて富田と本田が言葉を交わし合う。一緒にスロットを打つときは基本のり打ちなので、どちらかが爆発すれば収支はなんとかなるのである。そうこう話をしていると食券の番号が店内放送に流れたので、カウンターまで料理を受け取りに行く。そしてのんびりとご飯を食べた後でまた『123』へと戻り、勝負を再開したのであった。