2024年12月10日(火)《GB》
《クリスマスマーケット2024開催中。熊本駅と花畑広場ですね。仕事帰りに花畑広場に行ってみるかな》
【花畑広場:夕陽 茜・楠本 知佐・楠本 静華・秋野 康臣・三矢 義英・梵 克成】
「じゃあ私だけ本物ワインいただきます」
こう言葉を発した後で、ホットワインを口に運んだ夕陽 茜はその美味しさに満面の笑みを浮かべた。ここは18時を過ぎた時間の花畑広場。平日の夜であるが、たくさんの人が集まって盛り上がっている。12月2日から花畑公園ではクリスマスマーケットが開催されており、これはクリスマスの12月25日まで続く予定となっている。本日午前中迷宮を探索した推しの子しかのこ元気な子部隊であるが、三矢 義英と楠本 静加が街に用事があるという話になったので、部隊全員で街にやって来たのである。そして男性陣は三矢の用事が終わった後は、新市街にあるパチンコ屋『123』でスロットを打ち、女性陣は静華の予定の後は『鶴屋』や『COCOSA』でウィンドウショッピングを楽しみ、ちょうどその中間ぐらいにある『アニメイト』では特に楠本姉妹が持って来たリュックがパンパンになる程のグッズ購入した。そして下通りを歩いて銀座通りを右折し、電車通りを左に曲がって花畑公園へと向かう。そしてクリスマスマーケットの会場に到着したので、名物のホットワインを注文したのである。ちなみに楠本 知佐と静華の2人はノンアルのホットワインを注文した。別にお酒が飲めないわけではないが、今日は飲む気分ではないとのことである。2人とも意見が同じなのはやはり双子だからなのだろうか。
「あ、いたいた。おーい」
電車通り側から秋野 康臣の声が聞こえたので、視線をそちらに向けると秋野と三矢、梵 克成が一緒に歩いて来ている。お互いに別行動した後はここで集合しようと約束をしていたのである。
「さっそく飲んでるねー。俺らも頂こうかな」
「2人はノンアルだけどね」
「ノンアル、そんなのもあるんだ」
女性陣が飲んでいるのを見て秋野が言葉を発した後でホットワインを3つ注文する。それを聞いた夕陽がノンアルの存在について説明し、梵がまるで誰にも邪魔されず気を使わずに物を食べるという幸福な孤高の行為を行う男性のようなセリフを述べた。この後はとりあえずここでワインを2杯ずつ飲み、その後はどうしようかと悩んだ挙句、一旦黒髪に戻って『道』で飲むことにしたのであった。