1998年5月28日(木)
【北食2階:井上 貴志・栗原 慎・松 美由紀・飯島 志保・中村 瞬・島津 亮二】
「というわけで本日の話し合いはこれにて終了ということで」
「後は流れ解散ですね~」
井上 貴志の言葉に、飯島 志保が答えた。ここは冒険者用レストラン『北食2 階』。18期メンバーで構成されている絶対運命黙示録部隊はここで集会を開くことを常としていた。内容としては現状の把握と、今後の活動予定を昼食を交えながら話し合うことである。ちなみにメンバーは戦士が隊長の井上 貴志と栗原 慎、松 美由紀、罠解除士が飯島 志保、僧侶が中村 瞬、魔術師が島津 亮二である。また、絶対運命黙示録という部隊名は以前の集会の際に決定されたものであり、部隊名をみんなで悩んでいたところに、飯島がこの歌を口ずさんだのを聞いて、全員がそのフレーズを気に入り、この名称に決定したのである。
「ところで、今から皆さんどうされるんですか?良かったらどこかに遊びに行きません?」
「いいね~ボウリングにでも行こうか、この前の借りを返さないといけんしね~」
島津の言葉に、栗原が返事を返した。栗原は前回島津とボウリングの勝負をして僅差で負けたことをいまだに根に持っているのだ。
「じゃあVIPにでも行きましょう。他の方々はどうされます?」
「俺はつきあうよ~今日は特に用事もないし」
「僕も行きますよ」
井上と中村が一緒に行く旨の返事をした。
「志保ちゃんどうする?行く?私は行こうと思っているんだけど」
「松っちゃんが行くなら私も行く~」
このような流れとなり、全員でVIPへ向かうことになった。ちなみにボウリングの結果はまた僅差で栗原は島津に勝つことが出来なかった。