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1999年3月20日(土)

【道:前田 法重・中島 一州・原田 公司・大塚仁・中尾 智史・本田 仁】
「いやー、面白いっすよ。ちょっとハマりそうっす」
 本日のプラス収支にご機嫌の本田 仁がビールを一気に開けた後で言葉を発した。ここは居酒屋『道』。本日もたくさんの酒好きで賑わっている。前田 法重研究会の面々もいつものように当たり前の如く宴会を開始している。本日本田は実家の近所にあるパチンコ屋『エンペラー』武蔵ヶ丘店の新台入れ替えに朝から並び、新台に座ることができた。本田が打った台はアステカという台であり、少し変わったタイプの台である。仕組みを知らないと打ってはいけない台であるが、そこはもちろん本田は予習済みである。初当たりまでこそ少しお金を要したが、1度掛かった後はボーナスやCTを上手い具合に弾き続け、夕方17時の時点までに4000枚ほどのコインを獲得していたのである。このまま打ち続けても良かったのだが、夜の飲み会に参加するためこの辺りまでにして『エンペラー』を後にする。この後、車で黒髪に向かい、少し遅れて『道』の飲み会に参加しているのである。
「確かに面白そうやな。明日一緒に打ちに行くか」
「良いっすね。朝から迎えに行きますよ」
「俺も行こうかな」
「じゃあ俺も」
 話を聞いて打ってみたくなった前田が言葉を発して、それに本田が返事を返す。それを聞いて中島 一州と原田 公司も明日一緒にスロットを打ちに行くことを宣言し、結局明日は4人でスロットを打ちに行くことになったのである。

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