ストアカ先生日記(3)子供も学ぶべき税金と節税
1.本日の受講生様
自営で家事代行のお仕事をされている女性と息子さん(小6)。
息子さんが町おこし活動の一環で通販を始めるにあたり、税金の知識と節税について勉強する為に受講頂きました。
家事代行のお仕事はマッチングアプリを運営している会社からの業務委託なのでご自身は自営という位置づけ。
ご主人の扶養枠に入っているので枠を超えないように働いているつもりだが、ホントは確定申告が必要なのでは?扶養枠から外れると経済的負担も増えるので困る。
これまでご自身で確定申告の経験は無し。
税金についてはこれまでスタディしたこと無いとのこと。
又、息子さんがハンドメイド作品の通販を始めるにあたり、親子で一緒に税金について一通りの知識を付けよう。というのがご受講の動機。
2.講座でご説明したこと(税金の基本)
(1)収入、所得には色々あり、それぞれでルールが異なる。
事業収入、給与収入、雑収入、など
事業収入は損益通算できるが、雑収入は出来ない。
(2)所得=収入ー経費
売上から収入を得る為に使った経費を引いたもの=利益
所得を合計したものに対して税金が計算される。
(3)税金=(所得ー控除額)✖税率
(4)節税の考え方
①必要なものを経費計上し、所得を抑える。
②控除額を増やす。(小規模企業共済など。)
(5)白色申告と青色申告
青色申告にすると10万~65万の特別控除を受けれる。
複式簿記にしなくても10万の控除を受けれる。
3.講座をやって感じたこと
子供の頃から商売、税金について勉強し実際に実践してみる事はとても大事だと思い、非常に関心しました。
大人になっても(私もかつてそうでしたが)税金についての知識ほぼゼロで確定申告もしたことが無いのは由々しき問題だと思います。
これは日本では本来、国がすべき徴税行為を企業に委託しているからです。納税者の大多数を占める企業で働く従業員は自分で確定申告する事無く、税金について無知となり、イイだけ税金を取られているのです。
平均的なサラリーマン年収400~500万位の方は所得税だけでも20%位の税金を納めています。大きいですよね?
税金についてのリテラシーを高め、必要以上に税金を払わない。
節税することによって自分の手元に残るお金が増えます。
つまり資産が増えます。
4.受講生様のレビュー
今回受講頂いた講座はこちら
税金の基本と節税について🔰向けに分かり易く解説しています。