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Gran Turismo 7 Setting Blog #5

いつもの前口上

昔取った杵柄と言うわけでもないんですが、以前某SNSにてグランツーリスモ5と6の車のセッティング公開みたいなことをやっていました。昨年末近辺に、遅ればせながら『グランツーリスモ7』を始めまして、毎日レースを走ってはセッティングを煮詰めてみたいな遊びを大いに楽しんでおります。

やっぱりGTは自分の原点だなと思い至り、7に関してもセッティングを公開していこうかなと思います。参考になれば幸いです。

注意点として、あくまでもこの設定値は自分が扱いやすい数値であるということをお断りしておきます。また速く走れるセッティングであるかどうかは未知数であり、自分が速く走れるテクニックがそれ程ないことも追記しておきます。

さて今回は

セッティング第5回目は、前回の予告通りの……といきたかった(いやホントにインプレッサグループA仕様でいこうかとか考えてました)ところですが、三が日に自分が心から本当に望んでいた

Ferrari F40

いやあこれが本当に欲しかった

がレジェンドカーディーラーに並んでしまったため、ほぼノーマル用・LMウイング&エアロ装着用・Gr.4 PP700エンジンスワップNAチューン用・Gr.4 PP700純正ターボチューン用と 合計4台 も買っちゃってチューン&セッティングしまくってました(笑)……お車代3億3000万Cr.×4&各チューニングパーツ諸々の代金を支払いましたさ! 痛くも痒くもねえけどな!

というわけで、まずは足回りのみセッティングしたほぼノーマル仕様と、LMウイング&エアロ装着のニュルアタック仕様の2つを公開したいと思います。

ノーマル仕様は特にレースに出るとかは考えず、気軽に首都高ドライブ出来る様な足回りに仕上げてあります。LMウイング仕様はニュル北でアタックしながら足回りを煮詰めてみました。お気に召していただければ幸いでございます。

Ferrari F40 ’92

個人的にF40こそキング・オブ・スーパーカーだと思ってます
このリアビューがまた美しい

フェラーリ創始者のエンツォ・フェラーリが、フェラーリ創立40周年において、公道でもサーキットでも垣根なく走れる市販車、いわゆる『公道を走るF1』を目指して開発製作・販売したマジもんのスーパーカーです。最初に販売開始したのが1987年で、当時としては結構とんでもない素材や技術が注ぎ込まれており、車体全体にカーボンケプラー複合素材などを使用しての徹底的な軽量化(乾燥重量1100kg)を施し、478馬力を誇る3リッターツインターボエンジンを搭載、当時の市販車世界最高速度324kmを記録したという文字通りのスパルタンな化け物マシンが誕生しました。

パワステなし・激重クラッチ・低速域スカスカのドッカンターボ等々(とりあえず純正エアコンはついてたらしい)、そりゃもう素人お断りと言ったスーパーカーで、プロのレーシングドライバーをして「雨の日には絶対に乗りたくない車」と言わしめたという逸話も残っております。逆に言えば、丁寧なちゃんとした操作をしてやればそれにキチンと応えてくれる素直なマシンなのかなと思ったりもします。ま、それが最高に難しいんですけどね。

そんな車にグランツーリスモで乗れるわけですので、じゃじゃ馬風味は残しつつも素人操作でそれなりに乗れる足回りを目指してセッティングを出しました。タイヤを交換すればレースにもそこそこ対応出来るかと思います。

ニュルアタッカー的なステッカーを貼ってみました
このLMウイングがもうね、カッコいいとしか

LMウイング&エアロ装備仕様の方は、一応レースも視野に入れつつ基本的にはニュルアタックで遊ぶ用といった感じですかね。エアロによるダウンフォースで余計に荷重がかかる関係からセッティングが微妙に変わっています。両車とも特にPPに縛りは設けておりません。

使用パーツ

タイヤ:スポーツ・タイヤ全般
サスペンション:フルカスタマイズ・サスペンション
ディファレンシャルギア:フルカスタマイズLSD

LMウイング仕様はエアロパーツ一式全てを装着しています。

各種セッティング

セッティングの数値は画像の方で紹介します。

足回りのみのチューンであとは全てノーマルです

こういうセッティングになりました。ノーマル仕様ですら結構カリカリな足回りに見えるかもですが、操作してみると意外とマイルドな乗り心地になっておりますよ。スポーツ・ミディアムタイヤをチョイスしてますしね。ま、それでもやっぱり限界値は低いので、ちょっとした操作ミスでアウトに吹っ飛ぶかインに巻き込んでスピンかという感じですね。速く走る目的ではなく、上記で首都高ドライブと書いた通りの操作が出来れば十分だろうと考えてます。当然スポーツ・ソフトタイヤやレーシング・タイヤを履かせればレースにも対応は可能かもという感じですね。ちなみに長めのストレートではきっちり時速324kmを刻みますよ。

まったり走ってみたりちょっと攻め込んでみたり遊び方は自由

お次はこちら

やはり足回りのみのチューンですがノーマルとは若干数値が異なります

LMウイング仕様は我ながらかなりスパルタンになったかも。スポーツ・ソフトタイヤを限界まで使う事を目的にしてますしね。ニュル北でタイムアタックするというのはそういう事なのかなと思ってます。自分のドライブで、結構大きなミスもありつつ1LAP:7分20秒を普通に切れてるので、もっとガッツリと突き詰めれば最低でもあと5秒は縮むんじゃないかなぁ。当然上手い人が乗りこなせばもっと速く走れるはずと思ってたりもしますよ。

限界まで攻め込むからこそ面白い

レースが目的ではないので、弱点とか何とか特に書く事がないんですよね。弱点と言えるのは、この車がF40である事そのものじゃないでしょうか。自分の操作に割と敏感に且つダイレクトに反応しますしね。面白く難しく楽しい車ですよ。兎にも角にも、

丁寧な操作を心掛ければちゃんと応えてくれる車には仕上がっていると思います。

自分の操作環境

PS4版のグランツーリスモ7をプレイしてまして、操作はデフォルトのDUALSHOCK4(要はパッド操作)です。コントローラー操舵スピード補正は3でやってます。

アシストとしてTCS(トラクションコントロール)を1、ABS(アンチロックブレーキ)を標準に設定しています。スタビリティ・マネジメントなどの挙動系アシストは使用しておりません。

またマニュアルミッションで操作しております。セッティング自体はオートマにも問題なく対応出来るとは思いますよ。ちなみにコントローラーのボタン設定はこんな感じです。

ちょっとしたお願い

もしハンドルコントローラーをお使いでこのセッティングを試してみた方がいらっしゃいましたら是非感想を聞かせていただきたいですね。グランツーリスモ5や6のセッティング時はハンコン使いの方々にもなかなか好評でしたが、7では果たして?といったところです。

終わりに

今回はこんな感じで締めたいと思います。このセッティングを試してみた方がいらっしゃいましたら是非ともご感想を聞かせてくださいませ。次回もF40を予定してます。上記したPP700(Gr.4)ターゲットのエンジンスワップNA仕様と純正ターボ仕様のセッティングを公開しようかなと考えていますよ。カリッカリのチューンドカーで準レーシングカーという仕上がりになっております。ワールドツーリングカーPP700のイベントはほぼF40でクリアしました。ル・マンの耐久レースでも普通に活躍しますよ。

黒のNEMOPHILA仕様が純正ターボ、白のLOVEBITES仕様がエンジンスワップNA

それではまた!

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