Assoluto Racing Setting Blog #4

昔取った杵柄と言うわけでもないんですが、以前某SNSにてグランツーリスモ5と6の車のセッティング公開みたいなことをやっていました。今スマホ用のレーシングゲーム『Assoluto Racing』というアプリをやっていて、これがまたかなりのリアルさを誇り、セッティングがきちんと反映される感覚が面白く感じ、じゃあこのアプリに出てくる車もセッティング次第では意外と限界値を高めることが出来るのではと思い、セッティングの一例として公開してみようと思った次第です。

あくまでもこの設定値は自分が扱いやすい数値であるということをお断りしておきます。また速く走れるセッティングであるかどうかは未知数であり、自分が速く走れるほどのテクニックがないことも追記しておきます。

セッティング第四回目は、たまたまニュル北でタイムアタックしてて自分でもビックリするタイムが出てしまったクルマ『SUBARU  Impreza 22B−STi Version ’98』です。課金車ですが、無課金でCM見まくって有料コインを貯めて手に入れた、自分的には第一回目に公開した『HONDA NSX−R ’02』同様に貴重なクルマです。

最近NSX−Rで割と頻繁にニュル北タイムアタックをして遊んでたんですよね。頑張って頑張ってやっと出た最高タイムがこちら。

NSX−R ニュル北フリーラン・1ラップアタック 7:35.083

それでまあ何となくインプレッサでも走ってみようかと思ったら、まあなんてことでしょう。軽い気持ちでタイムアタックを開始し、全開走りながらもミスしない様にだけ気を付けて走ったタイムでこの結果ですよ。

インプレッサ 22B ニュル北フリーラン・1ラップアタック 7:16.682

簡単に20秒近く縮むとかあり得んだろうよ‼︎

自分でも何でこんな結果になったのかよく分かってません。NSX−Rに対して有利な点があるとすれば図太いトルクとAWDってこと。でもAWDは諸刃の剣でもあって操作次第ではどアンダーが出やすい駆動形式ですし、ミッドシップのNSXに対して大きなマージンがあるかというと微妙なところでしょう。更に言えばNSXは6速ミッションでインプレッサは５速ミッション、どちらかというとNSXが有利かなと思いますね……トルクの太さだけでここまで差が出るのか？

その辺が垣間見れればいいかなと思い、セッティングを公開してみようと思い立った次第です。それでは行ってみましょう。

SUBARU Impreza 22B−STi  Version  ’98

Power：392HP
Weight：1041KG

このゲーム上でのインプレッサ22Bの性能です。Powerは大体5000から伸びていき8000rpm辺りで最高出力が発生するのではと思ってます。NSX−Rより20馬力ほど大きいでしょうか。トルク曲線を見ても永続的にトルクが発生してるわけでもないようです。逆にNSX−Rの方がトルク曲線が割と一定で、NAで細いながらも常にいい感じにトルクが発生している様に思えますね。

使用パーツ

マフラー：レーシング
ブレーキ：レーシング
変速機：レーシング
サスペンション：レーシング

エンジン：レベル3

ターボ：レベル1

タイヤ：スリック
重量減少：レベル3

使用パーツはレーシング系フルカスタマイズですがターボだけストックよりちょっと大きい感じです。大体400馬力前後で走るクルマにしたかったという理由ですね。やたらにパワーだけが大きいクルマって扱いづらいんですよ。パワーそこそこで軽量なクルマの方が扱ってて楽しいと感じます。

****************************************

各種セッティング

車体系

TRACTION CONTROL LEVEL：0.6
ABS：ON
パワーステアリング：100％
デフギア：12

AWDですのでトラコンは必要最低限に収めています。ほぼローンチコントロール用だと思ってください。
デフのデフォルトの値がアンダーステア傾向なのは全車共通かと思われるのと、AWDのどアンダーが怖いのでかなり小さい数値にしています。アクセルのオンオフでコーナリングを調整できる値にはなっていると思いますよ。AWDでもコーナリング中のアクセルワークは必須ですし、細かく調整することでアンダー状態を多少消すことが出来ます。

タイヤ系

フロントタイヤ：Slick
リアタイヤ：Slick
フロントタイヤの圧力：29.1
リアタイヤの圧力：22.9

タイヤの空気圧は暫定値ですが、独自計数から割り出した数値にしています。レーシングスリックタイヤではこのくらいの圧力がバランスよくグリップを稼げるのではと考えていますね。フロントを硬めにしてクイックな挙動を目指すと共に、弱オーバーステア方向を目指す様にもしています。

トランスミッションのギア比

ファイナルドライブ：3.15
1速：3.08
2速：2.36
3速：1.88
4速：1.36
5速：1.02

全然計算はしていないので相変わらず目分量です。コーナーワークでは2速と3速をメインに使用、4速と5速をワイド気味にしてストレートとロングストレートに対応といった感じでしょうか。

サスペンションジオメトリ

スタビライザー前軸：0.9
スタビライザー後軸：0.6
最大舵角：60
アッカーマンアングル：0.2
フロントネガティブキャンバー：−3.6
リアネガティブキャンバー：−1.7

スリックタイヤで元々グリップ力が高いのですが、サスペンションのセッティングでもメカニカルグリップを得る事も視野に入れて、硬めな足回りながらもタイヤが食いつく様なセッティングにしてあります。コーナーに対してフロントを入りやすく、リアは粘ってくれる様にといった感じ。AWD特有のアクセルコントロールや左足ブレーキでど安定の曲がりやすさは確保出来たかと思います。

ブレーキ設定

BREAK POWER：1
ブレーキバランス：0.5

プラス側に数値を振って、ストッピングパワーを稼いでいます。左足ブレーキでのチョン押しにもいい感じに反応しますよ。
****************************************

こういうセッティングになりました。やっぱりターボのトルクの太さからの加速度の良さで最高速度への到達が速いのが理由でしょうかねぇ。ターボラグも感じられる程のものはありませんし。エンジンの回転でパワーを絞り出すNSX−Rにガチで優っている点がそこくらいしか思い至りませんですよ。インプレッサのWRカー同様の6速設定だったらもっと速く走れそうな気がします。

さて次の車種は何にしましょうか。最近ガチャチケ一発で当てたクルマでも公開してみましょうかね。ニュル北1ラップアタックで7分切り出来たこのクルマなんかどうでしょうか。

ニュル北フリーラン・1ラップアタック 6:57.191

ガチャ車ではハズレ枠（大当たりではないというだけ）なんですが、クルマとしては大当たりの部類なんじゃないかと思ってます。やっぱり強力なダウンフォースってすげぇ……。それではまた！

追記

このセッティングは、他のAWD車（ランエボとか）にも応用が効きます。微調整は必要ですが、そこは好みの範囲で調整すればOKと思われます。