Assoluto Racing Setting Blog #2

昔取った杵柄と言うわけでもないんですが、以前某SNSにてグランツーリスモ5と6の車のセッティング公開みたいなことをやっていました。今スマホ用のレーシングゲーム『Assoluto Racing』というアプリをやっていて、これがまたかなりのリアルさを誇り、セッティングがきちんと反映される感覚が面白く感じ、じゃあこのアプリに出てくる車もセッティング次第では意外と限界値を高めることが出来るのではと思い、セッティングの一例として公開してみようと思った次第です。

あくまでもこの設定値は自分が扱いやすい数値であるということをお断りしておきます。また速く走れるセッティングであるかどうかは未知数であり、自分が速く走れるほどのテクニックがないことも追記しておきます。

セッティング第二回目はFF車のスポーツ走行用セッティング例を出してみようと思いまして、『HONDA INTEGRA Type R（DC2）’98』を選んでみました。

条件として、

・ゲーム内無料クレジットで手に入る
・走り屋的メジャーなクルマ
・パワーそこそこで軽量なFF

と規定しました。EK9シビックでも良かったのですが、そちらはカリッカリのデモカー的レーシングチューンで攻めてみたいと画策中です。
またFFを選んだのも理由がありまして、「FFってアンダー強くて曲がらなくて大変よね」という一部の認識を覆す曲がるFF車をセッティングで再現したかったからですね。このセッティングは他のFF車にもある程度応用が効くはずと思っています。

それでは行ってみましょう。

HONDA INTEGRA Type R （DC2） ’98

Power：292HP
Weight：954KG

このゲーム上でのINTEGRA Type Rの性能です。Powerに関してはあくまで想像ですが7000〜8800rpm辺りで最高出力が発生するのではと思ってます。

使用パーツ

マフラー：スポーツ
ブレーキ：スポーツ
変速機：レーシング
サスペンション：レーシング

エンジン：レベル2

タイヤ：スポーツ
重量減少：レベル1

使用パーツ出来るだけスポーツ系寄り、サスペンションとトランスミッションに関してだけ細かいセッティングが必要になるのでレーシングパーツを使用しております。車両重量は敢えてレベル1にしてあって、スポーツタイヤという硬いタイヤでグリップを稼ぐためにはある程度の車重が必要になります。要は常に車体にかかってるダウンフォースでグリップ力を稼ぐと思っていただければ分かりやすいかと思います。

****************************************

各種セッティング

車体系

TRACTION CONTROL LEVEL：1
ABS：ON
パワーステアリング：100％
デフギア：18

FFにトラコンは必須な部分はありますね。それでもちょっとだけですが。加速時の荷重移動でフロントからトラクションがすっぽ抜ける現象を抑えるためと思ってください。この程度のトラコンではスピードダウンは起きません。
デフのデフォルトの値がアンダーステア傾向なので、アクセルのオンオフでコーナリングを調整できる値を目指しました。FFのコーナリングでアクセルワークは必須ですし、細かく調整することでオーバー状態やアンダー状態を自らで作り出すことが出来ます。

タイヤ系

フロントタイヤ：Sports
リアタイヤ：Sports
フロントタイヤの圧力：16.8
リアタイヤの圧力：14.3

タイヤの空気圧はまだまだ研究の余地がありますが、スポーツタイヤにはこのくらいの圧力でグリップを稼げそうです。フロントを硬めにしてクイックな挙動を目指しています。

トランスミッションのギア比

ファイナルドライブ：4.7
1速：4.09
2速：2.92
3速：1.88
4速：1.37
5速：0.99

全然計算はしていないので相変わらず目分量です。5速だけ若干ワイド気味ですかね。ロングストレート対応とでも思っていただければ。

サスペンションジオメトリ

スタビライザー前軸：0.7
スタビライザー後軸：0.5
最大舵角：60
アッカーマンアングル：0.2
フロントネガティブキャンバー：−3
リアネガティブキャンバー：−1.6

硬いタイヤでメカニカルグリップを得られる様なセッティングにする場合、車体を若干ロールさせつつタイヤのキャンバーで路面を掴むといったイメージでセットしてます。コーナーに対してフロントを入りやすく、コーナリング中は弱アンダーでリアが粘る感覚というのは前回のNSX−Rと同様ですね。コーナーはど安定の曲がりやすさかと思います。

****************************************

今回はこういう感じになりました。他にも色々な車の自分なりのセッティングを公開していければと思っております。そのうちガチャ車や限定車でも出来ればいいですね。それではまた！

参考タイム

碧山峠下りのフリーランにて、静止状態からの1ラップのタイムです。走り込み不足・コース覚えてない・色々とミスなどがありましたがこんな感じのタイムでした。速いか遅いかは分からないですが、ご参考までにということで。

碧山峠下りフリーラン

碧山峠下りフリーラン・静止状態からの1ラップ・3:43.805

操作はゲームコントローラーを使用、ステアリング速度は自分好みといったところです。 ミッションはマニュアル操作にしています。

追記

上記しましたが、このセッティングは、他のFF車にも応用が効きます。微調整は必要ですが、そこは好みの範囲で調整すればOKと思われます。