Assoluto Racing Setting Blog #3

昔取った杵柄と言うわけでもないんですが、以前某SNSにてグランツーリスモ5と6の車のセッティング公開みたいなことをやっていました。今スマホ用のレーシングゲーム『Assoluto Racing』というアプリをやっていて、これがまたかなりのリアルさを誇り、セッティングがきちんと反映される感覚が面白く感じ、じゃあこのアプリに出てくる車もセッティング次第では意外と限界値を高めることが出来るのではと思い、セッティングの一例として公開してみようと思った次第です。

あくまでもこの設定値は自分が扱いやすい数値であるということをお断りしておきます。また速く走れるセッティングであるかどうかは未知数であり、自分が速く走れるほどのテクニックがないことも追記しておきます。

セッティング第三回目は前回のインテグラType Rからの流れで、FF車のデモカー風レーシングチューンセッティング例を出してみようと思います。車種はもちろん『HONDA Civic Type R（EK9）’97』です。

改めて条件として、

・ゲーム内無料クレジットで手に入る
・走り屋的メジャーなクルマ
・パワーそこそこで軽量なFF

と規定しました。インテグラがスポーツセッティングならシビックはレースセッティングでいってみようと言った感じです。
今回の目的も「曲がるFF車をセッティングで再現する」ですね。このセッティングが他のFF車にもある程度応用が効くだろうというのは前回同様です。

それでは行ってみましょう。

HONDA Civic Type R （EK9） ’97

Power：321HP
Weight：853KG

このゲーム上でのCivic Type Rの性能です。Powerはあくまで想像ですが7800〜9000rpm辺りで最高出力が発生するのではと思ってます。

使用パーツ

マフラー：レーシング
ブレーキ：レーシング
変速機：レーシング
サスペンション：レーシング

エンジン：レベル3

タイヤ：スリック
重量減少：レベル3

使用パーツはカリッカリのレーシング系フルカスタマイズにしております。このフルカスタマイズ状態から扱いやすい乗り味にセッティングしていきます。

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各種セッティング

車体系

TRACTION CONTROL LEVEL：1
ABS：ON
パワーステアリング：100％
デフギア：15

FFにトラコンが必須だと思うのは前回同様です。それでもやはりちょっとだけです。加速時の荷重移動でフロントからトラクションがすっぽ抜ける現象を抑えるためと思ってください。
デフのデフォルトの値がアンダーステア傾向なので、アクセルのオンオフでコーナリングを調整できる値を目指しました。FFのコーナリングでアクセルワークは必須ですし、細かく調整することでオーバー状態やアンダー状態を自らで作り出すことが出来ます。

タイヤ系

フロントタイヤ：Slick
リアタイヤ：Slick
フロントタイヤの圧力：24.7
リアタイヤの圧力：18.7

タイヤの空気圧は暫定値ですが、独自計数から割り出した数値にしています。レーシングスリックタイヤではこのくらいの圧力がバランスよくグリップを稼げるのではと考えていますね。フロントを硬めにしてかなりクイックな挙動を目指しています。

トランスミッションのギア比

ファイナルドライブ：4.88
1速：4.11
2速：2.95
3速：1.94
4速：1.42
5速：0.98

全然計算はしていないので相変わらず目分量です。5速だけ若干ワイド気味です。ロングストレート対応とでも思っていただければ。

サスペンションジオメトリ

スタビライザー前軸：1
スタビライザー後軸：0.7
最大舵角：60
アッカーマンアングル：0.2
フロントネガティブキャンバー：−3.2
リアネガティブキャンバー：−1.6

スリックタイヤで元々グリップ力が高いので、サスペンションのセッティングはメカニカルグリップを得る方向よりも車体を安定させる感じの硬めのセットにしてあります。コーナーに対してフロントを入りやすく、コーナリング中は弱アンダーでリアが粘る感覚というのは前回のインテグラ、前々回のNSX~Rと同様ですね。コーナーはアクセルコントロールでど安定の曲がりやすさかと思います。

ブレーキ設定

BREAK POWER：1
ブレーキバランス：0.5

プラス側に数値を振って、ストッピングパワーを稼いでいます。左足ブレーキでのチョン押しにもいい感じに反応しますよ。
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今回はこういう感じになりました。パワーはそこそこですがコーナリング性能が高いので結構楽に速く走れてしまうかと思います。次の車種は何にしようか色々考えておりますよ。それではまた！

参考タイム

碧山峠下りのフリーランにて、静止状態からの1ラップのタイムです。走り込み不足・コース覚えてない・色々とミスなどがありましたがこんな感じのタイムでした。速いか遅いかは分からないですが、ご参考までにということで。

碧山峠下りフリーラン

碧山峠下りフリーラン・静止状態からの1ラップ・3:39.666

操作はゲームコントローラーを使用、ステアリング速度は自分好みといったところです。 ミッションはマニュアル操作にしています。

追記

上記しましたが、このセッティングは、他のFF車にも応用が効きます。微調整は必要ですが、そこは好みの範囲で調整すればOKと思われます。