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介護する前に、介護される前に決めておく大切なこと②

こんにちは。終活ライフケアプランナーのhirokoです。
だんだんと暖かくなってきましたが、花粉症に悩ませられる毎日です😰
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?

今回から、終活についてのお話に入っていきます。

終活とは
「人生の終わりに向けて、最後まで自分らしくいられるために、元気なうちに前向きに自分が死ぬまでのことと、自分が死んだあとのことを具体的に考え、希望を伝え、準備しておくこと。」


自分が死ぬまでのこととは、
1 今までの自分の振り返りとこれこらの生き方のプランニング
2 医療の希望
3 介護の希望
4 お金やモノの整理
5 遺言書・家族へのメッセージの作成

自分が死んでからのこととは、
1 葬儀
2 埋葬
3  死後に必要な事務手続き
4 ペットの養子縁組
5 財産の振り分け・相続税の申告

それぞれ、この様な内容があります。

としを重ねていくと、「見えない・大切なことを言わない・聞こえない」が増えていき、コミュニケーションが難しくなっていきます。

昔は、家族や親戚、地域のつながりが大きく、その中で様々な出来事を解決してきました。
しかし、今は、核家族で自分たちで多くの選択肢の中から判断しなければならないことが増えてきました。さらに、物価高騰や医療費・介護費など費用の負担も増えました。
この様な背景もあり、『終活』が必要になってきました。

では、『終活』の効果を見ていきます。
1 慌てなくてすむ
→事前に本人の意志が確認できていると、多くのことは解決できる。

2 後悔が少ない
→具体的に伝えておくことで、本人も家族も後悔を軽減できます。

3 医療者や介護者に自分の意思を知ってもらえる

4 これからの生き方が明確になり不安が減る
→漠然とした不安や問題点が、『終活』を行うことによって解決するため、目的をもって暮らしやすくなる。

5 これからの経済的な目処が立つ

6 家族の「もしもの時」の準備ができる
→事前に話し合っておくと、医療者も意思に沿った治療やケアが行える。

7 しきたりなど家族のルーツなどの申し送りができる
→家族の物語を後世に伝えましょう。

このよう『終活』には、体力・知力・判断力が必要です。
人生の節目や病気の告知を受けたときなど、『終活』を始めるタイミングは、人それぞれですが、興味を持ったときがはじめどきでもあります。

優先順位の高いところから少しずつ書き始めることをお勧めします。

次回、エンディングノートについてお伝えします!

最後まで、読んで頂きありがとうございます。

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