知らない夜道を車を走らせる…(タクシードライバーになって1ヶ月)
知らない道を走るのは
ちょっと不安でもあるけれど
どこかワクワクしてしまう自分がいる
『あっ、ここに繋がってるのか』と頭の中に地図が出来上がってくるのも案外楽しい
昨日も、初めての行き先(それも少し遠い田舎の方)だったその道は低い空で輝く大きなお月様に向かって坂道を登っていく様な、ちょっと不思議な世界観を感じる様な真っ暗な夜道だった。
広めのコンビニ跡地の駐車場でお客さまを降ろした後
Uターンして戻ればいいものを
わざわざ前に進んで(一応ナビをいれておき)、思った以上の山道に『怖いな😱』と思いながらも
どこか楽しんでいる自分
『あっ、たぬき!』道端から葉を落としきった樹々の合間にたぬきが入り込んでいくのが見えた。
他にもいるかも…
スピードは出さないようにしないとね
ほかの獣にも会えるかも?と目を凝らしてしまうが、違うものが見えてしまったら怖いかもとまたビビったりもする
街灯もない、樹々に囲まれた細い道…夜ひとりぼっちで車を走らせるのは色々な意味で怖い
時折、次女と房総のあちこちや旅先の島をドライブするけれど、崖ぎわの道や山奥を走る時に
『ここは1人の時は夜走りたくないよね』『明るいうちにここは抜けたいよね』なんて話をよくしてた事を思い出す
大仏通りの看板が出てきて
『あっ、あの道に繋がるのか』と、ようやくホッとする
夜のタクシードライバーになってようやく1ヶ月
思った以上に近所の道も知らない場所がいっぱいで、夜景が綺麗な高台の細い道や行き止まりの坂道、通称けもの道と呼ばれる抜け道にある道祖神とか(夜、ライトで照らし出された時に結構インパクトが強い)
昼間あらためて行ってみたい様な場所もある。
わたしの頭の中の地図は今、結構面白い感じになってきた。
イラストマップ作りたいかも