なんだか不思議な雲に、孫と2人で大盛り上がり **空を仰ぐのが好き**
霧で霞んだ学校までの道を孫を乗せて車を走らせる。
ガスってるなんて言い方もあったっけ。でも『霧で霞む』って言葉はなんだかいいな、そんな事をぼんやり考えながら、孫が話すいろいろなことを聞いていた。
田んぼや湖から立ち上る水蒸気の霧が、なんとも幻想的だ。
空が開けて、空にポンポンとレンズ雲っぽい雲が並んでいるのが見えた。
孫も、目をまんまるにして
「映画とかアニメに出てきそうな雲だよね。」
慌てて私のスマホで孫が数枚写真を撮り、ピンチアウトしたりしながら雲の形を確認する孫。
「なんか、ほら漏斗雲みたいだよ。下がってきてるみたいで、ちょっと怖いな。」とか
「まさにUFOって感じだよね」とか、楽しそうにあれこれ話している。
「そうだ、このこと日記に書こう!」(孫の担任の先生は、連絡帳で生徒たちと日記のやり取りをしているので、そこに書こうと思ったようだ)
結構大騒ぎで盛り上がる私と孫。
ふと孫が「他の人たちで、騒いでる人(雲見てびっくり的な)はいなそうだね」
行き交う車も人たち…
うん、案外みんな空は見ないのかもね〜
登校班の列が見えてきた。
「下見て歩いてる…雲には気づいてなさそうだなぁ」
孫とこんな風に話せるのは、あとどのくらいなんだろう。
***
私は日に何度も空をみる
空を仰ぐという言葉の方がしっくりくるかな。
朝起きて、窓を開け今日の空模様をなんとなく確認したり。
信号待ちでも、さりげなく空を見上げて深呼吸する。
公園の樹々の合間から見える空も好きだ。
月の満ち欠けや星座や惑星を見るのも好きなので、昼間の空も夜空も好きだ。
次女と島旅に行った時にも、夏なら夜は浜辺に寝転がり星空をずっと眺めていたりする。
孫が雲の話や、宇宙の話が好きなので、雲の種類や星の名前も一緒に覚え、余計興味が深まったのかもしれない。
海と空が見える場所なら尚更最高だなぁ。
ゆっくり島でも旅しながら潜りに行きたいなぁ〜