絶対宇宙に行くよ
7歳の孫が朝学校に送る車の中で、種子島でロケットの発射みたいんだよねって私が言って、関連するような話を一緒にいろいろと話していた時のこと。
急にキッパリとした口調で「ぼく、絶対宇宙に行くよ。学校でも言ってるんだ」という。(宇宙好きは私の影響だな)
「そうだね、今からだったら可能性はたくさんあるね」
「運動もできないといけないんでしょ」「そうだね、いろいろなことをバランスよくやっていくといいかもね」なんて話をしていた。
学校につき、駐車場から少しだけ一緒に歩いていつも「いってらっしゃい」とバイバイするのだけれど…
今日は校舎の所に毎朝挨拶運動?で立っている男の先生が何故か小走りに寄ってきた。
えっ?何事?注意される?
と、動揺する私に
「〇〇くん、昨日凄かったんですよ、もちろんいいことで」私がよほど怪訝な顔だったのか…。
「昨日、休み時間に鉄棒で遊んでいて擁護室の?先生がたまたま見ていたんだけれど、身長より高い鉄棒ですごく上手に懸垂逆上がりをしたんですよ。今まであんな凄いの見たことないって、先生の中でも話題になったんですよ。
明日ぜひ保護者の人に伝えなきゃって思ってたんですよ」的なことを、本当に感動したって表情で教えてくれた。
昨日学校の帰りに一緒に遊んだ時には言ってなかったなぁ。
確かに一緒に遊ぶ時に鉄棒があると「見て!」といろいろな技を見せてくれる。
できないことは悔しいようで何度もチャレンジしている。
いつも運動に関しては、「〇〇くんがいつも一番で凄いんだよ。2番目が〇〇ちゃんでね。」と他の子を褒めている孫だけれど…
『結構やるじゃん』と何だか嬉しい気持ちでママにもLINEで伝えておいた。
孫は繊細なタイプ。
赤ちゃんの時にはアトピーがひどかったり、アレルギー反応が出てしまうので食べられないものも少しある。
もっと小さな頃はRSウィルス感染で入院したり(2歳の頃と3歳で)、その後は小児喘息の傾向があって風邪とか引くと発作が酷く辛そうで心配したものだけれど…
どんどん逞しく、しっかりと成長しているんだなぁと改めて感動する。
なんとなく、種子島にロケットの発射を見に行くのは孫が宇宙に行く時かもしれないって、少しワクワクしながら家までの道を運転していた。