経験することの大切さ
息子たちは普通の子?一般的な子?が経験するようなことを
モラオと一緒にいる間は経験することができませんでした。
それはモラオが自分の為以外にお金を使いたくなかったし、動きたくなかったから。
それに世界的なウイルスにより人が集まる行事がことごとく中止されたのも原因ではあります。
・お花見
・動物園
・遊園地
・海水浴
・家族でお弁当持って公園
・お祭り
・初詣
・キャンプ
挙げていけば切りがないけれど
確かに上記の場所は行かなくても大きくはなれるとは思います。
でもこういう経験って心を豊かにしたり、家族の思い出を作るという意味ではとても大事な事だと私は思っています。
私が子供の時には私の祖父母も私の両親も兄弟と共にたくさんの場所へ連れて行ってくれました。
なので余計にそう思ってしまうのかもしれませんし、自分は恵まれた環境で育てられていたんだなと改めて感じました。
子供を持つと本当に親の大変さが分かり、自分の両親に感謝の気持ちが大きくなりました。
我が家は何をするにも私と息子の3人でした。
俺は行かないから3人で行ってくれば。
モラオはいつもそう言ってほぼ一緒に行動することはありませんでした。
ただ以前にお話をした通り、私は自由になる金銭がなかったので
子供のために出来ることは限られていました。
だから時間のある時にはなるべく一緒に公園などで遊ぶようにしていました。
自転車の乗り方を教えたのも私、
立ってするトイレを教えたのも私、
こういうのって父親がいれば父親が教えるものだと思ってました。
そもそも性別が違った自分にはない部分でしたのでトイレについては苦労しました。
新しい住居へ引っ越して私は少しずつ子供たちに色々な経験をして欲しいと
出来ることから始めました。
時期的にちょうど春で、まず最初にしたことは【お花見】です。
引っ越した当初は必要な物を揃えるだけでいっぱいで
金銭的余裕もあまりなかったですが
桜のシーズンは短いので決行!
私と子供たちと3人でする初めてのお花見です。
持っていくお弁当の中身は豪華ではなくてもいいんです。
おにぎりと、少しだけ冷蔵庫にあるものでおかずを作って
洒落た弁当箱なんてないのでタッパーに詰めて
それでも私たちはとてもワクワクしていました。
家の近所に桜が有名な大きな公園があり
歩いていくともうすでにたくさんシートが広がっていました。
レジャーシートもなかったので
∟これは本当にレジャーシートがなかったのもあるのですが
私がレジャーシートの存在を忘れてました。
邪魔にならない縁石のようなところへ腰かけ
3人でお弁当を食べながら桜を見ました。
その時に息子たちが
「桜を見ながらお外で食べるおにぎりってこんなに美味しいんだね」
「桜って前から見るのと下から見るのだと全然色が違って見えるね」と。
とても喜んでくれました。
きっと経験するってこういう事なんですよね。
そして夏には私の父、子供たちにとっては祖父になりますが
おじいちゃんが海水浴に連れて行ってくれました。
ここでも本当に海は塩味がすること、海水は目に入ると痛いこと
砂浜の砂は熱いこと
くらげが一緒に泳いでいたこと
散々塩味を味わった後に食べるかき氷の甘さなど
多くの事を経験したようです。
お正月には伊達まきや栗きんとんなど食べるものだけのおせちを作り
初めておせち料理を食べ、
初詣に行っておみくじを引き
おじいちゃんとおばあちゃんから別々のお年玉を貰い
新たなお正月の過ごし方をしました。
例年は私がバイトに出て家にいなかったので大晦日も元旦も
関係ない過ごし方をしていました。
お母さんが居るお正月これもまた新たな経験でした。
話は逸れますが、年末年始やGWって主婦層はお休みを希望します。
=シフトがたくさん空く
なので私は入れるだけシフトに入りたいと日中だけでなく夜勤もしていました。
お店にもよるでしょうが、大晦日、元旦はシフトに入る人が少ないので
お祝い金というような特別手当がつくことが多かったです。
家を出てはじめてのGWや年末年始は私も今までバイトが普通だったので
何もしなくていい長期休暇に何をしたらいんだっけ?と過ごし方を悩んでしまいました。
話は戻りますが
息子たちはディズニーランド行きたいとか、USJ行きたいとか言いますが
それはごめん。まだ無理💦
まだまだ出来る事は本当に少ないけれど
色々な事を経験して欲しいなと思っています。
有難いことに私には両親や協力してくれる人がたくさん居ます。
全然知らない土地に来たのに、まったく孤独を感じません。
少しずつだけど
その経験はいつかどこかできっと生きることがあるはず。
もっとたくさんの経験していこうね!!
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