疫病のようにはびこるScam時代

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

	タイム大好き楽しむマガジン

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 第811号

こんにちは、発行人のTOMOKO-SANです。

今朝は、少しだけ散歩に出ようと思って、セブンイレブンで
ホットコーヒーを買って、近くの公園に到着してベンチに座って
ぼーっとし始めたら。。。

なんか蒸し暑くなってきて汗を拭くハンカチも
忘れてたことに気づいて。。。コーヒー飲んだからか余計に汗も出てきて、
ふと前をみると、サラリーマンらしき男性も暑そうに自分のシャツをパタパタさせてたから「あぁ、やっぱり今日は蒸し暑いんだ~」と思ったので、
コーヒー飲んでからわり、とすぐ家に戻りました。(^_^;)

家で、エアコン(除湿)かけて、コーヒー淹れて朝のひとときをくつろいでおけばよかった。
でもまぁ、30分くらいは外の空気に触れられて、歩いている間は確かに気持ちはよかったのだけど。

このメルマガは、タイム誌を「できるだけさらりと(まずは自分が)楽しむために♪」をモットーに創っています。
縁あって、今、こうして読んでいてくださっているあなたに
「英語って面白いなぁ~バイブレーション」が
伝わりますように。

それでは今回も早速・・・

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

September 30, 2024号 第二弾 Society/ Business/ Economy

◆"The Age of Scams" By Alana Semuels
Why you're constantly baited by grifters - and more vulnerable
than you think.
https://time.com/7021745/the-age-of-scams/

宅配業者、銀行、カード会社、国税局などなど。。。え?っと一瞬不安にさせらるような(すぐ対応しなくちゃ!)と思わせるような件名・文面のメールが届くと、今ではすぐ、フィッシングメールやん!って思うようになったので、そのままゴミ箱や迷惑メールフォルダへ直行。こういうのは、たいていメールの送信者の名前のとこクリックすると、わけのわからんアドレスが表れるんですよね~。

そういうのが、性懲りもなくほぼ毎日送られてくる。もうこれも完全にはなくならんわ~ってむしろ、よくここまで考えられるなぁ~と感心したりする。(+_+)

今回の記事は、米国でもそういうscamメールや電話がずーっとなくならない
むしろ増えてて、依然として騙されている人がいる、という。。。そんな話でした。

She had received a call from a phone number with the same area code as her father in Louisiana. When she answered, someone identifying themselves as a U.S. customs officer said the government had found a package addressed to her that contained stolen passports and driver's licenses. She was in a lot of trouble; law enforcement was going to call her back.

米国税関職員と名乗る人物から電話を受けた彼女は、盗まれたパスポートや運転免許証が大量に入った彼女宛の小包が発見されたので、「あなたは今、トラブル状態にありますよ。この後、警察(法執行機関)から電話が入りますので。」と言われる。

When her phone rang next, the number that came up was from local police,
who told her the FBI would be in touch. Minutes later, she got a call from a number that matched the bureau's. The person on the line told her that she could get out of the mess by depositing $18,000 into a Bitcoin machine.

次に電話がなったとき、確かに地元警察の電話番号が表示されてて、その電話に出ると「FBIが連絡しますので」と言われ、数分後、確かに当局(FBI)とマッチする番号から電話が入る!電話の向こうの女性が言うには「ビットコインマシーンへ $18,000入金すればこの問題、解決して差し上げられますよ」とのこと。(>_<)

....以上が、記事の冒頭に紹介されていたある詐欺の手口、2022年、実際に起こりました。

盗まれたパスポートが自分宛の荷物に...って「そんなん知らんがな!」って話ですが、そんな話を政府とか当局とか、FBIとかそういう「国家権力、警察」みたいな名前を語る人物から言われれば、誰だってなんか怖くなって、頭もパニック状態になるでしょう。

この女性は結局、自分が詐欺の被害にあっていたことがわかって途中で止めることができたそうですが、それでも心理的・精神的にトラウマの残る体験だったことでしょう。
(-_-;)

■ Constantly baited(常にワナを仕掛けられれて、狙われてる)

We are constantly baited by scammers - by text, by email, by phone. The average smartphone owner in the U.S. gets an estimated 42 spam texts and 28 spam calls per month, according to RoboKiller, an app for screening calls.

テキストメッセージ、Eメール、電話 ホンマに毎日届きますね。(-_-)ウーム

  • bait (v)餌をつける(罠に誘いこむ)

The scams themselves are more sophisticated than ever before, capable of duping the most skeptical consumers. There are romance scams, investment scams, and fake-job scams.

手口もどんどん、巧妙に、手の込んだ(sophisticated)ものになっています。
(?_?)

  • dupe (v)カモにする、騙す、欺く

"We are at an epidemic level of fraud," says Kathy Stokes, director of
fraud prevention programs with AARP.

まさに、疫病(epidemic)レベルで 詐欺(fraud) が蔓延しています!(・o・;)

  • AARP: アメリカ退職者協会(American Association of Retired Persons).

Technology enables scammers to reach more marks, robo-dialing many
more numbers in a day or using AI to send carefully crafted emails
and text messages.

言わずもがなですが、AI技術だってscam(詐欺行為)に活用され出してます。scammers(詐欺師たち)は、ロボットによる自動ダイヤルで一斉に電話をかけたりAIで巧妙に作成されたメールやテキストメッセージを送ることで
で、一日により多くの獲物たち(marks)に接触できるようになりました。

■ impostor scams(なりすまし詐欺)、scam baiters(スキャムベイター)

A perpetrator reaches out, pretending to be a government official, a bank representative, or a law-enforcement agent. Impostor scams were responsible for nearly half of all frauds reported to the FTC in 2023, with about 490,000 people reporting them. Americans said they lost $1.1 billion to impostor scams last year, three times what they lost in 2020.

詐欺を働く側(perpetrator)は、政府の役人、銀行の代理人、警察、FBIなどのエージェントになりすまし接触してきます。FTC(連邦取引委員会=Federal Trade Commission)に報告された詐欺の半数近くはこのなりすまし詐欺だとか。(-_-;)

Some people, frustrated with the government's inability to combat scammers,
have taken on the task themselves. They're known as scam baiters, and they embrace a kind of vigilante justice-working to lure the scammers into targeting them and then hacking into their computers or collecting evidence they can turn over to authorities.

  • scam baiter『スキャムベイター』
    あえて詐欺業者に引っかかって逆に詐欺師のコンピュータをハッキングしたり、詐欺の証拠を集めて当局へ引渡す、またそのやり取りを動画配信する人たち。

例えば、この記事で紹介されている↓

Jim Browning
https://www.youtube.com/@JimBrowning

Kit Boga
https://www.youtube.com/@KitbogaShow

Scammer Payback
https://www.youtube.com/@ScammerPayback

登録者数の多い、こういうYouTuberの人たち、いるんですねー。(^_^;)
PCの向こうの詐欺師たちが慌てる姿を面白おかしく配信しています。

★なんか、こういうのみてると、社会問題の一つというより、被害者&加害者が共同で作り上げた、「遊び」?のような気もしてきます。 (+_+)

騙された人たちにとっては、深刻な問題であることには違いないのですが・・・・。
(>_<)

今回は、このへんで。 (^-^)

メールマガジン「タイム大好き楽しむマガジン」


いいなと思ったら応援しよう!