アニポケ新無印第130話「ファイナルⅡ 『翻弄』」感想
※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
中盤戦に入ったファイナルバトル 既にメンバーをフル投入しているサトシに対してじわじわと追い詰めるダンデ。サトシに起死回生の一手はあるのでしょうか?
Point1:ネギガナイトにしかできないこと
タイプ相性では不利なはずのネギガナイトを繰り出したサトシ。狙いはサイコフィールドをむしタイプの「れんぞくぎり」で破壊することでした。これは明確にXY編のルチャブルの「シザークロス」による「トリックルーム破壊」のオマージュでしょう。
ターン制で技を撃ち合うだけでなく、技やポケモンの特性を引き出し急襲する。ヒカリもこれがサトシのバトルと解説しているようにシリーズを超えた「サトシらしいバトル」の演出です。(Dpのヒロインのヒカリが解説することに意味がありますね)
Point2:波導とともに
役目を果たしたネギナガイトはルカリオへとバトンを繋ぎます。最初からメガシンカでフルスロットルですが氷のリンクでのバリコオルの動きは変幻自在。それに対応するべく波導の力を使って動きを捉えるルカリオ。大分苦しめられましたが無事に勝利を勝ち取ります。
Point3:ウオノラゴン覚醒
続くダンデのポケモンはドラパルト。代表的な技である「ドラゴンアロー」を受け止めたウオノラゴンはまさかの覚醒!? 完全に不意を突かれた展開でまだ詳しくはわかりませんが、物理的な拘束力もあるようでドラパルトをあと一歩のところまで追い詰めます。
Point4:ドラパルトによる「翻弄」
しかしここでドラパルトは隠し持っていた強制交代技「ドラゴンテール」を発動したことで意図せずカイリューが着地。素早い「ドラゴンアロー」で攪乱しながら近づいてきたカイリューをさらに「ドラゴンテール」で追い返します。
続いて登場したルカリオを「10万ボルト」で麻痺にした後に「かえんほうしゃ」でとどめ。まさかの巨大波動弾を使わせずに退場という形になりました。サトシは一気に窮地に陥ります。
Point5:カイリュー星群
再び繰り出したのはカイリュー 。「ぼうふう」の遠距離の打ち合いから大技「りゅうせいぐん」によって一気に勝負をつけます。ドラメシヤたちを打ち落としながらも近づいてきたドラパルトをカイリューがキャッチ! リザードンの地球投げの要領で「カイリュー星群」炸裂!
ドラパルトは倒しましたが、サトシの手持ちは全員手負いの状態。 ここでダンデが繰り出すのはカルネを追い詰めた準エースのゴリランダー。果たしてサトシたちの体力は持つのか… というところで
to be continued
総括
ファイナルの中盤戦は明確にダンデ側に主導権があったようです。 サトシもそれに頑張って食いついているので試合として成立はしていますが、実際のところかなりサイクル戦で不利をとってしまっているのが現状です。
特に主役級のメガルカリオのパフォーマンスがイマイチだったのは驚きです。巨大波動弾の見せ場はもうないのでしょうか…? 対してウオノラゴンの覚醒というサプライズが今後どう活きるのかが見どころです。
ファイナルも終盤に向かっていきますが、いよいよダンデの切り札であるリザードンが解禁されるようですね。それに対するは1000まんボルトピカチュウ…のはずですが予告を見る限りそうすんなり展開してくれなさそうな予感。来週のアニポケにも乞うご期待! (了)
おまけ:カロスで観戦するガラルジムリーダー
一向に未登場ガラルジムリと旅仲間が出てきませんね…。もしかして人間キャラは新無印で登場した人物に限られてしまうのか…? 来週の1000万ボルトシーンでは流石にアローラ組が映ってほしいところですが…。