【雑談】偏愛こそ全てに勝るエンタメのスパイス
マジコスグラジオ実装にソワソワしてる日曜日の雑談⁽⁽ (。・・。) ⁾⁾
今日は本当に雑談らしく雑多な話をしようと思う。
私は普段主にアニポケの感想・雑談系の情報をXやnoteで発信している。周囲からは「アニポケの人」として認知されているだろう。
ただ、自分としてはもっと広い範囲で自分の興味を捉えている。すなわち「『ポケモンに関する物語』について語る」というのが当初からの<こめこめくらぶ>としての活動目的なのだ。
アニポケだけでなくポケマスやポケミクなどポケモンに関する物語性を持ったコンテンツに興味がある…というのを前提として、その興味の持ち方にはムラがあるというのが今回のお話。
人間なんだからそんなのは当たり前と思われるかもしれないが、実際感想を文字にしてSNSに投稿する活動をしているとどこかでセーブがかかる感覚がある。
自分の感想が何かの拍子で拡散され大きなうねりになっていく…というのは私程度の規模のアカウントでもたまにあることで、そうなるとやはりどこかで「怖い」と思ってしまう。
自分の発信がきっかけで誰かを傷つけるかもしれないと思った時、自分の好き嫌いを曖昧にして「丸い」表現にすることがままある。そしてそうして「丸い」言葉で発信を続けていくと自分の好き嫌いの感性が平坦になっていく。
しかし、だからこそ逆説的に自分の好き嫌いの感覚は大事にすべきだと最近思ったことがある。それはポケミク楽曲の一つである「ゴー!ビッパ団」を聴いたのがきっかけだった。
「ゴー!ビッパ団」はリンレンミクの三人が「ビッパ団」としてひたすらビッパの魅力を歌い上げるのがテーマの楽曲。その歌いっぷりはまさに「偏愛」と呼ぶべきものだった。
今や1000体を超えるポケモンの中でビッパを最愛のポケモンとして奉る…無論進化系のビーダルでさえも例外ではなく(レンはビーダル推しだけど笑)。たった一種類のポケモンに捧げるファンソングが「ゴー!ビッパ団」なのだ。
私は最初にこれを聴いた時、誰かが怒るんじゃないかと勝手に心配してしまった。何かを粒立てて「好き」だということは何かを「好き」ではないと言ったことに等しい…と感じる人がどこにいてもおかしくない世の中だ。ビッパだけを愛する歌を公式企画で発表していいのか?と身勝手な思いを巡らせた。
でも、実際のところそんなことを気にする人はほとんどおらずこの曲は広く親しまれていた。そして安心して何度か聞き直したところ、この曲が持つ魅力は「偏愛」にこそあると気づいたのだ。
その「愛」は真実のものか…なんてポエティックな話ではなく直観的に「好きだ!」と思えるもの、それがエンターテインメントではなかろうか。
何かが好きなことに尤もらしい理由なんていらない。好きを伝える為に何かを諦めることはあるかもしれないけど、好きと感じる気持ちには素直でありたい…ビッパの笑顔を見てそう思わされた。
私が好きなものはあなたが嫌いなものかもしれない。それでも誰かに声を届ける為に私は進む。
「ゴー!こめこめくらぶ」…To Be Continued.